国内有数の避暑地である軽井沢を駆け巡るロングライドイベントが「グランフォンド軽井沢」だ。高原の澄み切った空気とうららかな春の陽気を満喫できるロングライドイベントが5月13~14日(土~日)に開催される。



今年で8年目を迎えるグランフォンド軽井沢今年で8年目を迎えるグランフォンド軽井沢
今年で8年目を迎えるグランフォンド軽井沢。初回大会から順調に規模を拡大し、募集定員2,700名と国内最大級の人気を誇る定番ロングライドイベントである。春先のもっともサイクリングが気持ちいい季節に、走り応えのあるコースが用意され、多くのサイクリストを待ち受けている。

その人気を支えるのは、浅間山麓の壮大な景観、そして高原ならでは清らかな空気を堪能できるコース、そして、その環境で育まれた豊かな食材を活かしたグルメが用意されるエイドステーションと、地元の人々のあたたかなおもてなしの心である。冬の間、分厚い防寒ウエアを着こんで走ってきたサイクリストたちが、重いウエアを捨て去り、心も体も軽やかにライドを楽しむためにうってつけの環境が待っているのだ。

そんな最高のロケーションで開催されるグランフォンド軽井沢には2日間で5つのカテゴリーが用意される。メインのグランフォンド軽井沢、2日間でグランフォンドのコースを走るハーフ&ハーフ軽井沢や、半分だけを走るグランフォンド軽井沢ハーフに加え、ザ・グルメフォンド軽井沢とザ・タンデムフォンド軽井沢など、さまざまなタイプの参加者へ向けたカテゴリ分けがされている。

この日だけ特別に開放される白糸ハイランドハイウェイを登っていくこの日だけ特別に開放される白糸ハイランドハイウェイを登っていく 明治38年(1905年)に竣工した国の重要文化財「旧三笠ホテル」の前を駆け抜ける明治38年(1905年)に竣工した国の重要文化財「旧三笠ホテル」の前を駆け抜ける

高原野菜を育てる畑が両手に広がるつまごいパノラマラインを駆け上がっていく高原野菜を育てる畑が両手に広がるつまごいパノラマラインを駆け上がっていく 沿道に咲く花に遅い春の訪れを感じることができた沿道に咲く花に遅い春の訪れを感じることができた


この大会のメイン種目となるのは、日曜日に開催される浅間山麓をぐるっと1周するグランフォンド軽井沢。この日だけ自転車に開放される自動車専用道「白糸ハイランドウェイ」が組み込まれたプレミアム感のあるコースだ。他のロングライドに比べると、距離は123kmと少し短めだが、一方で獲得標高は2,370mとかなり走りごたえがあるコースとなっており、冬場も欠かさず走ってきたストイックなサイクリストも満足できる充実のコースだ。

参加人数的に言えば、もっとも人気があるのはグランフォンド軽井沢となるが、かなりアップダウンが厳しいコースでもあるため、体力に自信が無い人にとってはすこしハードルが高いカテゴリーでもある。自信はないけれども、同じコースを走りたい!という要望に応えたのが、ハーフ&ハーフ軽井沢、そしてグランフォンド軽井沢ハーフの2つである。ハーフ&ハーフ軽井沢はグランフォンド軽井沢のコースとほぼ同じコースを2日間にわたって走るというもので、グランフォンド軽井沢ハーフはその1日目だけを走るもの。

一日に走る距離を短くしながらも、コース自体はグランフォンドとほぼ同じなので、走り切った達成感もしっかりと味わえるハーフ&ハーフ。グランフォンド軽井沢に比べるとたっぷりと時間があるので、軽井沢の風景やグルメを余裕をもって楽しめるという点においてもまた、魅力的なカテゴリである。

写真スポットになっていた満開の芝桜。写真スポットになっていた満開の芝桜。 梅の花咲くエイドステーション梅の花咲くエイドステーション


しかし、そんな走り屋たちが集うグランフォンドだけがこのイベントの全てではない。もっとゆっくりと軽井沢を楽しみたいという人に用意されているのがザ・グルメフォンド軽井沢だ。今年はスィーツ・フォンドとして、高原グルメを味わうことができるプレミアムなライドイベントとなっている。

その人気のグルメフォンドをカップルでタンデムバイクにのって楽しめるのがザ・タンデムフォンド軽井沢。タンデムバイク自体の参加ができないロングライドイベントが多いなか、レンタルバイクまで用意される珍しいプランだ。



コース紹介

ザ・グルメフォンド、ザ・タンデムフォンド(5月13日 土曜日)
湖をバックにソフトをいただきまーす湖をバックにソフトをいただきまーす
エイドステーションで振る舞われたモーニング。どれも美味しくボリューム満点だエイドステーションで振る舞われたモーニング。どれも美味しくボリューム満点だ タンデムバイクをレンタルして参加する方も多かったタンデムバイクをレンタルして参加する方も多かった グランフォンドの前日に行われるザ・グルメフォンドとザ・タンデムフォンドは、明治時代の純西洋建築が美しい旧三笠ホテルや、新緑が目に美しい別荘地といった軽井沢を代表する観光スポットをゆったりと巡る約40kmのプチサイクリング。グランフォンドとは違って、アップダウンが少ないため初心者でも楽しむことができる。

"movehappy~走る楽しさをもっと~"というコンセプトの下に開催されるザ・グルメフォンド。40kmのコースの中に組み込まれたエイドステーションで、地元の新鮮な野菜を使ったサラダやパンのモーニングやデザートといった、なんとも豪華なグルメが参加者たちをお出迎え。今年はさらにプレミアムなものが用意されるとのことで、期待も高まる。

タンデムフォンドはグルメフォンドと同じコースをタンデム(二人乗り)のレンタサイクルで巡るイベント。国内の多くの地域では条例でタンデムバイクへの定員乗車が認められていないが、開催地である長野県はタンデム走行が認められている数少ない地域である。そんな場所柄を活かして、普段なかなか目にしないタンデムバイクに乗る絶好の機会。カップルや親子、また友達同士で走れば、きっと普段とは違った景色と達成感が味わえることうけ合いだ。レンタル料金がエントリーフィーに含まれているので、気軽に申し込むことができるのも嬉しい。


グランフォンド(5月14日 日)ハーフ&ハーフ軽井沢(5月13・14日 土~日)、グランフォンド軽井沢ハーフ(5月13日 土)スーパーチャレンジ軽井沢(5月14日 日)

走りごたえのあるグランフォンド軽井沢走りごたえのあるグランフォンド軽井沢
グルメフォンド顔負けの豪華なグルメが用意されるグルメフォンド顔負けの豪華なグルメが用意される ぜひ軽井沢の魅力を自転車で体験してみませんか?ぜひ軽井沢の魅力を自転車で体験してみませんか? 2日間のメインイベントである、距離123km、獲得標高2,370m超を走るグランフォンド。コースは軽井沢を発着して浅間山麓をぐるりと一周するもので、このイベントのためだけに自転車へと開放される白糸ハイランドウェイなどを含むコースはアップダウンの連続で走り応え十分だ。スキーリゾートとしても有名な嬬恋をはじめとした浅間山麓のリゾート地を巡るルートはずっと風景明媚なロケーションが続き、登り坂でも頑張ろうという気持ちにさせてくれること間違いない。グルメフォンドに全く見劣りしない、豪華なエイドステーションも魅力の一つだ。

そんなグランフォンド軽井沢をより身近に味わえるように設定されたのが、ほぼ同じコースを2日間にわたって走るハーフ&ハーフ軽井沢。初日は軽井沢をスタートし、中間地点の嬬恋村にゴール。1日目のゴール地点はグランフォンドのエイドステーションでもある東海大学嬬恋高原研修センターとなっている。1泊した後に、ゴールの軽井沢を目指して後半を走っていく、二日間で約124km、獲得標高約2,340mを走るコースだ。

もうひとつのグランフォンド軽井沢ハーフはハーフ&ハーフ軽井沢の1日目のみを参加する約46km、獲得標高約1,140mのコースとなっている。無理せずに自分の脚力に合わせながらも、高原の景色とグルメ、そして浅間山麓を制覇した達成感を味わえる魅力的なプランに仕上がっている。

そして、昨年初開催された、主催者選抜の大会アンバサダーたちが挑戦した、距離173.4km、獲得標高3,874mを8時間で走り切る超級カテゴリー「スーパー・グランフォンド軽井沢」のコースに一般参加できる「スーパー・チャレンジ軽井沢」が新設。脚自慢のサイクリストはぜひ挑戦してみては。



エントリーを現在募集中 申し込みは4月24日まで

エントリーを現在募集中だ。申し込みはローソンのエントリーサイトLAWSON DO! SPORTSより行うことができる。新緑が美しい浅間山麓周辺を走るグランフォンド軽井沢、仲間や家族をお誘いの上、是非都会では味わえない大自然の中を走ってみよう。

グランフォンド軽井沢2017開催概要
開催日: 2017年5月13日(土)、14日(日)
主催:グランフォンド軽井沢実行委員会
コース:ザ・グルメフォンド、ザ・タンデムフォンド(共に40km)、グランフォンド(123km)、ハーフ&ハーフ(124km)、グランフォンド軽井沢ハーフ(46km)
参加料:ザ・グルメフォンド6,800円、ザ・タンデムフォンド13,600円(2名)、グランフォンド10,000円、ハーフ&ハーフ10,000円(宿泊費自己負担)、グランフォンド軽井沢ハーフ7,000円 スーパーチャレンジ軽井沢 25,000円

大会への参加に関する問い合わせ先
グランフォンド軽井沢実行委員会 事務局 東京オフィス(10:00〜18:00、土日祝は除く)
電話:03-3564-5501
メール:[email protected]