栃木県にある渡良瀬遊水地で開催されたJプロツアー第13戦TTチャンピオンシップ。15.9kmのコースを最速で駆け抜けたのは大本命の西薗良太。チームメイトの清水都貴を0秒43上回り、ヴィオラクロノジャージを獲得した。

谷中湖畔のフラットコースが舞台となった谷中湖畔のフラットコースが舞台となった (c)So.Isobe第2回目の開催となったタイムトライアルチャンピオンシップの舞台となったのは、武蔵丘陵森林公園から場所を変えた昨年の栃木県栃木市にある渡良瀬遊水地。

その中にある人造湖、谷中湖の周辺道路を巡る1周5.3kmのコースは2ヶ所の橋を除いてオールフラットで、ハンドルを持ち替える鋭角なコーナーも1つのみと純粋な独走力、そして一定ペースを刻む精神力が問われるコースだ。

7名エントリー6名出走のJフェミニンツアーは、コースを1周する5.3kmで争われた。1番手スタートの松永妃加(GROWING Racing Team)が8分20秒のタイムを記録すると、後続を寄せ付けず最後まで首位を守り抜いた。2位には西口悦子(Sakatani Racing)、3位は高山真由子(竹芝サイクルレーシング)が入った。

1位 西薗良太(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)1位 西薗良太(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム) (c)So.Isobe

2位 清水都貴(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)2位 清水都貴(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム) (c)So.Isobeこの日は強い日差しと激しい雨が折り混じる不安定な天候。時折吹きつける強風は、遮るものの少ない湖の周回コースで走る選手たちを苦しめた。午前中に開催されたエリートクラス中には前が見えないほどの豪雨にも見舞われたが、最高峰のJPTクラスがスタートする13時頃には小康状態に。ツアーランキングの降順に、JPT全103名の選手たちは1分30秒間隔でスタートを切っていく。

3位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)3位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) (c)So.Isobeまず序盤に好タイムを記録したのは窪木一茂(マトリックスパワータグ)。21分05秒のタイムを叩き出して暫定首位に立つが、その2つ後ろで出走した嶌田義明(TeamUKYO)がそれを7秒上回る20分58秒とし、暫定首位に。35番手スタートの吉田隼人(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)も好走を見せ、嶌田から約6秒遅れの21分04秒をマークして最終的に6位に。

中盤までホットシートを守った嶌田だったが、この記録は54番目にスタートした清水都貴(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)によって塗り替えられる。20分12秒とそれまでのタイムを大きく短縮することに成功しし、一躍トップに踊り出た。

4位 嶌田義明(TeamUKYO) 4位 嶌田義明(TeamUKYO)  (c)So.IsobeそしてナショナルTTチャンピオンジャージの国内初披露となる、西薗良太(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)が74番手で出走。コンパクトなポジションで好タイムを記録していく全日本TTチャンピオンは、最終的に清水を0秒43上回る20分11秒を記録してトップタイム。

最終走者の増田成幸(宇都宮ブリッツェン)も快走を披露したものの、トップ2人に約30秒届かず20分42秒のタイムで3位に。この結果を受け西薗良太の優勝が決定し、ヴィオラクロノジャージを獲得した。

ツアー総合1位のルビーレッドジャージは今シーズン抜群の安定感の増田成幸がキープ。975ポイントを獲得し2位以下を大きく離している。U23リーダーのホワイトジャージはクラス5位に入った安原大貴(マトリックスパワータグ)が引き続き着用している。

5位 ポール・ソールズベリー(イナーメ・アイランド信濃山形JPT)5位 ポール・ソールズベリー(イナーメ・アイランド信濃山形JPT) (c)So.Isobe6位 吉田隼人(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)6位 吉田隼人(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム) (c)So.Isobe


7位 窪木一茂(マトリックスパワータグ)7位 窪木一茂(マトリックスパワータグ) (c)So.Isobe8位 岩島啓太(なるしまフレンドレーシングチーム)8位 岩島啓太(なるしまフレンドレーシングチーム) (c)So.Isobe



結果
P1 15.9km
1位 西薗良太(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム) 20′11″83
2位 清水都貴(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム) 20′12″26
3位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 20′42″67
4位 嶌田義明(TeamUKYO) 20′58″01
5位 ポール・ソールズベリー(イナーメ・アイランド信濃山形JPT) 21′00″62
6位 吉田隼人(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)21′04″21
7位 窪木一茂(マトリックスパワータグ)21′05″06
8位 岩島啓太(なるしまフレンドレーシングチーム)21′12″19
9位 マリウス・ヴィズィアック(マトリックスパワータグ)21′15″43
10位 小畑郁(なるしまフレンドレーシングチーム)21′23″80
ヴィオラクロノジャージを獲得した西薗良太(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)ヴィオラクロノジャージを獲得した西薗良太(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム) (c)So.Isobe
F 5.3km
1位 松永妃加(GROWING Racing Team) 8′20″31
2位 西口悦子(Sakatani Racing) 8′20″59
3位 高山真由子(竹芝サイクルレーシング) 8′25″86

P1クラス表彰台P1クラス表彰台 (c)So.IsobeE1 5.3km
1位 倉林貴彦(なるしまフレンド)6′42″62
2位 吉原健太郎(マルコADONパンターニ)6′53″82
3位 丸山英将(SQUADRA CORSE cicli HIDE)6′59″34
4位 近藤正紀(なるしまフレンド)7′01″00
5位 山本健一(なるしまフレンド)7′04″02
6位 山崎潤(Team Logisty Jack)7′07″06

E2 5.3km
1位 サミュエル・ギルバート(FAST LANE Racing)07′11″55
2位 藤田晃三(チームOLDNEW)07′11″76
3位 大谷一弘(クラブシルベスト)07′12″47
4位 豊田勉(豊田業務店)07′13″29
5位 西城 泰裕(なるしまフレンド)07′13″82
6位 中元寺琢磨(Team UKYO Reve)07′13″82

増田成幸(宇都宮ブリッツェン)と安原大貴(マトリックスパワータグ)増田成幸(宇都宮ブリッツェン)と安原大貴(マトリックスパワータグ) (c)So.IsobeE3 5.3km
1位 林航平(HAMMER!!BROS)6′53″86
2位 香西真介(チバポンズかわぐち農園)7′05″37
3位 加納篤(ブラウ・ブリッツェン)7′09″75
4位 笹目重隆(AQULS内房レーシング)7′10″70
5位 早川信明(イナーメ・アイランド信濃山形)7′12″02
6位 若山敦資(マルコADONパンターニ)7′12″55


text&photo:So.Isobe
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