フタバ商店と、台湾のスタンド・ラックメーカー「U-LIX」がコラボレーションしたロードバイク用スタンド「UL-Q4M」が登場した。フレームとクイックリリースの間にアタッチメント挟み込むという装着方法を採用し、使用する際にだけ別体のレッグで延長させるといった手軽なスタンドだ。



ユーリックス UL-Q4M 700C専用スタンドユーリックス UL-Q4M 700C専用スタンド photo:So.Isobe
クイックリリースとフレームの間に挟み込んで使用するクイックリリースとフレームの間に挟み込んで使用する 移動中はアタッチメントのみが残るため、ロードバイクのスタイリングを崩さない移動中はアタッチメントのみが残るため、ロードバイクのスタイリングを崩さない アタッチメントと2本のメインレッグに分割できるアタッチメントと2本のメインレッグに分割できる サイクリング中、休憩する際にバイクを壁などに立てかけるライダーは多いはず。しかし、立てかけるというのも心配が少なくない。かといってリアステーに固定するキックスタンドは、ロードバイクならではのスタイリングを崩してしまうし、フレームに負担をかけてしまうため、取り付けに踏み切れないのもまた事実だろう。

この悩みを解決してくれるのが、QRとフレームの間に挟むアタッチメントとメインレッグ2本という3ピース構造を採用したスタンド「UL-Q4M」である。使用する際はスタンドの脚を組み立てて自立させる。使用しない際はアタッチメントのみを装着した状態にするため、ロードバイクのスタイリッシュなフォルムを崩すことない。

分解したスタンド2本はそれぞれ172mmと184mmという長さのため、バックポケットや700mlのツール缶に収納して持ち運ぶことが可能だ。重量は全体で53g、レッグのみで44gと軽量なため、持ち運びやすいだろう。また、アタッチメントの裏側にはゴムシートが貼られているため、フレームへのダメージが少なくなっている。

一方で、9mm軸のクイックリリースを使用したロードバイク専用にデザインがされているため、MTBや重量12kgオーバーの自転車に使用すると、バイクを自立させられない可能性があるという。また、キックスタンドのようにリアステーには負荷はかからないものの、QRやエンド部分への負担はさけられないため、UL-Q4Mは一時的な駐車のみの利用が推奨されていることに注意したい。

駐輪場所を選ばないというメリットに加え、サイクリング時にキレイな風景を見つけた際、自転車を立てかける場所がなくても自転車を景色と一緒に写真に入れることができるというのも嬉しいポイント。今までは風景写真だけだったのを、自転車をいれた写真にすることで、ライドの思い出が一層色濃くなるはずだ。




ユーリックス UL-Q4M 700C専用スタンド
素材:アルミ
重量:53g(アタッチメント:9g)
長さ:172mm、184mm
価格:1,944円(税抜)

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