2016/01/31(日) - 10:05
いよいよ開催が迫った第5回目のシクロクロス東京。ベン・ベルデンやザック・マクドナルドらが来日するシクロクロスの祭典の楽しみ方や観戦ポイントをお伝えしよう。
東京湾岸エリアのド真ん中で開催されるシクロクロス東京。その立地はもちろんのこと、豪華な招待選手が繰り広げるハイレベルなレースや、充実したスポンサーブースなど様々な魅力が絡み合い、国内シクロクロス界では野辺山と並び立つ存在となったビッグイベントだ。
世界中で大きなシェアをもつオーダーメイドサイクリングウエアブランドであるチャンピオンシステムが主催するこのレースは、今年でついに5年目を迎えることとなった。そんな節目の年にあたって、コースにも大幅な変更が加えられている。
シクロクロス東京を特徴づける広大な砂浜エリア、そしてテクニックが問われる林間エリアともに、周回方向が変更されている。前回までは時計回りであったが今年は反時計回りに。特に砂浜エリアはL字状のひと続きとなり、これによって乗車率を上げ、よりスピーディーなレースに期待できるという。
コース監修を担った根本了慈さん(自身もエリートCXレーサー)によれば、「逆回りとなったことで、従来登っていた階段が下りのスロープになります。そこからは一気に水際まで下り勾配となるため、スピードを維持すればコース奥の180度ターン手前までは乗車できるはず。砂下りのイメージとしては東海シクロクロスのワイルドネイチャーに近いかもしれません。登りの折り返しをクリアすればコース左側には芝が生えていますので、乗車も難しくはないでしょう」。
また、南北に伸びる森林区間もこれまでより延長され、テクニカルなキャンバー区間が登場する予定。フライオーバーは例年通り両側がスロープで、BMXライダーにとってはジャンプが可能なアピールポイント。安全に配慮しつつ、エアーを決めやすい角度になっているそうだ。
海外勢vs国内勢 招待選手たちの走りに注目
そんな新しいコースで選手たちが脚とテクニックを競い合う。今年は海外からは6名が招待選手として参加することに。先日アメリカナショナル選手権3連覇を達成しジェレミー・パワーズ(アメリカ、アスパイアレーシング)を筆頭に、11月に来日しているザック・マクドナルド(アメリカ、シクロクロスプロジェクト)と特別ジャージで走る予定のベン・ベルデン(ベルギー、WCup Stoemper)らが世界水準の走りを魅せてくれるだろう。初来日のギャリー・ミルバーン(オーストラリア、トレック・チャンピオンシステム)もワールドカップで好成績を収めているダークホースだ。
迎え撃つ国内勢は全日本王者の竹之内悠(Toyo Frame)と、JCXランキングで首位を独走する小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)が注目だ。女子選手では、全日本チャンピオンの坂口聖香(パナソニックレディース)と宮内佐季子(Club La. sista Offroad Team)、そして興那嶺恵理(FORZA YONEX)の3名が火花を散らす。
お台場を盛り上げるMC、フード、ドリンク
選手たちの熱い走りを応援するのにぴったりな観戦ポイントを順繰りに見て回れるのも周回レースであるシクロクロスの良いところ。スタートで選手を見おくった後は、テクニックが問われる森林未舗装路エリアに向かうもよし、シクロクロス東京の代名詞たる砂浜エリアで檄を飛ばすもよし。階段とフライオーバーが次々に現れるエリアでは、選手たちのスピードに圧倒されることだろう。
観戦を盛り上げてくれるフードメニューは今年も充実している。関西エリアのシクロクロスレース、自転車乗りにはお馴染みのイタリアン&スパニッシュ食堂「タベルナ・エスキーナ」がやってくる。もちろんシクロクロスの本場ベルギーでは欠かせないビール、身体を暖めるにぴったりなホットカクテル、ホットワインももちろん準備。両手にビールとカウベルを持って、本場の観戦スタイルを楽しんでみよう。
そんな会場を盛り上げてくれるMCは、白戸太朗さんと片岡由衣さん。加えて人気コミック「弱虫ペダル」とのコラボレーションが行われ、昨年に続いて作者・渡辺航さんによるチャリティサコッシュの販売とサイン会が行われる。サコッシュ販売会にあたっては事前に整理券が配布されることとなっている。日曜日のエンデューロレース、そしてスポンサーレースには渡辺氏も参加するという。シクロクロスに熱意を燃やす渡辺先生の力走は是非注目だ。
会場となるお台場海浜公園は、ゆりかもめのお台場海浜公園駅から徒歩3分、りんかい線の東京テレポート駅から7分という臨海副都心のど真ん中。年々自転車で来場する方が増えていることから、昨年から好評の駐輪場「サイクルクローク」を設置する。無料ながらスタッフが管理を行ってくれるから安心だ。加えて土曜日には「弱虫ペダルシクロクロスチームシクロクロス体験会」も開催される予定だ。弱虫ペダルシクロクロスチームの前田公平がスクールのコーチを務め、もちろん参加は無料。希望者は [email protected] までメールを送ればOKだ。
東京湾岸エリアのド真ん中で開催されるシクロクロス東京。その立地はもちろんのこと、豪華な招待選手が繰り広げるハイレベルなレースや、充実したスポンサーブースなど様々な魅力が絡み合い、国内シクロクロス界では野辺山と並び立つ存在となったビッグイベントだ。
世界中で大きなシェアをもつオーダーメイドサイクリングウエアブランドであるチャンピオンシステムが主催するこのレースは、今年でついに5年目を迎えることとなった。そんな節目の年にあたって、コースにも大幅な変更が加えられている。
シクロクロス東京を特徴づける広大な砂浜エリア、そしてテクニックが問われる林間エリアともに、周回方向が変更されている。前回までは時計回りであったが今年は反時計回りに。特に砂浜エリアはL字状のひと続きとなり、これによって乗車率を上げ、よりスピーディーなレースに期待できるという。
コース監修を担った根本了慈さん(自身もエリートCXレーサー)によれば、「逆回りとなったことで、従来登っていた階段が下りのスロープになります。そこからは一気に水際まで下り勾配となるため、スピードを維持すればコース奥の180度ターン手前までは乗車できるはず。砂下りのイメージとしては東海シクロクロスのワイルドネイチャーに近いかもしれません。登りの折り返しをクリアすればコース左側には芝が生えていますので、乗車も難しくはないでしょう」。
また、南北に伸びる森林区間もこれまでより延長され、テクニカルなキャンバー区間が登場する予定。フライオーバーは例年通り両側がスロープで、BMXライダーにとってはジャンプが可能なアピールポイント。安全に配慮しつつ、エアーを決めやすい角度になっているそうだ。
海外勢vs国内勢 招待選手たちの走りに注目
そんな新しいコースで選手たちが脚とテクニックを競い合う。今年は海外からは6名が招待選手として参加することに。先日アメリカナショナル選手権3連覇を達成しジェレミー・パワーズ(アメリカ、アスパイアレーシング)を筆頭に、11月に来日しているザック・マクドナルド(アメリカ、シクロクロスプロジェクト)と特別ジャージで走る予定のベン・ベルデン(ベルギー、WCup Stoemper)らが世界水準の走りを魅せてくれるだろう。初来日のギャリー・ミルバーン(オーストラリア、トレック・チャンピオンシステム)もワールドカップで好成績を収めているダークホースだ。
迎え撃つ国内勢は全日本王者の竹之内悠(Toyo Frame)と、JCXランキングで首位を独走する小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)が注目だ。女子選手では、全日本チャンピオンの坂口聖香(パナソニックレディース)と宮内佐季子(Club La. sista Offroad Team)、そして興那嶺恵理(FORZA YONEX)の3名が火花を散らす。
お台場を盛り上げるMC、フード、ドリンク
選手たちの熱い走りを応援するのにぴったりな観戦ポイントを順繰りに見て回れるのも周回レースであるシクロクロスの良いところ。スタートで選手を見おくった後は、テクニックが問われる森林未舗装路エリアに向かうもよし、シクロクロス東京の代名詞たる砂浜エリアで檄を飛ばすもよし。階段とフライオーバーが次々に現れるエリアでは、選手たちのスピードに圧倒されることだろう。
観戦を盛り上げてくれるフードメニューは今年も充実している。関西エリアのシクロクロスレース、自転車乗りにはお馴染みのイタリアン&スパニッシュ食堂「タベルナ・エスキーナ」がやってくる。もちろんシクロクロスの本場ベルギーでは欠かせないビール、身体を暖めるにぴったりなホットカクテル、ホットワインももちろん準備。両手にビールとカウベルを持って、本場の観戦スタイルを楽しんでみよう。
そんな会場を盛り上げてくれるMCは、白戸太朗さんと片岡由衣さん。加えて人気コミック「弱虫ペダル」とのコラボレーションが行われ、昨年に続いて作者・渡辺航さんによるチャリティサコッシュの販売とサイン会が行われる。サコッシュ販売会にあたっては事前に整理券が配布されることとなっている。日曜日のエンデューロレース、そしてスポンサーレースには渡辺氏も参加するという。シクロクロスに熱意を燃やす渡辺先生の力走は是非注目だ。
会場となるお台場海浜公園は、ゆりかもめのお台場海浜公園駅から徒歩3分、りんかい線の東京テレポート駅から7分という臨海副都心のど真ん中。年々自転車で来場する方が増えていることから、昨年から好評の駐輪場「サイクルクローク」を設置する。無料ながらスタッフが管理を行ってくれるから安心だ。加えて土曜日には「弱虫ペダルシクロクロスチームシクロクロス体験会」も開催される予定だ。弱虫ペダルシクロクロスチームの前田公平がスクールのコーチを務め、もちろん参加は無料。希望者は [email protected] までメールを送ればOKだ。
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