「あなたはどれだけ自転車のことを知っていますか?」空前の自転車ブームと言われる近年。にわかサイクリストから自称ベテランサイクリストまで、本当にたくさんの自転車愛好家がいることだろう。でもその知識はホンモノ?

じてんしゃといっしょにくらす自転車生活How to books(単行本)じてんしゃといっしょにくらす自転車生活How to books(単行本) ロコモーションパブリッシングが頭デッカチな日本人サイクリストに贈る、自転車度の自己診断マニュアルとも言えるのがこの単行本だ。

奥深い自転車の世界を知るための基礎知識集。自転車のハードや法律、テクニックなど幅広く知っておきたい自転車関連の質問全100問が詰まっている。

例えば、こんな質問をされたら、あなたは答えられるだろうか...

・日本屈指の自転車メーカー、ミヤタ。元々の商売は何?
・変速機を横文字にするとディレイラーという。もともとの意味は?
・公営ギャンブルのひとつである競輪は日本発祥の自転車競技。誕生のいきさつは?
・クロスバイクと呼ばれるタイプがあるが、この名称の由来は?
・”自転車の日”という記念日はいつ?


編集部から

楽しみながら自転車のことがどんどんわかる!とことん解説付き!!

子供の頃自転車にとうとう乗れた瞬間は、人生最初で最大の転機となって大人の今でも心の佳き奥底に刻まれている。そんな原初のよろこびの反面、違法駐輪や放置自転車問題はいぜん解消することなく、社会の悪意の底辺から、だらしない人間を増長させている。

正負さまざまな形で、自転車という存在はずっと人間の生活に影響を与えてきている。だから、ブームではなく再登板なのだ。エコロジーとかグリーンとかサステナビリティとか、そういった追い風も吹いてきた。 

だが、そんなパートナーのことをわれわれはどれだけ知ってきただろうか。正直、心もとない。身近にありすぎて、“移動の米”として扱われすぎて誰も自転車を教えてくれなかったし、深く考え学ぼうともしなかった。 自転車復活には、健康を気にする人々がフィットネスの道具としてスポーツ自転車に目を向けはじめたことが大きい。

これは、自転車に移動手段としてだけでない、新たな価値を感じはじめたと言いかえられる。つまり、趣味の道具化である。ならば、ただ乗って消費するだけではない“座学”も必要なのではないか。この本は、そんな提起から生まれた。

じてんしゃといっしょにくらす自転車生活How to books(単行本)
自転車力検定

金子直樹・著
出版社: ロコモーションパブリッシング; A5版 (2008/12/19)
ISBN-10: 4862120725
ISBN-13: 978-4862120724
発売日: 2008/12/19


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