4月12日(土)、千葉県袖ケ浦市にある袖ヶ浦フォレストレースウェイにてTHE KAIMAKU '14が開催された。春の晴天のもと多くの参加者が集った、シーズン初めの大会として、そしてイベントデビューとしてもうってつけの大会だ。(大会の様子はこちらのレポートよりご覧下さい)。そんなのんびりとした大会に集まった皆さんの中から、たくさん楽しまれていたチーム、ピットや応援などで目立っていたチームをピックアップして紹介しよう。

ファミリーの参加者も多い大会でしたファミリーの参加者も多い大会でした フィニッシュ後にチームメイトに迎えられるフィニッシュ後にチームメイトに迎えられる




セマス 新松戸

セマス 新松戸セマス 新松戸
総勢16名で参加されていたのはセマス新松戸の皆さん。セオサイクル新松戸店のショップチームであるセマス新松戸は、登録メンバーが100人を超えるような大規模チームで、毎週の朝練には30~40名のチーム員が常時参加しているという活発な活動を行っている。

今回は2時間ソロに皆さんで参加されており、2時間のスタート時に一斉にスタートする様子は圧巻。例年開催されている人気のイベント「セオサイクル・サイクルフェスティバル」の第9回大会が今年は会場を移し、袖ヶ浦フォレストレースウェイにて開催されるとのことで、下見がてら参加されたとのこと。チーム横断幕も用意されるなど、結束力の高さがうかがえるチームでした。



ARCS

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ポップなジャージが目をひいたのはチーム「ARCS」のみなさん。建築の設計業界での自転車好きが集まったチームで、約4年ほど前から活動を開始しているとのこと。普段は皇居や尾根幹を走っているとのことですが、設計屋さんらしく、「都市」をテーマにしたサイクリングを企画されることもあるという。

一見矢印がたくさん並んでいるように見えるジャージのデザインは、実は家を表している。ところどころに、チーム員がデザインした家(犬が住んでいたり、星があしらわれていたり)が配置されており、それぞれのセンスがあらわされている。前回のかすみがうらエンデューロで入賞されているほどの健脚ぞろいのチームでもあり、今回の表彰台にもしっかりと登られていた。



TEAM DREAMER

TEAM DREAMERTEAM DREAMER
川崎の自転車ショップ「カメダサイクル」のチーム、「TEAM DREAMER」。大会には2チームが参加されていた。男女混成6時間をワンツーフィニッシュし、その走力を見せつけていた「TEAM DREAMER」。設立自体は25年以上前のこととなる老舗のチーム。最近は練習会にもあまり集まらないとのことでしたが、この大会には15名ものメンバーが参加し、「よくぞここまで集まったな」とはチームブーツ代表の堀江亮さんの弁。

普段は、土日祝日を中心に川崎から八景島の往復60kmのコースなどを練習会として走っておられるとのこと。以前は実業団登録もしていたが、現在はクラブチームとして和気あいあいと活動されているとのことでしたが、かなりレベルの高いサイクリストたちの集まりでした。



TSSR

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常にピットで声援をおくられていた姿が印象的だった「TSSR」のみなさん。PC関連パーツを製造するサンワサプライの東京オフィスの社内チームで、「Tokyo Sanwa Supply Racing」の略。今回は12名での参加で、4人チーム3つでの参加されていた。結成して間もないチームで、3月21日におこなった荒川ツーリングが初めてのイベントだったとのこと。

チーム員12名中、経験者が5人で未経験者が7人とイベント初体験のメンバーが多いのも特徴。そこは経験者のメンバーが適切な段取りを組むことで安心の初イベントになっていたよう。目標は表彰台とのことですが、まずは楽しく事故なく怪我なく安全に完走することが第一と、会社の自転車部らしく締めていただきました。



内房レーシング

内房レーシング内房レーシング
地元木更津に拠点を持つ内房レーシングチームの皆さんは、トレーニングレースの意味も兼ねてほぼ全員が2時間ソロの部に出場。強豪メンバーを揃え、終止集団の前方で動く姿が印象的でした。ただしレースは、「エースが途中で落車リタイアしてしまって...」と結果に結びつかず残念そう。地元とあって全員が自走で参加した(サーキットに来るまで登りがいくつかあるのですが...)という皆さん、いやはやさすがです。



BC.TIMERS

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昨年に行われた「焼津フィッシュマンレース」で優勝し、今回のTHE KAIMAKUには招待を受けて参加したと言うBC.TIMERSチーム。焼津市に拠点を置き、普段はその周辺で週末のトレーニングライドを楽しんでいるそうだ。「今回は人数が集まらずに、1チームだけの参加になってしまいました。」と言うものの、さすがは優勝経験チーム、常に積極的に走る姿が大いに目立っていました。



さて、袖ヶ浦に集ったチーム紹介、いかがだったでしょうか?取材に快くご協力くださった皆様、ありがとうございました。今回お声がけできなかった方は、次のイベントで是非紹介させてください!それでは、次のイベントでお会いしましょう!

text:Naoki.Yasuoka
photo:So,Isobe Naoki.Yasuoka