2009年2月8日、初春のマヨルカ島の風物詩チャレンジ・マヨルカが開幕した。初日のトロフェオ・マヨルカは平坦な周回コースで行なわれ、カチューシャ所属のヘルト・ステーグマン(ベルギー)とロビー・マキュアン(オーストラリア)がワンツー勝利を飾った。チャレンジ・マヨルカは5日間の日程で開催される。

ステージレーサーとして急成長中のロマン・クロイツィゲル(チェコ、リクイガス)ステージレーサーとして急成長中のロマン・クロイツィゲル(チェコ、リクイガス) photo:CorVos地中海に浮かぶ温暖なマヨルカ島を舞台に、チャレンジ・マヨルカは開幕した。今年で第18回を迎える大会は、UCI(国際自転車競技連盟)クラス1のワンディレースが5つ連なった特殊なステージレース。非公認ながらステージレースと同様の総合成績も争われる。毎日異なるワンディレースが行なわれるため、出場選手が日によって微妙に異なるのが特徴だ。

レースには9つのプロツアーレースと、地元スペインのプロコンチネンタル・コンチネンタルチームが出場した。出場選手は豪華だが、シーズン序盤のため選手の間にはまだまだコンディションに差があり、トレーニングライドを目的に出場する選手も多い。

先頭でゴールするヘルト・ステーグマン(ベルギー)とロビー・マキュアン(オーストラリア、ともにカチューシャ)先頭でゴールするヘルト・ステーグマン(ベルギー)とロビー・マキュアン(オーストラリア、ともにカチューシャ) photo:CorVos初日のトロフェオ・マヨルカ(第1ステージ)は、マヨルカ島の中心都市パルマに敷設された11.6kmの周回コースを10周、計116kmで行なわれた。市内を駆け巡る周回コースは平坦だ。

レースは中盤にヘスス・ロセンド(スペイン、アンダルシア・カハスール)らを含む7名の逃げグループが形成されたが、平坦な周回コースでは1分35秒のリードが限度。リクイガス、ラボバンク、カチューシャがコントロールする集団はこの逃げを飲み込み、筋書き通り集団スプリントに持ち込まれた。

ヘルト・ステーグマン(ベルギー)とロビー・マキュアン(オーストラリア、ともにカチューシャ)の名コンビ復活ヘルト・ステーグマン(ベルギー)とロビー・マキュアン(オーストラリア、ともにカチューシャ)の名コンビ復活 photo:CorVos先頭でゴールまで突き進んだのは、マキュアンの発射台を務めるステーグマンだ。ワンツー勝利を確信したマキュアンはスピードを弱め、ステーグマンがそのまま先頭でゴール。カチューシャがワンツー勝利を達成した。

マキュアンとステーグマンは2006年まで同じダヴィタモン・ロットに所属していた間柄。かつてマキュアンが「ステーグマンは史上最高の発射台」と賞賛したほど、そのコンビネーションは抜群だ。発射台ステーグマンの優勝といえば、2007年ツール・ド・フランスでエースのトム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)を差し置いての勝利が思い浮かぶ。当時は不仲が報じられるなど物議をかもしたが、今回は名コンビ復活を印象づけるワンツー勝利となった。


トロフェオ・マヨルカ2009結果
1位 ヘルト・ステーグマン(ベルギー、カチューシャ)2h35'42"
2位 ロビー・マキュアン(オーストラリア、カチューシャ)
3位 ホセホアキン・ロハス(スペイン、ケースデパーニュ)
4位 グレーム・ブラウン(オーストラリア、ラボバンク)
5位 コルド・フェルナンデス(スペイン、エウスカルテル)
6位 アレクサンドル・ウソフ(ベラルーシ、コフィディス)
7位 ホセフランシスコ・パチェコ(スペイン、コンテントポリス)
8位 エリック・バウマン(ドイツ、シュパルカッセ)
9位 レオナルド・ドゥケ(コロンビア、コフィディス)
10位 ビセンテ・レイネス(スペイン、チームコロンビア)

チャレンジ・マヨルカ総合成績
1位 ヘルト・ステーグマン(ベルギー、カチューシャ)2h35'42"
2位 ロビー・マキュアン(オーストラリア、カチューシャ)
3位 ホセホアキン・ロハス(スペイン、ケースデパーニュ)
4位 グレーム・ブラウン(オーストラリア、ラボバンク)
5位 コルド・フェルナンデス(スペイン、エウスカルテル)
6位 アレクサンドル・ウソフ(ベラルーシ、コフィディス)
7位 ホセフランシスコ・パチェコ(スペイン、コンテントポリス)
8位 エリック・バウマン(ドイツ、シュパルカッセ)
9位 レオナルド・ドゥケ(コロンビア、コフィディス)
10位 ビセンテ・レイネス(スペイン、チームコロンビア)

レース公式サイトより

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