ブエルタ・ア・エスパーニャ2012の第2ステージを制したのはドイツの若きスプリンター、ジョン・デゲンコルブ(アルゴス・シマノ)。チームに対する感謝を述べながら、自信を見せつけるコメントを残した。

ステージ優勝を飾ったジョン・デゲンコルブ(ドイツ、アルゴス・シマノ)

グランツール初勝利を飾ったジョン・デゲンコルブ(ドイツ、アルゴス・シマノ)グランツール初勝利を飾ったジョン・デゲンコルブ(ドイツ、アルゴス・シマノ) photo:Cor Vos今日のスプリントはラスト5kmからが非常に速い展開だった。オリカ・グリーンエッジとアルゴス・シマノの2チームがリードアウトのためのコントロールを行なっていた。僕はアラン・デーヴィスとベン・スイフトから離れてしまったけれど、チームメイトが良い働きをしてくれてポジションを回復してくれたんだ。クーン・デコルトが僕を番手に連れていき、最後は3人によるスプリント勝負になった。最後は僕が最強だったんだ。

豪快にシャンパンを開けるジョン・デゲンコルブ(ドイツ、アルゴス・シマノ)豪快にシャンパンを開けるジョン・デゲンコルブ(ドイツ、アルゴス・シマノ) photo:CorVos最後のラウンドアバウトを通過した先のラスト400か500mからは微妙な上り勾配がついていて、とても僕向きのコースレイアウトだった。こういったコースはパワーが必要で、それが僕が好きな理由だし、勝因となった。でもスプリンターというものは一人では勝つことができない。僕らはスプリンターをアシストできる世界最高峰のチームだし、それは僕にとってもマルセル・キッテルにとっても変わらない。アルゴス・シマノの一員でいられて嬉しいよ。

チームの最低限の目標はステージ1勝を挙げることだったけれど、達成できたからプレッシャーは無くなった。明日とその次に控えるハードな山岳ステージを生き残っていきたい。最初の休息日までにはまた勝利を狙っていけると思うよ。

(キッテルがツールで不調だったことについて聞かれて)僕がツールに出場できなかったことで落ち込んではいないよ。僕が残念に思うのはマルセルがステージ優勝できなかったことについてだ。けれど、確実に彼はやってのけるだろう。僕らは良い友達なんだ。来年は一緒にツールを走り、(優勝)パーティーを開くことを楽しみにしているんだ。


マイヨ・ロホを着て走るヨナタン・カストロビエホ(スペイン、モビスター)マイヨ・ロホを着て走るヨナタン・カストロビエホ(スペイン、モビスター) photo: Unipublicマイヨ・ロホを守ったヨナタン・カストロビエホ(スペイン、モビスター)

今日は一日を通して向かい風が吹いていたためにとても落ち着いていたステージだった。僕たちは風向きや風の強さが変わり、クラッシュの可能性も出る最後の周回コースに少し心配していたんだ。けれどステージを完璧な形で終えることができ、ジャージを守ることができたので良かった。

今日のチームの評価はAプラスだったよ。リーダージャージを守ることは少しプレッシャーだったけれど、見事にやってのけたんだ。明日は重要な一日となるはず。浮かれること無く現実的にならなければいけない。総合上位争いの選手が先頭集団を形成するだろう。チームメイトがその中に入っていれば良いと思う。ブエルタ・アル・パイスバスコのような短いながらもハードな上りで、今年のブエルタを勝つ選手が分かるだろう。


中間スプリントでボーナスタイムを獲得したアルベルト・コンタドール(サクソバンク・ティンコフバンク)

ボーナスタイムを獲得することは絶対の目標では無かったけれど、他のライバル選手達のポジションを見てセレンセンに話したんだ。微妙な上り勾配がついていたから集団の先頭に出るのは大変ではなかったし、そのボーナスタイムが総合順位に関わってくることもあるんだ。だからトライした。

アルベルト・コンタドール(サクソバンク・ティンコフバンク)アルベルト・コンタドール(サクソバンク・ティンコフバンク) (c)CorVos明日のステージでさらに4秒、6秒を獲得できたならば、今後のステージでもその姿勢を崩さずに攻め続ける。第3ステージで上りフィニッシュとなるのは僕にとっては少しだけ早い。僕の脚はもう少しレース強度で距離を走っておく必要があるんだ。でもコース自体は魅力的だね。プリート(ホアキン・ロドリゲス)やイゴール・アントンに向いていると思うよ。


ステージ2位に入ったアラン・デーヴィス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)

スプリントで競り合うアラン・デーヴィス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)スプリントで競り合うアラン・デーヴィス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ) photo:Cor Vosスウィフティ(ベン・スイフト)が真っ直ぐ走らなかったせいで僕はコースの右側から左側に進路を変更しなければいけなかった。それが敗因だよ。僕はチームの素晴らしいリードアウトを受けていた。ここにはベストなスプリンター達が揃っているんだ。勝つことができずに申し訳なく思うよ。


ステージ4位:エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、リクイガス・キャノンデール)

とても混沌としていて、特に最後のロータリーがカオスだった。全く統率の取れていないスプリントで、しかもとても長かった。デゲンコルブの番手につけていたけれど、彼を抜くことができなかった。予想していた通り強力なリードアウトを行うチームはいなかった。チームスカイは(クリス)フルームを守ることに全力を挙げていたから、スプリントの時にスイフトは一人きりだったよ。


終盤の位置取りに力を尽くした土井雪広(アルゴス・シマノ)

さて見てくださった皆さんやりました!ステージ優勝。最高ですね。今日のプランは逃げには誰も送り込まず、最後に備えること。ラスト5キロで僕が先頭でトレインを引き連れ集団15番手ほどまで引き上げ、そこからラスト4キロを着るところまでチェリーが粘り、そこからヨハネスがラスト2キロ過ぎまで我慢し、そこからトムの牽引でラスト1キロへ。

最後はクーンがエースのジョンをリードアウト。ジョンが力を発揮し、優勝した。他チームは先頭をキープするのに力を使い、最後はばらばらになっていた。僕らは必要なときに1回で位置取りをし、勝利をかっさらった。文字で書けば簡単そうだけど、とても難しい。テレビを見てるだけではとうてい語ることはできないだろうけど、気持ちよくチームが機能したステージになりました。

テレビを見ながら視聴者の方に感じてほしいのは、各チームの一人一人が何のためにどのように走っているのか。その裏側にはどのような作戦があって、駆け引きをしているのか。その辺を見てほしいと思います。勝ったチームが機能していたのは確かだけど、そこまでのプロセスがどれだけのパーセンテージで勝負に出ているのか。

自転車ロードレースは、カベンディッシュ、サガン、コンタドール、様々な選手がいますが、テレビを見た中でただこいつがすげぇ!だけじゃなく、もっともっと奥が深いと言うことをわかってほしいなと思います。間違いなくアルゴスシマノの戦略は今日のような直線でテクニカルなコースレイアウトではない状況下の中では有利だったと言うことですね。

テレビ中継の中から、見えるコマーシャル用の旗がどっちになびいているのか、そんなことからレース展開を予想したりするのも楽しみの一つですよ(^_-)

自転車ロードレースを走る中で、暑くても、寒くても、走り続けなければならないのがロードレース。過酷か、そうでないかを決めるのは自分次第。昨日は40度で湿度8%。今日はレース中45度まで上がった。ツイッターでネガティブな事を呟くことはあるけれど、過酷だとはこれっぽっちも僕は思っていない。

なんせぼくはMなので!!!!笑

明日明後日はは僕は集団内でお休みです。アタックはしません。次のスプリンターステージのために温存。

今日のブエルタエスパーニャでした。アディオス(^_-)


コメントはプレスリリース、土井雪広のコメントは個人ブログより。


text:So.Isobe
photo:Unipubric,Corvos
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