1月1日、イタリアのレース主催者RCSスポルトはプレスリリースを出し、2012年度の開催レースへのワイルドカード候補に挙がる14のプロコンチネンタルチームを発表した。新城幸也が所属するユーロップカー、土井雪広が所属するプロジェクト1T4I、中国のチャンピオンシステムなどがリストに入っている。

イタリアを彩るジロ・デ・イタリアイタリアを彩るジロ・デ・イタリア photo:RCS SportsUCIワールドツアーレースのワイルドカード獲得権をもつ22のUCIプロコンチネンタルチームの中から、レース主催者RCSスポルトは独自に14チームを選び出した。

RCSスポルトは今回発表した候補チームの中から、さらにワイルドカード枠での出場チームを選抜する。UCIワールドツアーレースであるジロ・デ・イタリアには4チーム、ミラノ〜サンレモには7チーム、ティレーノ〜アドリアティコには2チーム、そしてイル・ロンバルディア(ジロ・ディ・ロンバルディア)には7チームがワイルドカード枠で出場可能。18のUCIプロチームは自動的に出場権を得る。

ワイルドカード候補リスト入りしたのは、イタリア登録のアックア・エ・サポーネとアンドローニ・ジョカトリの他、日本人選手が所属するユーロップカーやプロジェクト1T4Iなど。今年UCIプロコンチネンタルチームに昇格した中国のチャンピオンシステムも候補リストに入っている。

一方、候補リストに挙がらなかったのは、アクセントジョブス、ブルターニュ・シュレー、カハルーラル、コフィディス、スパイダーテック、トップスポート・フラーンデレン、ユナイテッドヘルスケア、アンダルシアの8チーム。RCSスポルトは1月10日の会合で最終的なリストを発表する。

RSCスポルト開催レースのワイルドカード候補
アックア・エ・サポーネ(イタリア)
アンドローニ・ジョカトリ(イタリア)
チャンピオンシステム(中国)
コルナゴ・CSFイノックス(アイルランド)
ウテンシルノルド・ネイムド(アイルランド)
コロンビア・コルデポルテス(コロンビア)
ファルネーゼヴィーニ(イギリス)
ランドバウクレジット(ベルギー)
プロジェクト1T4I(オランダ)
チームルスベロ(ロシア)
ソール・ソジャサン(フランス)
ユーロップカー(フランス)
チームネットアップ(ドイツ)
チームタイプ1・サノフィ(アメリカ)

text:Kei Tsuji