休息日を挟み、2011年1月10日に行なわれたブエルタ・チリ(UCI2.2)第5ステージ。この日は午前中に個人タイムトライアルと午後にロードレースが行われ、セルジオ・ゴドイ(アルゼンチン、アルゼンチンナショナルチーム)と、アドリアン・パロマレス(スペイン、アンダルシア)がそれぞれステージを制した。

ルイス・マンシーリャ(チリ、クロスデピルケ・トレック) ルイス・マンシーリャ(チリ、クロスデピルケ・トレック)  photo:www.vueltachile.clセルジオ・ゴドイ(アルゼンチン、アルゼンチンナショナルチーム)セルジオ・ゴドイ(アルゼンチン、アルゼンチンナショナルチーム) photo:www.vueltachile.clパトリシオ・アルモナシド(チリ、クロスデピルケ・トレック)パトリシオ・アルモナシド(チリ、クロスデピルケ・トレック) photo:www.vueltachile.cl

丘陵地帯を進むプロトン丘陵地帯を進むプロトン photo:www.vueltachile.cl10日の午前中に行われたブエルタ・ア・チリ第5Aステージは、距離20kmで争われる個人タイムトライアル。その舞台となったのはチリ南部の港湾都市であるプエルトモントだ。ステージは26分16秒の一番時計を記録したアルゼンチンナショナルチームのセルジオ・ゴドイが優勝。

総合トップを走るルイス・マンシーリャ(チリ、クロスデピルケ・トレック)はステージ2位に入り、総合リードを広げることに成功している。ノーマルバイクで走った内間康平(チームNIPPO)は4分29秒遅れの95位となった。

アドリアン・パロマレス(スペイン、アンダルシア)が第5bステージを制すアドリアン・パロマレス(スペイン、アンダルシア)が第5bステージを制す photo:www.vueltachile.clタイムトライアル終了後の15時から行われた第5Bステージは、プエルトモントをスタートし2ヶ所の山岳ポイントを経由しながら、中部のオソルノへとゴールする131.1kmのロードレース。途中山岳賞を狙う動きがあったものの最後は集団ゴールへともつれ込み、アドリアン・パロマレス(スペイン、アンダルシア)が、地元中南米勢を下しステージ優勝を飾った。

「とてもハイスピードのスプリントだった。勝利できたのはラッキーだったよ。」と語るパロマレスは、UCIプロツアーチーム所属経験のあるスペイン人選手。昨年のブエルタ・ア・エスパーニャにも出場し、総合114位で完走している。

総合は8秒遅れの集団内でゴールしたマンシーリャが首位をキープ。内間は6分38遅れの第2集団でゴールし、総合では72位につけている。

レース内容はレース公式サイト、写真はLuis Barbosaより。

第5aステージ結果
1位 セルジオ・ゴドイ(アルゼンチン、アルゼンチンナショナルチーム) 26分16秒
2位 ルイス・マンシーリャ(チリ、クロスデピルケ・トレック)       +2秒
3位 パトリシオ・アルモナシド(チリ、クロスデピルケ・トレック)     +4秒
4位 ジョージ・コントレラ(チリ、フェリックス・ジェラルド)       +6秒
5位 ジェーム・スアーザ(コロンビア、シマノGW)             +7秒
95位 内間康平(日本、チームNIPPO)                 +4分29秒

第5bステージ結果
1位 アドリアン・パロマレス(スペイン、アンダルシア)     3時間00分18秒
2位 セサル・オリバ(チリ、スカナヴィーニ・フルランナーズ)
3位 スティバー・オルティス(コロンビア、コムセル・コルデポルト)    +1秒
4位 パブロ・セイズデドス(チリ、スコット・チリマット)
5位 クリストファー・マンシーリャ(チリ、クロスデピルケ・トレック)
100位 内間康平(日本、チームNIPPO)                +6分38秒

個人総合成績
1位 ルイス・マンシーリャ(チリ、クロスデピルケ・トレック)  15時間7分35秒
2位 パトリシオ・アルモナシド(チリ、クロスデピルケ・トレック)    +27秒
3位 フェリックス・カルデナス(コロンビア、シマノGW)       +2分25秒
4位 ゴンサロ・ガリード(チリ、クロスデピルケ・トレック)      +3分10秒
5位 ビセンテ・ムガ(チリ、ビアンキR2・シマノ)           +3分41秒


text:So Isobe

最新ニュース(全ジャンル)