2017/03/15(水) - 20:19
先ごろ日本初上陸を果たした、自転車のフレーム用スプレー塗料が「Spray.Bike(スプレーバイク)」。誰でも簡単にDIY作業できるこのアイテムの魅力と遊び方を、シクロクロス東京に参加したTeam Squid Bikesのバイクとペイントデモを通して紹介しよう。
もしも、アナタがご自身のバイクに飽きてしまったら。そして、エアブラシもコンプレッサーも溶剤も、特別な技術や経験も何も要らずにフレーム塗装ができるモノがあるとしたら。
そんな、フレームのお色直しをぐっと身近なものにしてくれるアイテムが、先ごろトライスポーツによって日本初上陸を果たした自転車フレーム用スプレー塗料「Spray.Bike(スプレーバイク)」。2015年にイギリスでローンチしてからじわじわと知名度を上げ、日本には2016年のサイクルモードでデビューした気鋭の缶スプレーブランドである。
手軽に美しく仕上げるスプレー塗料が存在せず、プロによる塗装は高価。そんな不満からギリシャの塗料メーカー「Cosmos Lac」とコラボレーションし、開発に2年を掛けてデビューしたSpray.Bike。最近は「キラメキゴールド」や「ナゴヤブルー」など、なんだか謎めいた名称の「競輪コレクション」の発売など着々とアイテム数を増やし、今やパテやフィニッシュ剤も含めて78種類ものバリエーションを抱えているのだ。
とは言っても、Spray.Bikeの何がそんなに優れているんだろう?それが、超速乾・難しい下処理不要、重ね塗り不要のドライマットパウダーコーティングタイプであること。原液をやや重ために、一般的なスプレー缶よりも内圧を低く設定することで密着度を高めているので、液ダレの心配がなく、10cmくらいの距離からスプレーができる。
プラモデルやラジコンの塗装で誰しもが通った「遠くから何度も吹いて色を重ねる」が全く必要無い上に、塗料の消費を抑えることができ、経済的にも負担が少ないことも嬉しいポイント。1缶でフレーム2本はペイントできてしまうので、傷や剥がれのタッチアップ用として、さらに再塗装用としてもキープしておける。Spray.Bikeの本国サイト上では、色のコンビネーションを確認できる「TESTING AREA」が用意されているので要チェックである。
そんなSpray.Bikeで塗装した、独創的なペイントのバイクを引っさげて2月のシクロクロス東京に参加したのが、アメリカをベースに活動しているSquid Bikes(スクウィッドバイクス)の面々。ハンドメイドinカリフォルニアのオリジナルアルミCXバイクを手掛けるブランド(ビルディングを担当するのは、アメリカンMTBファンならご存知ヴェンタナマウンテンバイクだ)であり、オーナー兼選手のエミリー・カチョレックはSpray.BikeのUSAディストリビューターでもある。
今回来日したのはエミリー以下、Squid Bikesが所有するプロシクロクロスチームのメンバーであり、バイクはいずれもSquid BikesをSpray.Bikeとオリジナルのステンシルを用いて塗装した、ワンアンドオンリーのグラフィカルなものだ。CX東京では女子エリートでサミエル・ルーネルズが2位、男子エリートでアンソニー・クラークが7位に入り、そのバイクやチームキットは日本のCXファンに強烈なインパクトを残した。(それぞれのプロフィールとバイクは記事下部をチェック)
今回、Squid Bikes来日に合わせ、彼らのアテンドを務めたAbove Bike Storeの協力によってSpray.Bikeのペイントデモンストレーションが実現。シクロワイアードでは大会翌日に彼らへと密着し、ゼロからオリジナルペイントが生み出される様子を取材させてもらった。以下にその様子をTipsと共に紹介するので、多いにDIYペイントの参考にしてほしい。なお、Squid bikesのバイクはAbove Bike Storeでの取り扱いが決定しており、入手はお店まで。
「専用の設備を使ってもっと綺麗に仕上げることもできるけど、あえて誰でも真似できる方法で塗るのが私たちのスタイルなの」、とはエミリー。彼らのやり方に事前イメージ図なんてものは無く、今回のペイントデモも含めて、そのほとんどがアドリブなんだとか。アイディアと頑張り次第で誰でも、どんなデザインでも形にできるのがSpray.Bikeの良いところ、とも。
必要なアイテムは、
と、これだけ。塗る場所は屋内が望ましいけれど、無風で埃が飛んでいなければ屋外でもOKなんだとか。今回はAbove Bike Store内のペイントスタジオ「Swamp things」の場所をお借りした。以下は大ざっぱな今回の塗装の流れ。Tipsは各写真のキャプションに記載しているので、拡大しつつ確認してほしい。
5. 乾燥タイムその2(ビール飲んだりピザ食べたり、Instagramにアップしたり)
スクウィッドバイクスのオーナー、選手、そしてペインター&デザイナーであり、スプレーバイクのサポートを受けながらアメリカでのディストリビューションを務めるエミリー。ロードレースのアメリカ代表としても活躍し、その傍らで南米などを専門にした生物学者としての顔も。現在もUCIレースで勝利するなど競技レベルを高く保ち、SRAMやベルの広告塔としても活躍しているチームリーダーだ(Instagram=@eekachorek)。
ブルーグリーンに白い雲とアイスキャンディーが浮かぶひときわポップなデザインは、夢に浮かんだ光景をそっくりそのまま表現したものなんだとか。まず「WHITECHAPEL(白)」を吹きつけてから雲のステンシル、次に「FLURO ORANGE(オレンジ)」を吹いてアイスキャンディーのステンシル、最後に「MILAN CELADON(ブルー)」を吹いてステンシルを剥がすという3色重ねの工程を経ている。表面仕上げはマットだ。
タトゥーとロングヘアーがトレードマークのアンソニーは、ジェレミー・パワーズが主宰している若手育成チーム「JAMファンド」の一期生であり、スクウィッドバイクスでは唯一の男子選手兼賑やかし担当。荒削りながらパワー溢れる走りで世界選手権の全米代表にも選ばれており、辛い過去のエネルギーをスポーツに注ぎ込んで成長した苦労人でもある。その見た目に反して物凄く真面目でシャイな一面も(Instagram=@tweakn101)。
シクロクロス東京のために仕上げてきたという彼のバイクは、彼が一番好きな動物であるシャーク(鮫)をフレームに、彼の走りをイメージした爆弾をフォークにステンシルで表現したものだ。カラーチョイスは「エミリーが全部やったから理由は知らないけど、マジで超ヤバいカッコイイだろ?」とのこと。一見シンプルに見えるが、フレーム部分は質感を変えるためにステンシルを貼った後にサンドブラストを行い、黒部分を梨地に仕上げている。ちなみに、フレームに泳ぐサメは3種類の絵柄があるそう。
スタイリッシュでかつ速く、そして独特なファッションセンスを武器に、Instagram上で2万人(!!!!)もフォロワーを抱えるサミ。シクロクロスはもちろんMTBや、レッドフックなどのFIXEDクリテリウムへと積極的に参戦している24歳で、CX東京女子エリートで2位に入った脚は本物。イタリアのアパレルブランド、SMSサンティーニのモデルでもある(Instagram=@aunicornvomited)。
相当にぶっ飛んだ(念のために言っておきますが全力で褒めてます)デザインは、これまたぶっ飛んだペインティングによるもの。誰もが気になるその方法は、1.各種カラーを用いてベースを作る。2.食器洗い洗剤をボトルからランダムに振りかける。3.ダークグリーンを吹き付ける。4,水で洗剤を流すとあら不思議、洗剤がかかっていた部分のベースが浮き上がる。という流れ。スクウィッドでは他にも数台を同じ手法でペイントしているとのことで、気になる方は彼らのSNSなどをチェックすべし。
チームメカニックとして来日したクリスは「小さい頃グランマに作ってもらったオニギリとミソスープが大好きだった」と言う日系4世。最近はメカに徹しているそうだが、もともとはバリバリに走るクロッサー/スケーターなんだとか。サクラメントに自身のショップを構え、細やかな気配りでチームを影からまとめる存在だ(Instagram=@nommeke)。
一緒に写ってもらったバイクは、もともとは昨シーズン始めからアンソニーがメインバイクとして使っていたもので、共有のスペアとして持ち込まれたもの。某ニンテ◯ドーをインスパイアしたデザインは、ゲーム世代のチームメンバーをイメージしたものなんだとか。イエローやグリーンでベースを作り、ステンシルを貼った上からグレーを重ねている。トップチューブのキャラクターは、これまたエミリーが考えたもの。
以上で今回のSpray.Bike紹介記事はおしまい!ご興味を持たれた方はSpray.BikeやSquid bikeの各種SNSをチェックして、たくさんの作例をチェックしてみよう。Spray.Bikeの購入は、お近くのトライスポーツ取り扱いプロショップまで。
Spray.Bikeって、ナンダ?
もしも、アナタがご自身のバイクに飽きてしまったら。そして、エアブラシもコンプレッサーも溶剤も、特別な技術や経験も何も要らずにフレーム塗装ができるモノがあるとしたら。
そんな、フレームのお色直しをぐっと身近なものにしてくれるアイテムが、先ごろトライスポーツによって日本初上陸を果たした自転車フレーム用スプレー塗料「Spray.Bike(スプレーバイク)」。2015年にイギリスでローンチしてからじわじわと知名度を上げ、日本には2016年のサイクルモードでデビューした気鋭の缶スプレーブランドである。
手軽に美しく仕上げるスプレー塗料が存在せず、プロによる塗装は高価。そんな不満からギリシャの塗料メーカー「Cosmos Lac」とコラボレーションし、開発に2年を掛けてデビューしたSpray.Bike。最近は「キラメキゴールド」や「ナゴヤブルー」など、なんだか謎めいた名称の「競輪コレクション」の発売など着々とアイテム数を増やし、今やパテやフィニッシュ剤も含めて78種類ものバリエーションを抱えているのだ。
とは言っても、Spray.Bikeの何がそんなに優れているんだろう?それが、超速乾・難しい下処理不要、重ね塗り不要のドライマットパウダーコーティングタイプであること。原液をやや重ために、一般的なスプレー缶よりも内圧を低く設定することで密着度を高めているので、液ダレの心配がなく、10cmくらいの距離からスプレーができる。
プラモデルやラジコンの塗装で誰しもが通った「遠くから何度も吹いて色を重ねる」が全く必要無い上に、塗料の消費を抑えることができ、経済的にも負担が少ないことも嬉しいポイント。1缶でフレーム2本はペイントできてしまうので、傷や剥がれのタッチアップ用として、さらに再塗装用としてもキープしておける。Spray.Bikeの本国サイト上では、色のコンビネーションを確認できる「TESTING AREA」が用意されているので要チェックである。
Squid Bikesって、ダレダ?
そんなSpray.Bikeで塗装した、独創的なペイントのバイクを引っさげて2月のシクロクロス東京に参加したのが、アメリカをベースに活動しているSquid Bikes(スクウィッドバイクス)の面々。ハンドメイドinカリフォルニアのオリジナルアルミCXバイクを手掛けるブランド(ビルディングを担当するのは、アメリカンMTBファンならご存知ヴェンタナマウンテンバイクだ)であり、オーナー兼選手のエミリー・カチョレックはSpray.BikeのUSAディストリビューターでもある。
今回来日したのはエミリー以下、Squid Bikesが所有するプロシクロクロスチームのメンバーであり、バイクはいずれもSquid BikesをSpray.Bikeとオリジナルのステンシルを用いて塗装した、ワンアンドオンリーのグラフィカルなものだ。CX東京では女子エリートでサミエル・ルーネルズが2位、男子エリートでアンソニー・クラークが7位に入り、そのバイクやチームキットは日本のCXファンに強烈なインパクトを残した。(それぞれのプロフィールとバイクは記事下部をチェック)
今回、Squid Bikes来日に合わせ、彼らのアテンドを務めたAbove Bike Storeの協力によってSpray.Bikeのペイントデモンストレーションが実現。シクロワイアードでは大会翌日に彼らへと密着し、ゼロからオリジナルペイントが生み出される様子を取材させてもらった。以下にその様子をTipsと共に紹介するので、多いにDIYペイントの参考にしてほしい。なお、Squid bikesのバイクはAbove Bike Storeでの取り扱いが決定しており、入手はお店まで。
How to enjoy Spray.Bike?
塗装と聞くとどうしても難しいイメージがつきまとうけれど、つまるところ、Squid Bikesのやり方は最初から最後まで、本当に特別な技術やアイテムが要らなかった。「専用の設備を使ってもっと綺麗に仕上げることもできるけど、あえて誰でも真似できる方法で塗るのが私たちのスタイルなの」、とはエミリー。彼らのやり方に事前イメージ図なんてものは無く、今回のペイントデモも含めて、そのほとんどがアドリブなんだとか。アイディアと頑張り次第で誰でも、どんなデザインでも形にできるのがSpray.Bikeの良いところ、とも。
必要なアイテムは、
- 好みのSpray.Bike
- アセトン
- 毛羽立ちしないウエス
- サンドペーパー
- マスキングテープ
- デザインナイフ
- ピンセット
- 綿棒
- マスク、グローブ、ゴーグル(必要であれば)
- ステンシル
- ビール
- 一緒に塗る友達
- お気に入りの音楽とスピーカー
と、これだけ。塗る場所は屋内が望ましいけれど、無風で埃が飛んでいなければ屋外でもOKなんだとか。今回はAbove Bike Store内のペイントスタジオ「Swamp things」の場所をお借りした。以下は大ざっぱな今回の塗装の流れ。Tipsは各写真のキャプションに記載しているので、拡大しつつ確認してほしい。
Spray.Bikeを使ったDIYペイントの流れ(所要時間:半日)
1. 下処理(フレームの清掃、各所のマスキング)
2. ステンシルで浮き上がらせるベースカラーの塗装
3. 乾燥タイムその1(走りに行ったり・これまでの工程をInstagramにアップしたり)
4. トップカラーを塗装
5. 乾燥タイムその2(ビール飲んだりピザ食べたり、Instagramにアップしたり)
6. マスキング剥がし
7. 完成!(ビール飲んだりみんなで騒いだり、Instagramにアップしたりする)
作例紹介
Squid bikesの場合
ここまでの説明で、おおよそスプレーバイクの使い(遊び)方はお分かり頂けただろう。で、実際にスプレーバイクで塗り上げた作例が、シクロクロス東京を走ったこちらの4台だ。強烈な個性を持つ乗り手とともに紹介しよう。EMILY KACHOREK(エミリー・カチョレック)
スクウィッドバイクスのオーナー、選手、そしてペインター&デザイナーであり、スプレーバイクのサポートを受けながらアメリカでのディストリビューションを務めるエミリー。ロードレースのアメリカ代表としても活躍し、その傍らで南米などを専門にした生物学者としての顔も。現在もUCIレースで勝利するなど競技レベルを高く保ち、SRAMやベルの広告塔としても活躍しているチームリーダーだ(Instagram=@eekachorek)。
ブルーグリーンに白い雲とアイスキャンディーが浮かぶひときわポップなデザインは、夢に浮かんだ光景をそっくりそのまま表現したものなんだとか。まず「WHITECHAPEL(白)」を吹きつけてから雲のステンシル、次に「FLURO ORANGE(オレンジ)」を吹いてアイスキャンディーのステンシル、最後に「MILAN CELADON(ブルー)」を吹いてステンシルを剥がすという3色重ねの工程を経ている。表面仕上げはマットだ。
ANTHONY CLARK(アンソニー・クラーク)
タトゥーとロングヘアーがトレードマークのアンソニーは、ジェレミー・パワーズが主宰している若手育成チーム「JAMファンド」の一期生であり、スクウィッドバイクスでは唯一の男子選手兼賑やかし担当。荒削りながらパワー溢れる走りで世界選手権の全米代表にも選ばれており、辛い過去のエネルギーをスポーツに注ぎ込んで成長した苦労人でもある。その見た目に反して物凄く真面目でシャイな一面も(Instagram=@tweakn101)。
シクロクロス東京のために仕上げてきたという彼のバイクは、彼が一番好きな動物であるシャーク(鮫)をフレームに、彼の走りをイメージした爆弾をフォークにステンシルで表現したものだ。カラーチョイスは「エミリーが全部やったから理由は知らないけど、マジで超ヤバいカッコイイだろ?」とのこと。一見シンプルに見えるが、フレーム部分は質感を変えるためにステンシルを貼った後にサンドブラストを行い、黒部分を梨地に仕上げている。ちなみに、フレームに泳ぐサメは3種類の絵柄があるそう。
SAMMI RUNNELS(サミエル・ルーネルズ)
スタイリッシュでかつ速く、そして独特なファッションセンスを武器に、Instagram上で2万人(!!!!)もフォロワーを抱えるサミ。シクロクロスはもちろんMTBや、レッドフックなどのFIXEDクリテリウムへと積極的に参戦している24歳で、CX東京女子エリートで2位に入った脚は本物。イタリアのアパレルブランド、SMSサンティーニのモデルでもある(Instagram=@aunicornvomited)。
相当にぶっ飛んだ(念のために言っておきますが全力で褒めてます)デザインは、これまたぶっ飛んだペインティングによるもの。誰もが気になるその方法は、1.各種カラーを用いてベースを作る。2.食器洗い洗剤をボトルからランダムに振りかける。3.ダークグリーンを吹き付ける。4,水で洗剤を流すとあら不思議、洗剤がかかっていた部分のベースが浮き上がる。という流れ。スクウィッドでは他にも数台を同じ手法でペイントしているとのことで、気になる方は彼らのSNSなどをチェックすべし。
CHRIS NAMBA(クリス・ナンバ)
チームメカニックとして来日したクリスは「小さい頃グランマに作ってもらったオニギリとミソスープが大好きだった」と言う日系4世。最近はメカに徹しているそうだが、もともとはバリバリに走るクロッサー/スケーターなんだとか。サクラメントに自身のショップを構え、細やかな気配りでチームを影からまとめる存在だ(Instagram=@nommeke)。
一緒に写ってもらったバイクは、もともとは昨シーズン始めからアンソニーがメインバイクとして使っていたもので、共有のスペアとして持ち込まれたもの。某ニンテ◯ドーをインスパイアしたデザインは、ゲーム世代のチームメンバーをイメージしたものなんだとか。イエローやグリーンでベースを作り、ステンシルを貼った上からグレーを重ねている。トップチューブのキャラクターは、これまたエミリーが考えたもの。
以上で今回のSpray.Bike紹介記事はおしまい!ご興味を持たれた方はSpray.BikeやSquid bikeの各種SNSをチェックして、たくさんの作例をチェックしてみよう。Spray.Bikeの購入は、お近くのトライスポーツ取り扱いプロショップまで。
提供:トライスポーツ 制作:シクロワイアード編集部 協力:Above Bike Store