2012/08/08(水) - 17:10
8月7日、ロンドンオリンピックのトラック競技は最終日を迎え、クリス・ホイ（イギリス）が男子ケイリンを制覇し、渡邉一成が11位。女子スプリントで前田佳代乃が17位。僅差の闘いの末、ラウラ・トロット（イギリス）が女子オムニアムを制した。
男子ケイリン 先頭で競り合うマキシミリアン・レヴィ（ドイツ）とクリス・ホイ（イギリス） photo:Cor Vosロンドンオリンピックの開会式でイギリス選手団の旗手を務めたクリス・ホイが、北京オリンピックに続く2度目の男子ケイリン制覇を果たした。ホイは今年のトラック世界選手権ケイリンでも優勝している。今大会チームスプリントに続く2つ目の金メダルを獲得した。
日本からは、トラック世界選手権の男子ケイリンで5位に入った渡邉一成（JPCA・JPCU福島）が出場。1回戦を6着で終えた渡邊は、敗者復活戦で1着に入って2回戦に進んだものの、2回戦で6着。7-12位決定戦を5着で終え、最終的な順位は11位となった。
男子ケイリン表彰台 photo:Cor Vos女子スプリントは、決勝でヴィクトリア・ペンドルトン（イギリス）とアンナ・メアーズ（オーストラリア）が激突。連覇が懸かった地元イギリスのペンドルトンを2-0で下したメアーズが優勝した。メアーズは2004年アテネオリンピック同種目銅メダル、2008年北京オリンピック同種目銀メダル。2004年アテネオリンピック500mタイムトライアルに続く2つ目の金メダルを獲得した。前田佳代乃（鹿児島・鹿屋体育大学）は17位。
女子オムニアムは前日の3種目を終えた時点でラウラ・トロット（イギリス）が首位。トロットは個人追い抜き1位、スクラッチレース2位のサラ・ハマー（アメリカ）に首位を奪われたが、最終種目500mタイムトライアルでトップタイムをマークして首位奪回。1ポイント差で女子オムニアム制覇を果たした。
トラック競技10種目が終了し、イギリスは7つの金メダルを獲得。銀と銅を合わせて実に9つのメダルを獲得した。
男子ケイリン
1位 クリス・ホイ（イギリス）
2位 マキシミリアン・レヴィ（ドイツ）
3位 サイモン・ヴァンヴェルトホーヴェン（ニュージーランド）
3位 テーン・ムルダー（オランダ）
5位 シェーン・パーキンス（オーストラリア）
6位 アジズルハスニ・アワン（マレーシア）
7位 ニサンニコラス・フィリップ（トリニダードトバゴ）
8位 ミカエル・ブルガン（フランス）
9位 クリストス・ヴォリカキス（ギリシャ）
10位 フアン・ペラルタガスコン（スペイン）
11位 渡邉一成（日本）
12位 エルソニ・カネロン（ベネズエラ）
男子ケイリン 渡邉一成（JPCA・JPCU福島）結果
1回戦 6着
1回戦敗者復活戦 1着
2回戦 6着
7-12位決定戦 5着（11位）
女子スプリント
1位 アンナ・メアーズ（オーストラリア）
2位 ヴィクトリア・ペンドルトン（イギリス）
3位 シュアン・グオ（中国）
4位 クリスティーナ・ヴォーゲル（ドイツ）
5位 シモーナ・クルペシカイテ（リトアニア）
17位 前田佳代乃（日本、鹿児島・鹿屋体育大学）
女子オムニアム
・3km個人追い抜き
1位 サラ・ハマー（アメリカ） 3'29"554
2位 ラウラ・トロット（イギリス） 3'30"547
3位 タラ・ホイッテン（カナダ） 3'31"114
4位 アネット・エドモンソン（オーストラリア） 3'35"958
5位 タチアナ・シャラコワ（ベラルーシ） 3'38"301
・10kmスクラッチレース
1位 アネット・エドモンソン（オーストラリア）
2位 サラ・ハマー（アメリカ）
3位 ラウラ・トロット（イギリス）
4位 キルステン・ウィルド（オランダ）
5位 ジョリアン・ドール（ベルギー）
・500mタイムトライアル
1位 ラウラ・トロット（イギリス） 35"110
2位 アネット・エドモンソン（オーストラリア） 35"140
3位 クララ・サンチェス（フランス） 35"451
4位 サラ・ハマー（アメリカ） 35"900
5位 マルリーズ・メヒアスガルシア（キューバ） 35"912
・女子オムニアム総合成績
1位 ラウラ・トロット（イギリス） 18pts
2位 サラ・ハマー（アメリカ） 19pts
3位 アネット・エドモンソン（オーストラリア） 24pts
4位 タラ・ホイッテン（カナダ） 37pts
5位 ジョリアン・ドール（ベルギー） 45pts
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos
男子ケイリン 先頭で競り合うマキシミリアン・レヴィ（ドイツ）とクリス・ホイ（イギリス） photo:Cor Vosロンドンオリンピックの開会式でイギリス選手団の旗手を務めたクリス・ホイが、北京オリンピックに続く2度目の男子ケイリン制覇を果たした。ホイは今年のトラック世界選手権ケイリンでも優勝している。今大会チームスプリントに続く2つ目の金メダルを獲得した。日本からは、トラック世界選手権の男子ケイリンで5位に入った渡邉一成（JPCA・JPCU福島）が出場。1回戦を6着で終えた渡邊は、敗者復活戦で1着に入って2回戦に進んだものの、2回戦で6着。7-12位決定戦を5着で終え、最終的な順位は11位となった。
男子ケイリン表彰台 photo:Cor Vos女子スプリントは、決勝でヴィクトリア・ペンドルトン（イギリス）とアンナ・メアーズ（オーストラリア）が激突。連覇が懸かった地元イギリスのペンドルトンを2-0で下したメアーズが優勝した。メアーズは2004年アテネオリンピック同種目銅メダル、2008年北京オリンピック同種目銀メダル。2004年アテネオリンピック500mタイムトライアルに続く2つ目の金メダルを獲得した。前田佳代乃（鹿児島・鹿屋体育大学）は17位。女子オムニアムは前日の3種目を終えた時点でラウラ・トロット（イギリス）が首位。トロットは個人追い抜き1位、スクラッチレース2位のサラ・ハマー（アメリカ）に首位を奪われたが、最終種目500mタイムトライアルでトップタイムをマークして首位奪回。1ポイント差で女子オムニアム制覇を果たした。
トラック競技10種目が終了し、イギリスは7つの金メダルを獲得。銀と銅を合わせて実に9つのメダルを獲得した。
男子ケイリン
1位 クリス・ホイ（イギリス）
2位 マキシミリアン・レヴィ（ドイツ）
3位 サイモン・ヴァンヴェルトホーヴェン（ニュージーランド）
3位 テーン・ムルダー（オランダ）
5位 シェーン・パーキンス（オーストラリア）
6位 アジズルハスニ・アワン（マレーシア）
7位 ニサンニコラス・フィリップ（トリニダードトバゴ）
8位 ミカエル・ブルガン（フランス）
9位 クリストス・ヴォリカキス（ギリシャ）
10位 フアン・ペラルタガスコン（スペイン）
11位 渡邉一成（日本）
12位 エルソニ・カネロン（ベネズエラ）
男子ケイリン 渡邉一成（JPCA・JPCU福島）結果
1回戦 6着
1回戦敗者復活戦 1着
2回戦 6着
7-12位決定戦 5着（11位）
女子スプリント
1位 アンナ・メアーズ（オーストラリア）
2位 ヴィクトリア・ペンドルトン（イギリス）
3位 シュアン・グオ（中国）
4位 クリスティーナ・ヴォーゲル（ドイツ）
5位 シモーナ・クルペシカイテ（リトアニア）
17位 前田佳代乃（日本、鹿児島・鹿屋体育大学）
女子オムニアム
・3km個人追い抜き
1位 サラ・ハマー（アメリカ） 3'29"554
2位 ラウラ・トロット（イギリス） 3'30"547
3位 タラ・ホイッテン（カナダ） 3'31"114
4位 アネット・エドモンソン（オーストラリア） 3'35"958
5位 タチアナ・シャラコワ（ベラルーシ） 3'38"301
・10kmスクラッチレース
1位 アネット・エドモンソン（オーストラリア）
2位 サラ・ハマー（アメリカ）
3位 ラウラ・トロット（イギリス）
4位 キルステン・ウィルド（オランダ）
5位 ジョリアン・ドール（ベルギー）
・500mタイムトライアル
1位 ラウラ・トロット（イギリス） 35"110
2位 アネット・エドモンソン（オーストラリア） 35"140
3位 クララ・サンチェス（フランス） 35"451
4位 サラ・ハマー（アメリカ） 35"900
5位 マルリーズ・メヒアスガルシア（キューバ） 35"912
・女子オムニアム総合成績
1位 ラウラ・トロット（イギリス） 18pts
2位 サラ・ハマー（アメリカ） 19pts
3位 アネット・エドモンソン（オーストラリア） 24pts
4位 タラ・ホイッテン（カナダ） 37pts
5位 ジョリアン・ドール（ベルギー） 45pts
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos
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