チームスカイの使用に耐える機能性と、街中でも違和感の無いデザイン性を兼ね備えたイギリス発のウエアブランド、ラファ。今回インプレッションするのはシティライドにぴったりな「Hooded Rain Jacket」だ。



Rapha Hooded Rain JacketRapha Hooded Rain Jacket photo:Yuya.Yamamoto
昨年よりラインアップされるHooded Rain Jacket。今季、ラインアップが整理されたラファのシティコレクションの中でも、フラッグシップとなるアウターである。ラファ自身は「荒れ模様の天候下で威力を発揮するカジュアルなサイクリングジャケット。」と表現するこのモデルを2週間にわたって、通勤などで使用してみた。

まずは、着用時のサイズ感から。身長163cm、体重63kgの筆者にはSサイズがピッタリ。ラファに限らず、海外ブランドは総じて丈が短く袖が長いもので、このジャケットも袖が若干余る。ただ、一旦自転車に乗ってしまえば、気になるようなことはなく、むしろこのウエアの出番である冬季では手袋のカフから出てしまう心配も少ない。

襟周りのコードでフィット感を調節できる襟周りのコードでフィット感を調節できる フードはタブでワンタッチで収納できる、エスプリの効いたギミックフードはタブでワンタッチで収納できる、エスプリの効いたギミック

フラップによって守られているジッパーは開閉しやすい仕様だフラップによって守られているジッパーは開閉しやすい仕様だ 下からもジッパーが開くため、乗車姿勢でも腹部が締め付けられない下からもジッパーが開くため、乗車姿勢でも腹部が締め付けられない


袖はかなりタイト目のカットなので、厚手のミッドレイヤーを着こむと袖がパツパツになってしまうかもしれない。ラファであれば、Merino Sweatshirtあたりを下に着ればちょうど良いフィット感である。一方、胴回りはかなりの余裕があるため、厳冬期であれば薄手のダウンベストを中に着込むこともできるだろう。

一般的な山用のレインジャケットと、自転車レース用のそれとのちょうど中間をとったようなスタイリングは、いろいろなアパレルブランドを見渡しても、珍しいのではないだろうか。特に3レイヤーの防水メンブレンを使用し、耐水性と耐久性を兼ね備えたオールウェザージャケットとしてはかなりユニークなプロダクトだろう。

袖のタブを裏返すとハイビズピンクとリフレクターが現れ、被視認性が向上する袖のタブを裏返すとハイビズピンクとリフレクターが現れ、被視認性が向上する 脇には小さな通気口が設けられている脇には小さな通気口が設けられている

ハンドポケットは普段着として着用した時に活躍するだろうハンドポケットは普段着として着用した時に活躍するだろう ナチュラルな着心地を実現する防水透湿素材ナチュラルな着心地を実現する防水透湿素材


また、特筆すべきは着心地の良さである。Pro Team Race Capeのために開発されたという、ラファオリジナルの防水透湿素材は伸縮性に富んでいるのが特徴なのだ。ほとんどストレッチせず、ゴワゴワした硬い着心地の物が多いゴアテックスをはじめとした一般的な防水メンブレンを使用したレインウェアと比べると、同じ機能をもったウエアなのかと思ってしまうほど、ナチュラルな着心地を持っている。

エスプリの効いた細かなギミックもRaphaのジャケットらしい。フードもタブでワンタッチで収納でき、他のレインジャケットの様にジッパー等を使う必要がなかったり、袖口にはピンクのリフレクターがリバーシブル仕様で設けられていたりと、所有欲をかき立ててくれる。

裾には防水フラップが隠されている裾には防水フラップが隠されている
ポケットはあくまでもこれがレーシングウエアでは無いことを主張するかのようにサイドポケットのみとされ、バックポケットは設置されない。レインジャケットであることを考えればバックポケットが無いのは当然ではあるが、バックポケットの便利さに慣れてしまい、ついつい腰回りを触ってしまうサイクリストにはすこし寂しいかもしれない。

肝心の性能については、ラファが想定するシティライドにしっくりくるように設定されていると感じた。実際に着用し、日々の通勤で使用してみたが、気温が10度を下回らない日であれば、Hooded Rain Jacketに、薄手のシャツと冬用アンダーを着て走れば、時速25kmほどでも少し汗ばむほどの防風性を発揮してくれる。

[img_assist|nid=187822|title=シティライドに合わせたカッティングやデザインのHooded Rain Jacket|desc=|link=node|align=right|width=350|height=]気温が10度以下になって来れば、もう少しペースを上げても良いだろうし、もう一枚着込んでもいいだろう。蒸れやすい脇下にはベンチレーションホールが設けられ、熱を逃がしてくれる。小さな穴だが、意外に大きな効果があるようで、走っていてもこもった空気が排出されていくのを感じるほど。

普通のサイクルウェアよりはゆったりとしたフィットであるものの、レインジャケットとしてはかなりスキニーな作りなので、走行中にバタつきが気になることもない。街中でも本当に快適なスポーツサイクリングを楽しめるようになっていると感じた。

防水性もしっかりとしたもので、小雨程度であれば全く身体が濡れることがなく自転車に乗り続けられる。裾に仕込まれたフラップを展開すれば、リアホイールからの跳ね上げを防げるのは、ラファの冬物を代表するClassic Softshell Jacket譲り。蛍光ピンク色のフラップは被視認性も高く、シティライドでの安全性向上に貢献してくれそうだ。

レース用ウエアで培ったテクノロジーと、シティライドに合わせたカッティングやデザインが融合したこのジャケットは、冬場のシティライドのアウターとして大活躍してくれそうだ。そのままお洒落なカフェなどに入っても全く違和感のないデザインながら、高い機能性を持つHooded Rain Jacketは、普段のサイクリングから質の高いウエアを求めるファッションサイクリストにとって外せない一着となりそうだ。



Rapha Hooded Rain Jacket
素材:ナイロン100%(3層式ラミネート素材)
カラー:ブルー、ブラック
サイズ:XS、S、M、L、XL、XXL
価格:47,000円
製品情報: http://www.rapha.cc/jp/ja/shop/hooded-rain-jacket/product/HRJ02

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