今年で4年目を迎えるシエルヴォ奈良。新たにUCIコンチネンタル登録し、社会人と大学生のメンバーでJプロツアーそしてUCIレースで戦う。
特別顧問の奥野信亮衆議院議員を囲んで photo:Hideaki TAKAGI
4月6日(土)、奈良市西大寺駅前のイタリアンバール、cucina+oven pianoで、シエルヴォ奈良MERIDAサイクリングチームのプレゼンテーションとパーティが行われた。
奈良に根ざして設立4年目を迎える2013年は、UCIコンチネンタル登録して戦いの場をUCIレースにまで広げる。メンバーは社会人がおもにJプロツアーに、そして大学生はUCIレースに出場する。プレゼンにはチームの特別顧問である奈良県選出の奥野信亮衆議院議員が出席。サポーターも交えて賑やかな交歓パーティに。
キャプテンの栂尾大知を中心に戦う photo:Hideaki TAKAGI今年度のチームの理念は
「サイクリング文化を通じて、地域の発展と幸せを追求する」とし、5つのビジョンを追及するとしている。
・シエルヴォ奈良の「5つ」のビジョン
1.「Jプロツアーシリーズ」への参戦を通じたスポーツエンターテイメントの提供
2.地域の知名度を高め経済と文化の発展に貢献する
3.生涯スポーツである「サイクリング」を普及させ地域住民の健康維持に貢献する
4.子ども達への夢の提供
5.自転車競技を通じた、心身共に健全な青少年の育成
シエルヴォ奈良MERIDAサイクリングチームが使うマシン photo:Hideaki TAKAGI
注目のレース活動はメンバー構成から大きく二分される。まずは実業団Jプロツアーへの参戦。これは栂尾キャプテンはじめ、社会人選手が参加する。そして大学生選手4人はUCIレースを中心に走る。従来学連所属選手のUCIレース参加は、選抜チームや、ツール・ド・北海道にしか出られなかった。
いずれも選手個人としてあるいは大学として強豪でなければ出場できない。しかしコンチネンタル登録したシエルヴォ奈良であれば出場の可能性が高まる。大学生の活動の場が広がることは朗報だろう。なおこの学連所属の大学生が実業団レースへ規程上出場できないことはもちろん織り込み済みだ。
「チームと、奈良県での自転車の発展に力を尽くしたい」特別顧問の奥野信亮衆議院議員 photo:Hideaki TAKAGI
2013年体制
スタッフ
特別顧問 奥野信亮代議士
顧問 安田一
奈良サイクルプロジェクト(運営会社)代表 川嶋良博
ゼネラルマネージャー 横山光太郎
チームマネージャー 大森克洋
メカニックマネージャー 村上敦
栄養士 武友麻衣
スタッフ 池田佳穂 小林千英
終始和やかな雰囲気のプレゼン&パーティ photo:Hideaki TAKAGI
シルベストつながりで2人がチーム員に photo:Hideaki TAKAGI
選手
キャプテン 栂尾大知
選手兼コーチ 浜頭恭
選手 青木誠
日隈優輔
松本真介
今西強
井上人志
西沢倭義 明治大学4年生
箭内優大 法政大学4年生
福田大二郎 法政大学4年生
金井誠人 明治大学3年生
武友麻衣(トライアスロン)
サポーターも交えて photo:Hideaki TAKAGI
おもな機材
フレーム MERIDA
ホイール ZIPP
タイヤ MAXXIS
ヘルメット オージーケーカブト
ウェア チャンピオンシステム
ホイールバランスシステム TACURINO
スタッフ、選手たちが語るシエルヴォ奈良
横山光太郎GM
チーム員の半分は大学生。このことについて、「大学生のポテンシャルは非常に高い。トップ数人の次のレベルの選手たちでも大変に高く、彼らにチャンスを、戦う機会を与えることが責務と考えていた。縁あって今回学生に入ってもらい、UCIレースを中心に活躍してもらえたらと思っている」とする。
今後レースを主催することも考えている。「現在のツアー・オブ・ジャパンから奈良ステージがなくなったが、その復活に向けて協力したい。また今後、地域密着型チームの責務としてレースを主催することを考えている。最終的にはUCIレースを行えたらと構想している。関係する方々に指導を仰ぎながら進めたい」
また、昨年までと選手が全員替わりスタッフも一部変わったことについて、「考え方の相違があり自分が反省するところがある。今まで3年間の選手とスタッフが積み上げた功績は大きく、感謝している。この功績に恥じぬようこれから頑張りたい」と説明する。
栂尾大知キャプテン
15歳からの自転車競技歴は今年で14年目。28歳の栂尾はキャプテンとしてチームを引っ張る。
「縁あってこのチームへ移籍した。キャプテンとして行動イコール成績、しかも安定したものを出せるようにしたい。自分はインターバルのかかるようなレースが得意。チームでは、大学生など若手の指導をすることも使命と思っている。地域に根ざせるよう長くこのチームで走りたい」
西沢倭義 明治大学4年
大学生の代表として語ってもらった西沢は、2012年度学生ロードレースカップチャンピオン。「大学生がこのチームで走る機会をいただき嬉しく、結果でそれに応えたい。学生も注目してもらえたらと思っている。チームではアシストもするし、場合によって自分はスプリンタータイプなので勝ちも狙いたい。将来は指導者になりたく考えており、社会人の先輩がいるこのチームで人間としても成長できればと思っている」
photo&text:高木秀彰

4月6日(土)、奈良市西大寺駅前のイタリアンバール、cucina+oven pianoで、シエルヴォ奈良MERIDAサイクリングチームのプレゼンテーションとパーティが行われた。
奈良に根ざして設立4年目を迎える2013年は、UCIコンチネンタル登録して戦いの場をUCIレースにまで広げる。メンバーは社会人がおもにJプロツアーに、そして大学生はUCIレースに出場する。プレゼンにはチームの特別顧問である奈良県選出の奥野信亮衆議院議員が出席。サポーターも交えて賑やかな交歓パーティに。

「サイクリング文化を通じて、地域の発展と幸せを追求する」とし、5つのビジョンを追及するとしている。
・シエルヴォ奈良の「5つ」のビジョン
1.「Jプロツアーシリーズ」への参戦を通じたスポーツエンターテイメントの提供
2.地域の知名度を高め経済と文化の発展に貢献する
3.生涯スポーツである「サイクリング」を普及させ地域住民の健康維持に貢献する
4.子ども達への夢の提供
5.自転車競技を通じた、心身共に健全な青少年の育成

注目のレース活動はメンバー構成から大きく二分される。まずは実業団Jプロツアーへの参戦。これは栂尾キャプテンはじめ、社会人選手が参加する。そして大学生選手4人はUCIレースを中心に走る。従来学連所属選手のUCIレース参加は、選抜チームや、ツール・ド・北海道にしか出られなかった。
いずれも選手個人としてあるいは大学として強豪でなければ出場できない。しかしコンチネンタル登録したシエルヴォ奈良であれば出場の可能性が高まる。大学生の活動の場が広がることは朗報だろう。なおこの学連所属の大学生が実業団レースへ規程上出場できないことはもちろん織り込み済みだ。

2013年体制
スタッフ
特別顧問 奥野信亮代議士
顧問 安田一
奈良サイクルプロジェクト(運営会社)代表 川嶋良博
ゼネラルマネージャー 横山光太郎
チームマネージャー 大森克洋
メカニックマネージャー 村上敦
栄養士 武友麻衣
スタッフ 池田佳穂 小林千英


選手
キャプテン 栂尾大知
選手兼コーチ 浜頭恭
選手 青木誠
日隈優輔
松本真介
今西強
井上人志
西沢倭義 明治大学4年生
箭内優大 法政大学4年生
福田大二郎 法政大学4年生
金井誠人 明治大学3年生
武友麻衣(トライアスロン)

おもな機材
フレーム MERIDA
ホイール ZIPP
タイヤ MAXXIS
ヘルメット オージーケーカブト
ウェア チャンピオンシステム
ホイールバランスシステム TACURINO
スタッフ、選手たちが語るシエルヴォ奈良
横山光太郎GM
チーム員の半分は大学生。このことについて、「大学生のポテンシャルは非常に高い。トップ数人の次のレベルの選手たちでも大変に高く、彼らにチャンスを、戦う機会を与えることが責務と考えていた。縁あって今回学生に入ってもらい、UCIレースを中心に活躍してもらえたらと思っている」とする。
今後レースを主催することも考えている。「現在のツアー・オブ・ジャパンから奈良ステージがなくなったが、その復活に向けて協力したい。また今後、地域密着型チームの責務としてレースを主催することを考えている。最終的にはUCIレースを行えたらと構想している。関係する方々に指導を仰ぎながら進めたい」
また、昨年までと選手が全員替わりスタッフも一部変わったことについて、「考え方の相違があり自分が反省するところがある。今まで3年間の選手とスタッフが積み上げた功績は大きく、感謝している。この功績に恥じぬようこれから頑張りたい」と説明する。
栂尾大知キャプテン
15歳からの自転車競技歴は今年で14年目。28歳の栂尾はキャプテンとしてチームを引っ張る。
「縁あってこのチームへ移籍した。キャプテンとして行動イコール成績、しかも安定したものを出せるようにしたい。自分はインターバルのかかるようなレースが得意。チームでは、大学生など若手の指導をすることも使命と思っている。地域に根ざせるよう長くこのチームで走りたい」
西沢倭義 明治大学4年
大学生の代表として語ってもらった西沢は、2012年度学生ロードレースカップチャンピオン。「大学生がこのチームで走る機会をいただき嬉しく、結果でそれに応えたい。学生も注目してもらえたらと思っている。チームではアシストもするし、場合によって自分はスプリンタータイプなので勝ちも狙いたい。将来は指導者になりたく考えており、社会人の先輩がいるこのチームで人間としても成長できればと思っている」
photo&text:高木秀彰
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