UCIジュニアネイションズカップのツアー・オブ・イストリアに出場した日本のジュニア選手たち。世界の強豪選手たちを相手に、アクシデントに遭いながらも位置取り争いをし、先頭集団で戦うことができたのが今回の遠征だ。

イストリアはイタリア北部の都市ベネチアの東方約100kmにある半島の名称で、イタリア、スロベニア、クロアチアにまたがる。今回はそのクロアチア領でのレース。このレースに帯同した柿木孝之氏のレポートをお届けする。既報のJCFサイトへのレポートを同氏により再編集なされたもの。


2013 ツアーオブイストリア JCFジュニア遠征レポート JCFジュニア育成部会 柿木孝之

レース2日前のコース試走を行なう日本チームレース2日前のコース試走を行なう日本チーム photo:JCFジュニア強化育成部会2013年度のJCFジュニアロードヨーロッパ遠征の1つ、UCIジュニアネイションズカップツアーオブイストリアが4月19日から21日までの3日間、クロアチアのイストリア半島で行なわれた。アメリカ、スペイン、オーストラリア以外のほぼ世界の強豪国21ヶ国、126名が参加した。

この大会は今回で53回目と歴史があり、ここ最近ではペテル・サガン(キャノンデール)が2008年に総合優勝し、2009年はアルノー・デマール(FDJ)がステージ優勝している。日本ナショナルチームからはアジア選手権に参加した横山航太(篠ノ井高校)、黒枝咲哉(日出暘谷高校)、山本大喜(榛生昇陽高校)、吉田優樹(日本大学)。
第1ステージ チーム紹介を受ける選手達第1ステージ チーム紹介を受ける選手達 photo:JCFジュニア強化育成部会
さらにジュニア強化合宿では常に力をみせていたがアジア選手権の選考合宿をインフルエンザで参加できなかった岡篤志(キャノンデール・チャンピオンシステム)とジュニア1年目ながら長い登りでは強力な橋詰丈(昭和第一学園高校)の6名が参加した。

2009年、2012年に続き3度目の参加となる今回は、第3ステージのコースの一部が変更になった以外はほぼ2012年と同じコースで行なわれた。昨年は第1ステージで日本選手は4名が落車で遅れ、そのうち小橋(現在ナントアトランティク所属)が手首を激しく打ちつけ、第2ステージはスタート出来なかった。また第2ステージでは西村(現在シマノレーシング所属)が落車に巻きこまれて、身体を激しく痛めながらもなんとか最終グループでゴールまでたどり着き、翌第3ステージでは4位に入った。

コースには非常に危険な下り坂や、工事個所、ロータリー、厳しい石畳の登りがあり、安全面がしっかり確保された日本のレースだけを走っている選手にはイメージがわかないコース設定のため、車からの下見と実際の試走で全3ステージの確認を事前に行なった。ネイションズカップでは個人総合成績20位までと各ステージ6位までがネイションズポイントを獲得できる。

このポイントの合計で世界選手権の人数枠が決まるため、どの国もジュニア選手に世界のレベルのレースを経験させるという面だけではなくポイント獲得に向けて真剣にレースに挑んでくる。ステージレースであるがこのレースは日本選手が苦手とする個人タイムトライアルがないため、各ステージだけではなく個人総合成績20位以内でのポイント獲得を狙ってレースに挑んだ。


第1ステージ 4月19日

第1ステージ 落車から集団に戻る黒枝第1ステージ 落車から集団に戻る黒枝 photo:JCFジュニア強化育成部会第1ステージはRovinjからBuzetまでの97kmのコース。レース中盤から後半に2箇所の2kmの登りがあるもののラスト20kmほどは一直線の平坦で昨年同様スプリンターにチャンスの大きなレースになると思われた。チームとしてはアジア選手権のようなチームでの戦いというのは厳しいので、特に第1ステージではゴール前もスプリントの脚がある黒枝のために他の選手がアシストする形はとらず、ゴール前の混戦では自力で場所取りし、自分の結果のために走る旨をミーティングで伝えた。
第1ステージ ラスト1km岡、横山の第2グループに橋詰の集団が追いつき大きなグループになる第1ステージ ラスト1km岡、横山の第2グループに橋詰の集団が追いつき大きなグループになる photo:JCFジュニア強化育成部会
レース前半はドイツ、イタリア、デンマークを中心に2,3名のアタックが多くかかるものの集団が一列に伸びる時間は長くはない。横山、岡、橋詰は集団前方をキープしており、特に横山、岡は昨年の遠征の経験を十分生かしている。40km過ぎで大型トレーラーが路肩に止まっており、少し道を狭めた影響で集団が詰まったところに、黒枝が突っ込み10数名の落車が起こる。

この落車に吉田、山本も巻き込まれる。黒枝はフランス選手らと集団復帰できたが、吉田はハンドルが大きくずれ、山本は前輪交換で大きく遅れてしまい、ここから2人でゴールを目指す。集団では最初の2kmの登りでアタックがかかり20名弱が抜け出す。

日本チームからは岡がここに入る。非常に速いリズムで集団との差をジワジワ広げていく。数名が遅れ15名となった先頭集団はさらにペースを速め、2箇所目の登りに入っていく。この登りを超え危険なガタガタ道を下ったらゴールまで平坦なので岡にもチャンスがあったが、先頭グループでのアタック合戦に対応していた岡がこの登りの最後の最後で遅れてしまう。

メイン集団も人数を減らしていく中で、路面の悪い下りで黒枝が再び単独落車。橋詰もパンクで遅れてしまう。黒枝は走り出してすぐにホイールを持ってチームカーを待っていた橋詰にホイールを差し出す。ラスト15kmで先頭14名と50名ほどの横山、岡のメイングループとは20秒差。

まとまって追えば追いつくタイム差であったが、有力チームは全て先頭グループに乗っておりメイングループは追走の意思統一がとれずタイム差が広がっていく。結局そのまま先頭グループは逃げ切り、統率のとれなかった横山のグループはラスト1kmで橋詰を含む30名ほどの第3グループとも一緒になりゴール。

優勝は激しい先頭グループ内のアタック合戦から抜け出したスロベニアのPer Davidが1秒差で逃げ切り優勝。スロベニアはこのゴール地点から10kmも行かないところに国境があり、このあたりは合宿時の練習コースであり熟知していたそうだ。2年連続でこのコースをスロベニアの選手が優勝することとなった。

この日は登り坂で強力なメンバーの逃げが決まったが、その中に岡が力で入ったのは評価できる。2つ目の登りの最後で遅れてしまい、ゴール後に非常に悔しそうな顔をみせた。ただ先頭グループについていくだけではなく、その中での力勝負に対応して力尽きたということで、遅れはしたものの世界との差を知ることが出来たのは良い経験となり今後の練習へのモチベーションとなったであろう。


第1ステージ結果
1位 Per David (スロベニア)
2位 Pessotto Yuri(イタリア) 1秒差
3位 Geoghegan Hart(イギリス)
29位 横山航太(篠ノ井高校)1分8秒差
48位 岡篤志(キャノンデール・チャンピオンシステム)
75位 橋詰丈(昭和第一学園高校)
105位 黒枝咲哉(日出暘谷高校) 7分49秒差
121位 山本大喜(榛生昇陽高校)15分52秒差
122位 吉田優樹(日本大学)


第2ステージ 4月20日

第2ステージ イストリア半島を横断する今大会で一番厳しいコース第2ステージ イストリア半島を横断する今大会で一番厳しいコース photo:JCFジュニア強化育成部会第2ステージはUmagからLabinまでの90kmと距離は短いが、30km地点からの非常に危険な5kmほどの峠の下り道、その直後の3km,2kmと勾配のある登りで集団は大きくふるいにかけられる。さらに50km地点過ぎからの4kmの登り、そしてゴール前1.5kmからの登りとラスト500mは10%以上の勾配の名物石畳の壁坂ゴールが待ち構えており、力の差がはっきり出る今大会のメインステージである。
第2ステージ レース前半の集団第2ステージ レース前半の集団 photo:JCFジュニア強化育成部会
日本チームとしては3選手がネイションズポイント獲得の可能性のある総合20位以内を狙える位置におり、この日の厳しいステージで上位を狙った。スタート直後に山本がドイツの選手と2名で逃げるが集団も許さず、そのあとのカザフスタン2名のアタックが決まり集団は落ち着く。
第2ステージ 危険な下りで落車した選手第2ステージ 危険な下りで落車した選手 photo:JCFジュニア強化育成部会
45秒開いたところからリーダーチームのスロベニアが集団をコントロールして落ち着いたペースで進む。長い危険な下り前には集団は一つになる。この下りでは数名の落車が数か所で起こり、集団は一列に伸び、さらに中切れが頻発する。横山、岡の2名は10番手以内の場所をキープして下りきり、そのまま厳しい登りに入っていく。
第2ステージ 危険な下りを終え、前に見える山に向かって走る選手ら第2ステージ 危険な下りを終え、前に見える山に向かって走る選手ら photo:JCFジュニア強化育成部会
この下りで山本、吉田、橋詰は遅れてしまう。そしてその後すぐに始まる3kmの登りで集団は8つほどに粉砕されて、山本、吉田、橋詰の3名は第5集団あたりとなる。横山、黒枝は最初の登りは第1集団でクリアできたが2つ目の登りで遅れ、10名ほどの第2集団で前を追いかける。
第2ステージ 横山、黒枝が先頭グループに合流する第2ステージ 横山、黒枝が先頭グループに合流する photo:JCFジュニア強化育成部会
20名ほどの強力な先頭集団には岡のみが残る。力勝負で残った先頭グループであったが、メンバーが良すぎたのとゴールまでの距離、コースを考えて牽制して少しペースを落としたため、横山、黒枝を含む10名ほどの集団はしばらくの追走により先頭グループに復帰する。
第2ステージ 最後の石畳の激坂に入る橋詰らの第2集団第2ステージ 最後の石畳の激坂に入る橋詰らの第2集団 photo:JCFジュニア強化育成部会
その後先頭集団はペースを落とすことはなかったが、1ステージで上位に入った選手複数名を含む第3集団20名ほどにも追いつかれて、中盤の4kmの登りで大きな50名弱のメイン集団となる。そのまま大きな逃げはなく後半からスロベニアが再びコントロールを開始して、最後の石畳の登りでの力勝負となると思われた。

日本の選手は3名入っており、総合成績のまだ20位圏内を狙える岡と横山に期待がかかる。ところがラスト5kmの何でもないところで横山が脚を攣ってしまい後退。そして集団の10番手あたりで位置取り良く石畳の登りに突入する準備をしていた岡がラスト1kmで他の選手と接触して落車。ここで岡は総合でも上位に入る大きなチャンスと区間のチャンスを失ってしまった。

集団に残った黒枝がラスト500mの石畳の壁坂に10番手以内で入ることが出来たが、ここで強豪選手とのパワーの差を見せつけられ、27秒差の26位でゴールする。落車で大きく遅れてしまった岡は1分差、橋詰、山本、吉田のグループはグルペットで大きく遅れてゴールすると思われたが、ペースを落とすことなく走り続けてきたようで20名以上の集団で4分ほど遅れてゴール。

この日はラスト5kmまでは日本チームにとっては良い展開で進んだが、そこからラスト1kmの間の2つのトラブルで個人総合成績20位以内のチャンスを全て失ってしまった。ただ例年集団走行に苦しむ日本選手が多いが、岡、横山はヨーロッパの密度の濃い集団に問題なく対応し、どこのチームも前に行きたがる危険個所区間でもしっかり前をキープできる技術は非常に頼もしい。

そして岡が昨日は逃げに乗りながら最後に遅れてしまったが、今日は力勝負となる登りでしっかり余裕を持って20名以下となった先頭グループに残り、最後は落車したもののこれからのレースへの可能性をみせてくれた。また昨年はトラブルが多かったこともあり、日本人のトップでゴールした選手でさえ先頭から10分ほど遅れてのグルペットゴールであったが、今年の日本選手は全員が第2グループまでに残れていたのはチーム全体の底上げが出来ていると感じる。

第2ステージ結果
1位 Geoghegan Hart(イギリス)2時間28分57秒
2位 Touze Damien (フランス) 
3位 Schlemmer Lukas(オーストリア)
26位 黒枝咲哉(日出暘谷高校)27秒差
40位 岡篤志(キャノンデール・チャンピオンシステム)1分差
46位 横山航太(篠ノ井高校)2分39秒差
58位 橋詰丈(昭和第一学園高校)4分22秒差
62位 吉田優樹(日本大学)
67位 山本大喜(榛生昇陽高校)5分46秒差


第3ステージ 4月21日

第3ステージスタート直前 メカニックの山脇氏(チクロ・イプシロン)から整備を受ける黒枝第3ステージスタート直前 メカニックの山脇氏(チクロ・イプシロン)から整備を受ける黒枝 photo:JCFジュニア強化育成部会第3ステージはVrsarからPulaまでの106km。長い登りはレース前半に1か所しかなく、アップダウンはあるものの平坦基調のコース設定であり、総合上位陣も大きなタイム差ではなく、昨年のように激しいアタック合戦のレースになることが予想される。日本チームとしてはネイションズポイントの獲得できるステージ6位以内を狙い勝負していきたい。
第3ステージ スタート直後の集団第3ステージ スタート直後の集団 photo:JCFジュニア強化育成部会
レーススタートすぐに橋詰が落車するが,怪我もなくすぐに復帰する。その直後に今度は岡が前輪のパンク。登りまでに集団復帰し事なきを得る。レース前半の2.5kmの登りでは細かなアタックがかかりペースが上がる。前で動いているフランス勢の動きに橋詰が反応し数名で抜け出し山岳ポイントを4位通過するが、逃げは長くは続かない。
個人総合上位3名個人総合上位3名 photo:JCFジュニア強化育成部会
山本もその後の平坦で得意の逃げの展開に持ち込もうとアタックをかけ続ける。40kmあたりでできたポーランドとフランスの2名の逃げに、ベルギー、オランダ、ノルウェー、カザフスタン、イタリアが合流し7名の先頭グループが形成される。このグループは強力で集団に30秒から45秒の差で40kmほど逃げ続ける。

昨年はこのような展開でリーダーチームのイタリアが崩壊したためアタック合戦になり厳しいレースになったが、この日は総合リーダーを抱えるイギリスを中心に、スロベニア、ロシア、デンマークらが組織的に追撃して逃げを吸収する。そこからノルウェーの選手がアタックして一気に30秒ほどタイム差をつけて逃げるが、集団は最後の集団スプリントに備えてペースを速めながら準備を始める。

ラスト30kmは下り基調の平坦のため集団は50km/hから60km/hの高速でゴールの街Pulaへ進んでいく。ラスト5kmあたりでスプリントに期待できる黒枝は大柄なベルギー選手の後ろを走っていたが、その選手が右によけたのに反応できず道路の中央に置かれた工事の注意看板に60km/h近いスピードで衝突し落車してしまう。

結局ゴールは80名以上の大集団でのスプリント。各チームの激しいゴール前の位置取り争いの中、ラスト1kmのロータリーで良い場所を確保した横山、岡がスプリントに挑むが横山が9位、岡が12位とネイションズポイント獲得できるステージ6位には届かなかった。この日チームで終始レースをコントロールして最後圧倒的なスプリント力をみせたノルウェーのHalvorsen Kristofferが優勝。

腰を激しく打ちつけ起き上がれず救急車で病院へ搬送された黒枝は、骨には異常はなく打ち身と擦過傷ですんだ。ゴールは出来なかったが完走扱いとされた。この日は中盤に強力な逃げが出来ても、数チームが共同で集団コントロールしてゴールスプリントに持ち込もうとしているのをみて横山、岡は逃げの展開を捨ててゴールスプリントに備えた。

スプリントの柱となる黒枝をラスト5kmの落車で失ったのは痛かったが、横山、岡は終始集団前方に位置し、ゴール前の激しい位置取り争いにも当たり負けせず勝負できるところを見せた。今回は個人総合でも各ステージでもネイションズポイントを獲得することは出来なかったが、選手自身がこの世界のレベルで戦える感覚を持てたことは大きな収穫であった。


さらに進歩したジュニア選手たち

日本のレースとは異なるコースの厳しさ、集団での位置取り争いの厳しさ、強豪国の選手の身体能力の高さなどに接し、今後世界で戦うために必要なものが何かというものの一片でも感じ取ることが出来たと思う。路面の悪い道、滑りやすい路面、石畳、路駐の車で狭くなるコース、集団の密度等に対応するために力だけではなく、その力を無駄に使わないための走行テクニック、位置取り、経験が必要になる。

日本の自転車レースで求められものより多くの技術、経験が求められ、それがなければこちらのロードレースで勝負するのは難しい。またパンク、機材故障といったトラブルの際の自転車の止め方、チームカーの隊列のルール、使い方等も日本では経験できない。他の強豪国は5月初めにチェコで行なわれるステージレースCourse de la Paix Juniorsを走り、5月末からのドイツのTrofeo Karlsbergと続けてステージレースを走る。

日本のジュニアナショナルチームは高校生が多く、ヨーロッパへの移動だけでも時間がかかるので簡単に学校の休みを取ることが出来ず、また遠征時に自己負担金がかかるという金銭的な問題も抱えている。ヨーロッパの強豪国に比べて経験を積む機会は少ないが、一つ一つの海外遠征から少しでも多くのものを学び、また将来の進路決定の際の判断材料としてこれらの遠征を有効に活用していってもらいたい。

来月のドイツでのネイションズカップ、Trofeo Karlsbergはコースも厳しく、さらに個人タイムトライアルもあるため厳しいレースになるが、ネイションズポイント獲得を狙っていく。


第3ステージ結果
1位 Halvorsen Kristoffer(ノルウェー)2時間34分35秒
2位 Minali Riccardo (イタリア) 
3位 Pessotto Yuri(イタリア)
9位 横山航太(篠ノ井高校)
12位 岡篤志(キャノンデール・チャンピオンシステム)
80位 吉田優樹(日本大学)
81位 山本大喜(榛生昇陽高校)
82位 橋詰丈(昭和第一学園高校)
100位 黒枝咲哉(日出暘谷高校)

個人総合成績 
1位 Geoghegan Hart Teo(イギリス)7時間16分52秒
2位 Per David(スロベニア)2秒差 
3位 Strakhov Dmitry(ロシア) 8秒差
38位 岡篤志(キャノンデール・チャンピオンシステム)2分22秒差
45位 横山航太(篠ノ井高校)4分01秒差
57位 橋詰丈(昭和第一学園高校)5分44秒差
69位 黒枝咲哉(日出暘谷高校)8分30秒差
90位 吉田優樹(日本大学)20分28秒差
91位 山本大喜(榛生昇陽高校)20分52秒差


photo&text:JCFジュニア強化育成部会員 柿木孝之
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