9月1日(水)、北千住のシアター1010にてスイスのバイクブランド、スコットの2016年ラインアップが一堂に介した展示会が行われた。多くの来乗客で賑わった展示会の様子をレポートしよう。



新型FOILとバルーンアーチが出迎えてくれたスコット2016展示会新型FOILとバルーンアーチが出迎えてくれたスコット2016展示会
オリカ・グリーンエッジやIAMサイクリング、国内では愛三工業レーシングにバイクを供給しているスイスのスコット。北千住の駅からほど近いシアター1010(せんじゅ)にて行われた展示会で、2016年モデルがお披露目された。

2016年モデルで最も注目を集めていたのは入口正面に展示されていた新型FOILだ。入場とともに私達を迎えてくれる新型FOILは、翼断面の後端部を切り落としたカムテール形状に先鞭をつけ、エアロロードの開発競争に火をつけたとも言える先代の登場から5年ぶりのニューモデル。それだけあって来場者を足止めさせていた。

独自のパーツを多く使うエアロロードなだけにディティールの写真を取る来場者は多かった独自のパーツを多く使うエアロロードなだけにディティールの写真を取る来場者は多かった 歴代の名車、選手の実車など近年のスコットを語るに外せないバイクも並べられていた歴代の名車、選手の実車など近年のスコットを語るに外せないバイクも並べられていた

スコットのスタッフから変更点などを詳しくきくスコットのスタッフから変更点などを詳しくきく 主要となる車種が揃えられていた主要となる車種が揃えられていた


新型FOILの変更点は、フレーム形状を一新するにとどまらず、トレンドに追従するようにハンドルバーにはスコット傘下ブランドのシンクロス製のエアロバーステムを採用。リアブレーキはBBの裏側に取り付けるダイレクトマウント仕様とするなど、現代のスタンダードを体現したバイクへと仕上がっている。

注目のエアロロードを見終わると次に待っていたのはスコットの名車たち4台。HTCハイロード時代のマーク・カヴェンディッシュが2010年ツール・ド・フランスにてスペアバイクとして使用したADDICTの実車や、リカルド・リッコがジャパンカップで使用したADDICT、オリカ・グリーンエッジの選手のサインが入れられた先代FOIL、発表当時としては驚愕の軽量性で並み居るブランドの一歩先を進んでいたCR1が並べられていた。

HTCハイロード時代のマーク・カベンディッシュが2010年のツール・ド・フランスでスペアバイクとして使われた実車が展示されていたHTCハイロード時代のマーク・カベンディッシュが2010年のツール・ド・フランスでスペアバイクとして使われた実車が展示されていた オリカ・グリーンエッジが使用するFOIL、スコットのバイクを語る時に外せないCR1、リッコのADDICTオリカ・グリーンエッジが使用するFOIL、スコットのバイクを語る時に外せないCR1、リッコのADDICT

ハイロードのステッカーや当時のゼッケンプレートがそのまま残されているハイロードのステッカーや当時のゼッケンプレートがそのまま残されている リカルド・リッコがジャパンカップで使用したというADDICTリカルド・リッコがジャパンカップで使用したというADDICT


2004年当時としては信じられないほどの軽量性を実現したCR1、その後アンダー800gの軽量フレームとして登場したADDICTへと進化した系譜を感じ取れる展示とすることで、CARBON EXPERTSと呼ぶスコットのカーボンテクノロジーを感じてもらえれば、と言うのはスコット・ジャパンの鍛さん。実際、実車を目の当たりにすればそのことを良く感じ取れる。

そして、スコット2016のロードバイクラインアップに目が移る。今年はは先に紹介したFOILに加えて、アルミのSPEEDSTERがフレーム設計を快適な乗り心地となる方向へ一新している。自走テストを行っている鍛さんによると、乗り心地が前モデルと比べ改善させれているとのことで、これからロードバイクを始めようという方にはおススメだという。

スコット2016一押しカラーはマットグレースコット2016一押しカラーはマットグレー
女性モデルのコンセッタはきれいな色使いが特徴女性モデルのコンセッタはきれいな色使いが特徴 SPEEDSTERのシクロクロスバイクが登場。ジオメトリーはADDICT CXと同様だSPEEDSTERのシクロクロスバイクが登場。ジオメトリーはADDICT CXと同様だ


そして、ワールドツアーチームが試験的に使用を開始しているディスクブレーキロードにはADDICTとSPEEDSTERが新しくラインアップに追加された。これでFOIL、ADDICT、SOLACEという主要3車種のうち、FOILのみがディスク化を待つこととなり、UCI認可された際の準備が整いつつある。また、ディスクロードとは別にADDICTとSPEEDSTERに登場したシクロクロスバイクは、ロードとCXではジオメトリを変えることで住み分けをしているという。

チーム・スコットの山田主選手も来場者にスコットバイクの魅力を語ったチーム・スコットの山田主選手も来場者にスコットバイクの魅力を語った
MTBにおいても最先端を進むスコットは、世界的に流行の兆しを見せ始めているセミファットタイヤの装備を可能とする「PLUS」シリーズを登場させた。シリーズにはXCモデルのSCALE、オールマウンテンモデルのGENIUSという2種類がラインアップされている。

タイヤの幅が広がることで、トラクションがかかりやすくなり荒れた路面でも走りやすくなるというのが27.5+タイヤのメリットだ。SCALE 710PLUSについては「XCレーサーではありますが、転倒が怖いというMTBビギナーにオススメだと考えています。タイヤが地面にくいつき、フルグリップしてくれるので、安心感が高いです」と鍛さんは言う。これからMTBを始める方で、レース用か遊び用か決めかねている時の有力な選択肢となるかもしれない。

ニノ・シューターも駆るSPARKは非常に軽量だというニノ・シューターも駆るSPARKは非常に軽量だという オールマウンテン系のGENIUSもカラーはマットグレーオールマウンテン系のGENIUSもカラーはマットグレー
ファットバイクはBIG JONというセカンドグレードがラインアップに追加されたファットバイクはBIG JONというセカンドグレードがラインアップに追加された DHバイクGAMBLERはリアサスをコイル式からエアー式に変更するなど、マイナーチェンジがされているDHバイクGAMBLERはリアサスをコイル式からエアー式に変更するなど、マイナーチェンジがされている


また、遊び用の選択肢としてのファットバイクのラインアップに追加されたセカンドグレード「BIG JON」は、ロード選手がシーズン外にシクロクロスに乗るように、XC系選手が遊び用として選ぶとしたときにオススメだという。スコットがMTBイベントに出展する際は必ず試乗車を用意しているのことなので、是非乗って試したいものだ。

シューズの多くはカラーバリエーションが変化しよりスタイリッシュに。バックパックは徐々に人気を高めつつあるエンデューロ用に、背中のプロテクターをバッグに装着したモデルが登場。ヘルメット類はVANISH2のフルカラーラインアップがお披露目され、MTB用のヘルメットも展示されていた。傘下ブランドのシンクロスからはFOILに搭載されていたハンドルバーステム単体で発売されることが発表された。

VANISH2は日本限定カラー(左)に加えて通常ラインアップもお披露目されたVANISH2は日本限定カラー(左)に加えて通常ラインアップもお披露目された STEGOなどMTBヘルメットも人気が高いというSTEGOなどMTBヘルメットも人気が高いという

ロードシューズのハイエンドはカラーの変更だロードシューズのハイエンドはカラーの変更だ 背中のプロテクター付きのバックパックがリリースされた背中のプロテクター付きのバックパックがリリースされた


世界の第一線で戦うエアロロードFOIL、世界的なトレンドに追従したMTBのPLUSシリーズの登場によって盛り上がりを見せるスコット。ロードとMTBどちらにおいてもレース志向とファンライド志向のバイクをリリースしているため、2016年モデルをチェックしてみてはいかがだろうか。

text&photo:Gakuto.Fujiwara
photo:Makoto.AYANO
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