長野県の「HAKUBAVALLEY鹿島槍スキー場」にてスキー場の冬季営業最終日となる4月4日にMTBの雪上ダウンヒル大会「第1回SPEEDEST鹿島槍」が開催される。ダウンヒルレースながらマスドスタートというユニークなイベントは現在参加者を募集中だ。



全員同時スタートのMTBスノーダウンヒル 第1回SPEEDEST鹿島槍全員同時スタートのMTBスノーダウンヒル 第1回SPEEDEST鹿島槍 (c)鹿島槍クロスフェスティバル実行委員会
昨今注目を集めているスノーバイクライド。ゲレンデダウンヒルから耐久レース、ガイドツアー形式のものまでさまざまな形態のイベントが行われているが、長野県の鹿島槍にて全く新しい形式のレースが開催される。

HAKUBAVALLEY鹿島槍スキー場の冬季営業最終日となる4月4日に開催される「SPEEDEST鹿島槍」。このイベントの唯一無二の特徴はそのレース形式にある。通常のダウンヒルレースは一人ずつ出走するタイムレースだが、このイベントは参加者が全員同時にスタートするマスドスタート方式を採用。

いうなれば4クロスの人数拡大版であり、もちろんタイム差を競うのではなくフィニッシュラインを1番に通過した選手が優勝となる。海外ではマウンテンオブヘルやメガアバランチェといったビッグスケールのレースが有名だ。

総距離3000m、標高差500m、最大斜度28%のコースを一斉に駆け下りる総距離3000m、標高差500m、最大斜度28%のコースを一斉に駆け下りる (c)鹿島槍クロスフェスティバル実行委員会
200名の選手たちが駆け下りるのは、HAKUBAVALLEY鹿島槍スキー場の第1クワッドリフト山頂から中綱ゲレンデ山麓までの総距離3000m、標高差500m、最大斜度28%のコース。主催者曰く「超絶クレイジー」なイベントとあって、参加資格は16歳以上、そしてフルフェイスヘルメット、ニーガード、フルフィンガーグローブは必須となるほか、エルボーガード、ネックプロテクターやバックプロテクターも推奨装備となっている。

スタートは16時となり、午前中はスキーなどを使用してのコースインスペクションタイムとなる。コースインスペクション時にはMTBの乗り入れは禁止だ。車両規定はMTBであることのみ。スタートは1列5人となっており、スタート整列はエントリー順となっている。既に3月7日よりエントリーは始まっているため、勝利を狙うのであれば今すぐエントリーする必要がありそうだ。

エントリーはオンラインのみ。デジエントリー内申込ページ(※リンクはこちら)より申し込み可能。参加費は5,000円となり、1日リフト券代が含まれる。また、同額の個人スポンサーも募集中。こちらは全額賞金に充てられるとのことで、大会に参加できない方もレースをともに盛り上げることが出来る。



第1回SPEEDEST鹿島槍
開催日:2021年4月4日(日)
会場:長野県大町市 HAKUBAVALLEY鹿島槍スキー場
コース:特設ダウンヒルコース 【第1クワッドリフト終点~中綱ゲレンデ山麓】
主催:鹿島槍クロスフェスティバル実行委員会
協力:株式会社鹿島槍 株式会社GOAT 株式会社スパイシー他
定員:200名
参加料: 5,000円 (リフト1日券付)
申込方法:デジエントリー  https://dgent.jp/e.asp?no=2100153