マイケル・ロジャースのジャパンカップ優勝で、祝勝会に切り替わったサクソ・ティンコフのアフターパーティー。ファンと一緒に勝利を祝ったパーティーでは、リース監督のミニセミナーあり、じゃんけん大会ありと大いな盛り上がりを見せた。
セミナーで語るビャルネ・リースゼネラルマネージャー
サクソバンクFX証券株式会社社長・小島和氏
ジャパンカップの翌日、サクソバンクFX証券の主催により、東京・南青山のカフェレストランで行われたチームサクソ・ティンコフのアフターパーティー。ご存知の通り、豪雨の中開催されたジャパンカップ本戦で、マイケル・ロジャースが後続の追随を許さぬ独走勝利を上げたことで、それを記念した祝勝会に切り替えて開催された。
アフターパーティーは18時半、サクソバンクFX証券株式会社社長・小島和氏の挨拶でキックオフを迎えた。パーティーは2部制となっており、前半は今回初来日を迎えたビャルネ・リースゼネラルマネージャーによるミニセミナーが、そして19時半からは選手たちを招いての立食パーティーが開催された。
取材陣も多く集まり、注目度の高さが伺えた
時折真剣な眼差しで語るリース監督
リース監督による乾杯の音頭でパーティーがスタート
拍手の中、リース監督は昨日優勝というこれ以上無い成績を獲得したためか柔らかい表情で登場。講演中は時折ジョークを交えて笑いをとりつつも、ジャパンカップのこと、チームのこと、そしてチーム運営の苦労話や展望など、真剣な眼差しでトークをする姿はビジネスマンそのものだ。短い時間ではあったものの、興味深いものだった。ミニセミナーの様子は以下の動画に完全収録してあるのでチェックしてほしい。
あっという間に1時間のセミナーは終了し、後半からはいよいよジャパンカップを走った5人の選手が登場してのパーティーがスタート。まずはフィリップ・モデュイ監督が選手一人一人、そして中野善文&宮島正典マッサーなどチーム関係者の紹介をし、宮澤崇史の挨拶を経て、リース監督が乾杯の音頭を取った。
冒頭でチームについて語る宮澤崇史
ハットが可愛いマッティ・ブレシェル
ロジャース(左)とペトロフ(右)も料理に舌鼓
料理はどれもチームが籍を置くデンマーク風。
仕事明けでも参加しやすい時間とされたため、会場は事前応募した多くのファンが駆けつけて賑やかな雰囲気に。サクソ・ティンコフがデンマークに拠点を置いていることもあり、ビュッフェテーブルに並んだ料理は、ニシンのサラダやスモークサーモン、デニッシュ風サンドウィッチ、リンゴと芋のローストポークなどいずれも北欧風。言わずもがな、どれもとても美味しく、選手や参加者からも好評を博していた。
選手たちも今日からオフシーズンとあって、私服姿でとてもリラックスした雰囲気。皆気さくにファンサービスに応じながらパーティーを楽しんでいて、中にはトレーニングについてや、走行中の身体の使い方やペダリングなどコアな内容を聞き出した方もいたようで、質問された選手達も真剣に受け答えをしていた姿が印象的だった。
大いに盛り上がったジャンケン大会
ペトロフにジャンケン指南を施す中野マッサー
リース監督とトークを楽しむ、滅多に無いチャンスだった
ジャパンカップのPRガールも来場し、華を添えてくれた
パーティーの最中、昨日優勝を飾ったマイケル・ロジャースにインタビューしました。
ー今の気分はどうですか?
とても良いよ!勝利したレースの翌日にパーティーができるなんて気分が良いよね。
ジャパンカップを優勝したマイケル・ロジャースと記念撮影! ー昨日はどうでしたか?寒くはありませんでした?
昨日はとてもタフなレースで、ひどいコンディションだったね。でも沿道では驚くほどたくさんの人が応援してくれたし、ウェア的にもしっかりと装備をしていたから、そんなに寒くは感じなかったんだ。
宮島正典マッサーもパーティーに登場 終盤に飛び出したのは戦略的なものだったよ。終盤、皆が疲れ始めていたのを見て、チームメイトにアタックしてみると伝えたんだ。ラスト2周の登り(古賀志)で、チームメイト(ロリー・サザーランドとエフゲニー・ペトロフ)がペースを上げ、それを発射台にしてアタックしたよ。うまくいって良かったね。
ーコース的に、あなたには合っていないのではないか、というのが当初の予想でしたが。
そうでも無いよ!登りは勾配はあるけれども短いから、スピードを維持したまま上りきれる。コーナーも多く(先が見えない)て、逃げ切るのにも適していたよ。路面も綺麗だったし、景色も良かった。運営がしっかりしていたのも良かったね。
リース監督もじゃんけん大会に参加!何が当たったのでしょう? ー3回目のジャパンカップでしたが、前回と変わっていたことはありましたか?
そうだね、何もかも変わっていた。良い方向にね。運営も凄く良くなっていたし、クリテリウムはあんな多くの人の中で走るとは思っていなかった。日曜日もひどい雨だったけど、多くの観客がいてくれて嬉しかったな。オーストラリアには12月に戻るんだ。この後は再びヨーロッパに戻る予定だよ。
パーティーはジャージやゼッケン、撮り下しのサイン入りパネル写真など貴重なグッズ&アイテムが当たるジャンケン大会で大盛り上がり。21時にお開きを迎えても尚、まだまだ選手とファンの交流は続いたのであった。
text&photo:So.Isobe


ジャパンカップの翌日、サクソバンクFX証券の主催により、東京・南青山のカフェレストランで行われたチームサクソ・ティンコフのアフターパーティー。ご存知の通り、豪雨の中開催されたジャパンカップ本戦で、マイケル・ロジャースが後続の追随を許さぬ独走勝利を上げたことで、それを記念した祝勝会に切り替えて開催された。
アフターパーティーは18時半、サクソバンクFX証券株式会社社長・小島和氏の挨拶でキックオフを迎えた。パーティーは2部制となっており、前半は今回初来日を迎えたビャルネ・リースゼネラルマネージャーによるミニセミナーが、そして19時半からは選手たちを招いての立食パーティーが開催された。



拍手の中、リース監督は昨日優勝というこれ以上無い成績を獲得したためか柔らかい表情で登場。講演中は時折ジョークを交えて笑いをとりつつも、ジャパンカップのこと、チームのこと、そしてチーム運営の苦労話や展望など、真剣な眼差しでトークをする姿はビジネスマンそのものだ。短い時間ではあったものの、興味深いものだった。ミニセミナーの様子は以下の動画に完全収録してあるのでチェックしてほしい。
あっという間に1時間のセミナーは終了し、後半からはいよいよジャパンカップを走った5人の選手が登場してのパーティーがスタート。まずはフィリップ・モデュイ監督が選手一人一人、そして中野善文&宮島正典マッサーなどチーム関係者の紹介をし、宮澤崇史の挨拶を経て、リース監督が乾杯の音頭を取った。




仕事明けでも参加しやすい時間とされたため、会場は事前応募した多くのファンが駆けつけて賑やかな雰囲気に。サクソ・ティンコフがデンマークに拠点を置いていることもあり、ビュッフェテーブルに並んだ料理は、ニシンのサラダやスモークサーモン、デニッシュ風サンドウィッチ、リンゴと芋のローストポークなどいずれも北欧風。言わずもがな、どれもとても美味しく、選手や参加者からも好評を博していた。
選手たちも今日からオフシーズンとあって、私服姿でとてもリラックスした雰囲気。皆気さくにファンサービスに応じながらパーティーを楽しんでいて、中にはトレーニングについてや、走行中の身体の使い方やペダリングなどコアな内容を聞き出した方もいたようで、質問された選手達も真剣に受け答えをしていた姿が印象的だった。




パーティーの最中、昨日優勝を飾ったマイケル・ロジャースにインタビューしました。
ー今の気分はどうですか?
とても良いよ!勝利したレースの翌日にパーティーができるなんて気分が良いよね。

昨日はとてもタフなレースで、ひどいコンディションだったね。でも沿道では驚くほどたくさんの人が応援してくれたし、ウェア的にもしっかりと装備をしていたから、そんなに寒くは感じなかったんだ。

ーコース的に、あなたには合っていないのではないか、というのが当初の予想でしたが。
そうでも無いよ!登りは勾配はあるけれども短いから、スピードを維持したまま上りきれる。コーナーも多く(先が見えない)て、逃げ切るのにも適していたよ。路面も綺麗だったし、景色も良かった。運営がしっかりしていたのも良かったね。

そうだね、何もかも変わっていた。良い方向にね。運営も凄く良くなっていたし、クリテリウムはあんな多くの人の中で走るとは思っていなかった。日曜日もひどい雨だったけど、多くの観客がいてくれて嬉しかったな。オーストラリアには12月に戻るんだ。この後は再びヨーロッパに戻る予定だよ。
パーティーはジャージやゼッケン、撮り下しのサイン入りパネル写真など貴重なグッズ&アイテムが当たるジャンケン大会で大盛り上がり。21時にお開きを迎えても尚、まだまだ選手とファンの交流は続いたのであった。
text&photo:So.Isobe