2019/12/09(月) - 12:17
好天に恵まれた南アルプスロングライド2019のツール・ド・富士川ステージ。身延山の激坂をクリアした前編に続き、大会のハイライトとなるヒルクライムやグルメが登場する後編をお届けします。
身延山の激坂をこなし、再び富士川沿いに戻ってくると、目と鼻の先にエイドステーションがある。しかし、エイドの富士川クラフトパークは丘の上に設けられているため再び登りとなる。このイベントは登っているか、下っているかのどちらかしかない。平坦に見える道も意外と勾配がついており地味に脚を削ってくる。クラフトパークの登りで疲れ果てていると、次々と参加者の皆さんが私を追い越していく。皆さん非常に健脚である。
クラフトパークでは毎年美味しいスイーツが振る舞われるのが定番で、今年はガトーショコラとマシュマロの2種類。ガトーショコラは苦味と甘味のバランスが秀逸で、誰でも食べられるような味付け。マシュマロはどちらかというとお餅のような感じ。食べごたえのあるマシュマロは新感覚だ。どちらもペロリと平らげてしまったが、できることならおかわりをしたかった……。次のエイドは待ちに待ったお弁当だからお腹をすかせておくのが吉。
クラフトパークに辿り着く頃には太陽も登りきりポカポカ陽気となっていたため、休憩が非常に気持ち良い。今年はバラも咲いており、華やかな雰囲気が公園内に溢れている。非常に居心地の良い空間なのでクラフトパークで日光浴でも楽しみたいところ。しかし、我々の目的はサイクリングを楽しみ、無事にイベントを完走すること。のんびりしすぎていると、この後2つ待ち構えているヒルクライムで打ちのめされ、完走が危うくなってくる。お弁当も待っていることだし、足早にクラフトパークを後にする。
第3エイドは朝通過した久那土にある体育館に設けられており、コースに戻った我々は再び富士川を北上していく。富士川街道を走行している間は向かい風だったため、サポートライダーが牽引するグループにお邪魔することに。川沿いをある程度進んだところで川を渡り、コースは山に入っていく。お昼ごはん前にヒルクライムが登場するのがツール・ド・富士川である。
お昼ごはん後の大きな登りふたつを考えれば取るに足らないヒルクライムなのだが、既に削られた脚には堪える。若干、空腹感を覚えた身体は徐々に動かなくなっていく、無い力を振り絞った先にピークを表すトンネルが見えた時の幸福感は何にも代えがたい。約1km程度の登りであることを感謝しつつ、第3エイドに転がり込む。
南アルプスロングライドの特徴はお昼ごはんがしっかりと提供されること。しかも、3種類も用意されており、自由にお弁当を選ぶことができるのだ。走行予定時間もお昼休憩をふんだんに確保したスケジュールとして組まれているため、焦ってお弁当をかき込む必要もない。こんなにも至れり尽くせりのイベントは広い日本でも珍しい。
お弁当はいずれも富士川エリアの食材をふんだんに使用し、地元のお料理屋さんが腕を振るって用意してくれた「こしべんと」。和食が2種類、残りの1つがハンバーガーだ。ハンバーガーは非常に人気が高く、終盤のグループが到着することには売り切れ御免の状態となってしまう。どれも美味しそうなので一つを選ぶのが難しい。悩んでいる間にも、決断の早い参加者がパッとお弁当を手に取るものだから、優柔不断の筆者は一層慌ててしまう。
筆者が選んだのは市川三郷町の割烹とりしんさんが用意してくれたこしべんと。富士川町の芦沢養鶏場で育った親鶏の肉団子や、市川三郷町産のミニトマト、かぼちゃ、ほうれん草をふんだんに使ったお惣菜が詰め込まれた内容だ。どれもヘルシーな味付けで、ペロリと平らげてしまった。
ガッツリとご飯を頂くため、急いで出発するよりも少しお腹を休ませてから出発すると良いだろう。なにせこの後には距離7kmで400mも獲得標高差を得るハードヒルクライムが待ち受けているのだから。この体育館の入り口には漫画「ゆるキャン△」のバナーが掲げられていたが、山梨県が舞台になっているだけありゆるキャンジャージを着た参加者もチラホラ見かけた。年明けには実写ドラマ化を果たす人気作品なので、ぜひ一度ご覧頂きたい。きっとキャンプに出かけたくなるはずだ。
さて、いよいよヒルクライムにチャレンジする時が来た。汗で不快になることもない程よい気温で、絶好のヒルクライム日和だ。距離7km/平均斜度は5%超、序盤と終盤には10%近い激坂も登場する。ハードな上り坂だが、登り切るだけでも大きな達成感を得られるはず。徐々に高度を上げていき、ふと周りを見渡した時の「ここまで登ってきたのか…」という小さな喜びもヒルクライムの醍醐味だ。
淡々とペダルを回し続けていると、上の方から大きな声が聞こえてくる。声の主はエース栗原さんだ。朝に宣言したとおり、ピークから残り400mほどの所で応援してくれているのだろう。俯いていた頭を上げ、ペダルに力を込める。
エネルギッシュな声を聞くだけでも元気を貰えるのだが、栗原さんはツール・ド・フランスの山岳かのように並走して声をかけてくれる。時には背中を押してくれる。わざわざシューズを持ってヒルクライムをこなし、参加者たちを元気づけてくれる。その声に応えないわけにはいかない、ピークに向けてギアを1枚重くするのだった。しかし、ギアを重くするのは無謀だったと10秒程度で気が付きインナーローに戻す。最後の力を振り絞り、ピークへ辿り着く。
富士川町を見下ろす頂上で一呼吸置いたら、6km近い本格ダウンヒルで甲府盆地へ降りていく。ダウンヒルを終えた地点から7kmと目と鼻の先なのだが、第3エイドステーションの「みたまの湯」に至る道程はアルデンヌクラシックのように起伏に富んでおり、参加者たちの脚を容赦なく削ってくる。先程の登りでボディーブローを食らい、ガードを下げたところに入ってくるストレートパンチのよう。
午後2時なのに夕暮れのような日差しに照らされ辿り着く第3エイド。ここで振る舞われているレインボーレッドという品種のキウイフルーツは、酸味が薄く甘みが強いテイストが特徴。キウイの酸っぱい味が苦手な方でも食べられそうだ。終盤に差し掛かり糖分の補給は有り難い。最後のヒルクライムに備えてゲストの石垣美帆さんは10個も食べたのだとか。他に用意された焼き芋はお腹を満たすこともでき、梅干しは塩分を補給できる。走攻守揃った完璧なエイドと言えよう。美味しいフルーツが食べ放題なこのエイドでは、しっかりと補給しておこう。
みたまの湯から最後のヒルクライムへの道は平坦路だ。タイム計測に備えて遠慮なくサポートライダーが牽引するグループに入り、ドラフティングを活用しよう。筆者は良いスピードで走るグループにジョインしてしまい、何度か付き切れの起こしかけてしまったのは内緒だ。道の駅富士川が見えてきた所で、会場のMC浅利そのみさんから大きな声で激励を受け、最終ヒルクライムに向けてヘルメットの紐を締めるのであった。
タイム計測開始地点に辿り着くとサポートライダーからルール説明を受ける。その奥ではエース栗原さんがランニングシューズの準備を行っているではないか。距離4.8km/平均勾配9%という一級山岳をランニングで駆け上がるのだという。トライアスロンのアジアチャンピオンが遅い訳はなく、驚きのスピードで次々とサイクリストを抜かしていくのが毎年恒例だ。
栗原さんよりも先にスタートした筆者だが、序盤であっという間に抜き去られてしまう。悔しいというよりも、速度差が大きすぎてポカーンと口を開けることしかできなかった。時速10kmにも満たないスピードでエンヤコラと登っていると、あたりは暗くなり始め、気温も低くなってくる。寂しく感じていた所で、先に登頂していたグループとすれ違う。応援の声を掛けてくれるので気分は少しだけ晴れる。
タンデム自転車でヒルクライムに挑戦しているご夫妻とランデブーしながら、徐々に高度を稼いでいく。集落が見えたら斜度は緩み、視界も開けてくる。学生ボランティアがペダルを回せと煽るピークポイントでスプリントし、ヒルクライムは終了だ。
ここには最終エイドが構えられており、温かいゆず湯とラ・フランスが振る舞われる。標高750m近い場所で体を休めていると、またたく間に冷えてくるためゆず湯は非常に有り難い。ラ・フランスで小腹を満たしながら、ヒルクライムをこなした達成感に浸る。富士山も眺められ、最高のロケーションだ。のんびりしたいところだが寒い上、山道が暗くなってしまっては危ないので、防寒装備を整えたら急ぎ足でダウンヒルに突入する。
この日のライドを振り返り、満足感を噛み締めていたら、浅利さんの声が響く道の駅富士川にあっという間に戻ってきてしまう。浅利さんやサポートライダーの皆さんに暖かく迎え入れて貰えるのがこの大会。今中さんと石垣さんは気さくに話してくれるし、栗原さんと浅利さんは元気よく応援してくれる。人の暖かさも魅力だ。
フィニッシュ後はヒルクライムチャレンジの表彰式が行われる。また、土曜日と同じ様に「みみ・ほうとう」が振る舞われており、ダウンヒルで冷えた身体を温めてくれる。出発前からフィニッシュ後まで充実したグルメを楽しみ、走りごたえのあるコースを完走した達成感で心が満たされるこの大会。山梨・峡南の魅力をぎゅっと閉じ込めた濃厚なロングライドイベントだなーと考え込んでいると、あたりはすっかり真っ暗に。身体も冷え切ってしまったので、温泉で温め直し帰路につくのであった……。
text&photo: Gakuto Fujiwara
photo: Naoki Yasuoka
身延山の激坂をこなし、再び富士川沿いに戻ってくると、目と鼻の先にエイドステーションがある。しかし、エイドの富士川クラフトパークは丘の上に設けられているため再び登りとなる。このイベントは登っているか、下っているかのどちらかしかない。平坦に見える道も意外と勾配がついており地味に脚を削ってくる。クラフトパークの登りで疲れ果てていると、次々と参加者の皆さんが私を追い越していく。皆さん非常に健脚である。
クラフトパークでは毎年美味しいスイーツが振る舞われるのが定番で、今年はガトーショコラとマシュマロの2種類。ガトーショコラは苦味と甘味のバランスが秀逸で、誰でも食べられるような味付け。マシュマロはどちらかというとお餅のような感じ。食べごたえのあるマシュマロは新感覚だ。どちらもペロリと平らげてしまったが、できることならおかわりをしたかった……。次のエイドは待ちに待ったお弁当だからお腹をすかせておくのが吉。
クラフトパークに辿り着く頃には太陽も登りきりポカポカ陽気となっていたため、休憩が非常に気持ち良い。今年はバラも咲いており、華やかな雰囲気が公園内に溢れている。非常に居心地の良い空間なのでクラフトパークで日光浴でも楽しみたいところ。しかし、我々の目的はサイクリングを楽しみ、無事にイベントを完走すること。のんびりしすぎていると、この後2つ待ち構えているヒルクライムで打ちのめされ、完走が危うくなってくる。お弁当も待っていることだし、足早にクラフトパークを後にする。
第3エイドは朝通過した久那土にある体育館に設けられており、コースに戻った我々は再び富士川を北上していく。富士川街道を走行している間は向かい風だったため、サポートライダーが牽引するグループにお邪魔することに。川沿いをある程度進んだところで川を渡り、コースは山に入っていく。お昼ごはん前にヒルクライムが登場するのがツール・ド・富士川である。
お昼ごはん後の大きな登りふたつを考えれば取るに足らないヒルクライムなのだが、既に削られた脚には堪える。若干、空腹感を覚えた身体は徐々に動かなくなっていく、無い力を振り絞った先にピークを表すトンネルが見えた時の幸福感は何にも代えがたい。約1km程度の登りであることを感謝しつつ、第3エイドに転がり込む。
南アルプスロングライドの特徴はお昼ごはんがしっかりと提供されること。しかも、3種類も用意されており、自由にお弁当を選ぶことができるのだ。走行予定時間もお昼休憩をふんだんに確保したスケジュールとして組まれているため、焦ってお弁当をかき込む必要もない。こんなにも至れり尽くせりのイベントは広い日本でも珍しい。
お弁当はいずれも富士川エリアの食材をふんだんに使用し、地元のお料理屋さんが腕を振るって用意してくれた「こしべんと」。和食が2種類、残りの1つがハンバーガーだ。ハンバーガーは非常に人気が高く、終盤のグループが到着することには売り切れ御免の状態となってしまう。どれも美味しそうなので一つを選ぶのが難しい。悩んでいる間にも、決断の早い参加者がパッとお弁当を手に取るものだから、優柔不断の筆者は一層慌ててしまう。
筆者が選んだのは市川三郷町の割烹とりしんさんが用意してくれたこしべんと。富士川町の芦沢養鶏場で育った親鶏の肉団子や、市川三郷町産のミニトマト、かぼちゃ、ほうれん草をふんだんに使ったお惣菜が詰め込まれた内容だ。どれもヘルシーな味付けで、ペロリと平らげてしまった。
ガッツリとご飯を頂くため、急いで出発するよりも少しお腹を休ませてから出発すると良いだろう。なにせこの後には距離7kmで400mも獲得標高差を得るハードヒルクライムが待ち受けているのだから。この体育館の入り口には漫画「ゆるキャン△」のバナーが掲げられていたが、山梨県が舞台になっているだけありゆるキャンジャージを着た参加者もチラホラ見かけた。年明けには実写ドラマ化を果たす人気作品なので、ぜひ一度ご覧頂きたい。きっとキャンプに出かけたくなるはずだ。
さて、いよいよヒルクライムにチャレンジする時が来た。汗で不快になることもない程よい気温で、絶好のヒルクライム日和だ。距離7km/平均斜度は5%超、序盤と終盤には10%近い激坂も登場する。ハードな上り坂だが、登り切るだけでも大きな達成感を得られるはず。徐々に高度を上げていき、ふと周りを見渡した時の「ここまで登ってきたのか…」という小さな喜びもヒルクライムの醍醐味だ。
淡々とペダルを回し続けていると、上の方から大きな声が聞こえてくる。声の主はエース栗原さんだ。朝に宣言したとおり、ピークから残り400mほどの所で応援してくれているのだろう。俯いていた頭を上げ、ペダルに力を込める。
エネルギッシュな声を聞くだけでも元気を貰えるのだが、栗原さんはツール・ド・フランスの山岳かのように並走して声をかけてくれる。時には背中を押してくれる。わざわざシューズを持ってヒルクライムをこなし、参加者たちを元気づけてくれる。その声に応えないわけにはいかない、ピークに向けてギアを1枚重くするのだった。しかし、ギアを重くするのは無謀だったと10秒程度で気が付きインナーローに戻す。最後の力を振り絞り、ピークへ辿り着く。
富士川町を見下ろす頂上で一呼吸置いたら、6km近い本格ダウンヒルで甲府盆地へ降りていく。ダウンヒルを終えた地点から7kmと目と鼻の先なのだが、第3エイドステーションの「みたまの湯」に至る道程はアルデンヌクラシックのように起伏に富んでおり、参加者たちの脚を容赦なく削ってくる。先程の登りでボディーブローを食らい、ガードを下げたところに入ってくるストレートパンチのよう。
午後2時なのに夕暮れのような日差しに照らされ辿り着く第3エイド。ここで振る舞われているレインボーレッドという品種のキウイフルーツは、酸味が薄く甘みが強いテイストが特徴。キウイの酸っぱい味が苦手な方でも食べられそうだ。終盤に差し掛かり糖分の補給は有り難い。最後のヒルクライムに備えてゲストの石垣美帆さんは10個も食べたのだとか。他に用意された焼き芋はお腹を満たすこともでき、梅干しは塩分を補給できる。走攻守揃った完璧なエイドと言えよう。美味しいフルーツが食べ放題なこのエイドでは、しっかりと補給しておこう。
みたまの湯から最後のヒルクライムへの道は平坦路だ。タイム計測に備えて遠慮なくサポートライダーが牽引するグループに入り、ドラフティングを活用しよう。筆者は良いスピードで走るグループにジョインしてしまい、何度か付き切れの起こしかけてしまったのは内緒だ。道の駅富士川が見えてきた所で、会場のMC浅利そのみさんから大きな声で激励を受け、最終ヒルクライムに向けてヘルメットの紐を締めるのであった。
タイム計測開始地点に辿り着くとサポートライダーからルール説明を受ける。その奥ではエース栗原さんがランニングシューズの準備を行っているではないか。距離4.8km/平均勾配9%という一級山岳をランニングで駆け上がるのだという。トライアスロンのアジアチャンピオンが遅い訳はなく、驚きのスピードで次々とサイクリストを抜かしていくのが毎年恒例だ。
栗原さんよりも先にスタートした筆者だが、序盤であっという間に抜き去られてしまう。悔しいというよりも、速度差が大きすぎてポカーンと口を開けることしかできなかった。時速10kmにも満たないスピードでエンヤコラと登っていると、あたりは暗くなり始め、気温も低くなってくる。寂しく感じていた所で、先に登頂していたグループとすれ違う。応援の声を掛けてくれるので気分は少しだけ晴れる。
タンデム自転車でヒルクライムに挑戦しているご夫妻とランデブーしながら、徐々に高度を稼いでいく。集落が見えたら斜度は緩み、視界も開けてくる。学生ボランティアがペダルを回せと煽るピークポイントでスプリントし、ヒルクライムは終了だ。
ここには最終エイドが構えられており、温かいゆず湯とラ・フランスが振る舞われる。標高750m近い場所で体を休めていると、またたく間に冷えてくるためゆず湯は非常に有り難い。ラ・フランスで小腹を満たしながら、ヒルクライムをこなした達成感に浸る。富士山も眺められ、最高のロケーションだ。のんびりしたいところだが寒い上、山道が暗くなってしまっては危ないので、防寒装備を整えたら急ぎ足でダウンヒルに突入する。
この日のライドを振り返り、満足感を噛み締めていたら、浅利さんの声が響く道の駅富士川にあっという間に戻ってきてしまう。浅利さんやサポートライダーの皆さんに暖かく迎え入れて貰えるのがこの大会。今中さんと石垣さんは気さくに話してくれるし、栗原さんと浅利さんは元気よく応援してくれる。人の暖かさも魅力だ。
フィニッシュ後はヒルクライムチャレンジの表彰式が行われる。また、土曜日と同じ様に「みみ・ほうとう」が振る舞われており、ダウンヒルで冷えた身体を温めてくれる。出発前からフィニッシュ後まで充実したグルメを楽しみ、走りごたえのあるコースを完走した達成感で心が満たされるこの大会。山梨・峡南の魅力をぎゅっと閉じ込めた濃厚なロングライドイベントだなーと考え込んでいると、あたりはすっかり真っ暗に。身体も冷え切ってしまったので、温泉で温め直し帰路につくのであった……。
text&photo: Gakuto Fujiwara
photo: Naoki Yasuoka
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