ベルギーのヤングテレネットフィデアチームが伝えたところによると、同チームに所属するエイミー・ドンブロウスキー(アメリカ)が現地時間10月3日午後4時にトラックと衝突し、26歳の若さでこの世を去った。

エイミー・ドンブロウスキー(アメリカ、ヤングテレネットフィデア)エイミー・ドンブロウスキー(アメリカ、ヤングテレネットフィデア) photo:Cor Vosチームのリリースによると、ドンブロウスキーはベルギー西部のワーブル近郊でバイクペーサートレーニングを行なっていた際にトラックと衝突。先行していたスクーターのドライバーは怪我を免れたが、ドンブロウスキーはその場で息を引き取った。

過去に3度U23全米シクロクロスチャンピオンに輝き、昨年からベルギーのヤングテレネットフィデアに所属するドンブロウスキー、26歳。ヨーロッパを主戦場にして闘うのは今年3シーズン目で、昨シーズンのシクロクロス世界選手権で11位、UCIランキングで16位という成績を残している。

ドンブロウスキーはすでにアメリカでシクロクロスのシーズン開幕を迎えており、ベルギーを拠点に活動を開始した直後だった。チームによると、ここ数ヶ月、ドンブロウスキーはシクロクロスに向けてパワーとスピード強化のトレーニングに重点を置いていたという(なお、ジャパンカップ参戦予定のドンブロウスキーと血縁関係は無い)。

シクロワイアードは未来あるライダーの死を悼むとともに、哀悼の意を表します。

text:Kei Tsuji

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