イタリア北東部のベネチア地方を拠点とするアスチュート。萩原麻由子が所属するUCIウィメンズチーム「ウィグル・ハイ5」からのフィードバックも取り入れられた女性用コンフォートロードサドル「MISS LINE(ミスライン)」を紹介しよう。



アスチュート MISS LINE(ブラック/イエロー)アスチュート MISS LINE(ブラック/イエロー) (c)ヴィットリア・ジャパン
萩原麻由子が所属するUCIウィメンズチーム、ウィグル・ハイ5をサポートするアスチュートが新たにラインアップに加えたのが、女性選手からのフィードバックを取り入れたロードサドルMISS LINEだ。過酷なライドから得た情報は要所に落とし込み、MISS LINEが目指した性能はコンフォート。より長い距離と時間のライドを楽しめるように開発されたスポーティーなサドルだ。

快適性を向上させるために、前後で密度を変化させることで快適性を調整したメモリーフォームパッドを採用。プレッシャーゾーンは穴あき仕様とすることで、前傾が強めのアグレッシブなポジションを取った際も、不必要な負荷がかかりにくくなっている。

密度が異なるフォームを採用することで、コンフォート性能を獲得した密度が異なるフォームを採用することで、コンフォート性能を獲得した (c)ヴィットリア・ジャパン坐骨を支える部分は厚手のクッションが、痛みの原因となるプレッシャーゾーンはくぼみが設けられている坐骨を支える部分は厚手のクッションが、痛みの原因となるプレッシャーゾーンはくぼみが設けられている (c)ヴィットリア・ジャパン


ベースは、TPUナイロン製アウターとカーボン強化ナイロン製インナーという組み合わせとすることで、耐久性と柔軟性の両立を果たした。横147mmというワイドな設計とされているため、どっしりと座ることができそうだ。前後は250mmという短めの仕様。レール素材はチタンバナジウムだ。重量は235gと女性モデルとしては軽量級。

マイクロファイバー製のサドル表皮には、男性用モデルにはないエレガントさを演出するデザインがあしらわれている。フェミニンすぎないスポーティーなルックスは、ロードバイクはもちろんクロスバイクなどとの相性が良いはずだ。

アスチュート MISS LINE(ブラック/ブルー)アスチュート MISS LINE(ブラック/ブルー) (c)ヴィットリア・ジャパンアスチュート MISS LINE(ブラック/ピンク)アスチュート MISS LINE(ブラック/ピンク) (c)ヴィットリア・ジャパン

アスチュート MISS LINE(ブラック/ライム)アスチュート MISS LINE(ブラック/ライム) (c)ヴィットリア・ジャパンアスチュート MISS LINE(ブラック/レッド)アスチュート MISS LINE(ブラック/レッド) (c)ヴィットリア・ジャパン

アスチュート MISS LINE(ブラック/イエロー)アスチュート MISS LINE(ブラック/イエロー) (c)ヴィットリア・ジャパンアスチュート MISS LINE(ブラック/ブラック)アスチュート MISS LINE(ブラック/ブラック) (c)ヴィットリア・ジャパン


表皮のカラーはブラックで統一しているが、ベースはピンク、ブルー、レッド、イエロー、ライム、ブラックという6色が用意されている。目立ちすぎないアクセントカラーが採用されており、手持ちのバイクとのコーディネートを楽しめるはずだ。価格は19,600円(税抜)。



アスチュート MISS LINE
ベース:ナイロンカーボン(インナー)、TPUナイロン(アウター)
カバー:マイクロファイバー
パッド:前後異密度メモリーフォーム
レール:チタンバナジウム(7mmx7mm)
サイズ:147mm x 250mm
重量:235g(平均重量)
カラー(カバー/ベース):ブラック/ピンク、ブラック/ブルー、ブラック/レッド、ブラック/イエロー、ブラック/ライム、ブラック/ブラック
価格:19,600円(税抜)