防府競輪場を舞台に山口国体が開幕。初日決勝種目は1kmTTで谷口明正(三重、三重県連盟)1分06秒195の好タイムで優勝。また、ロードは秋吉台をめぐるコースで9日(日)に行われる。

少年スプリント予選 谷口 遼平(三重、朝明高)11秒088少年スプリント予選 谷口 遼平(三重、朝明高)11秒088 photo:Hideaki.TAKAGI今年で66回目となる国民体育大会の自転車競技会が、10月5日から9日までの5日間、山口県を舞台に行われている。トラックレースは5日から9日までで防府市の防府競輪場(333m)で、ロードレースは9日に美祢市から秋吉台をめぐるコースで行われる。

10月5日はトラック初日。終日肌寒い雨天で時折強く降り、午前中は風が強く、好条件とはいえない。すべての選手が所属チームや学校の枠を超えて、都道府県単位でチームとなり、ジャージを着て戦う。普段の敵が味方に、敵が味方になる大会。県単位の横断幕も張り巡らされ、郷里対抗意識が強く感じられるものだ。とりわけ開催県の山口県は数年前から選手強化を行い、この日のために備えてきた。ここで結果を出すこと、ましてや優勝することは最高の栄誉だ。

決勝種目は成年、少年の1kmTTで、ほかはスプリント予選・1/8決勝、ケイリン予選・敗者復活戦が行われた。


成年スプリント予選 會澤龍(宮城、東北学院大)11秒247成年スプリント予選 會澤龍(宮城、東北学院大)11秒247 photo:Hideaki.TAKAGIスプリント予選
雨天に加え、バック側が向かい風になり、各選手ともタイムが0.3秒ほど遅い。トップタイムは少年の谷口遼平(三重、朝明高)11秒088。上位陣は夕方の1/8決勝も無難に勝ち進んだ。

予選結果
成年
1位 會澤龍(宮城、東北学院大)11秒247
2位 橋本凌甫(東京、日本大)11秒319
3位 緒方広毅(長崎、鹿屋体大)11秒419
少年
1位 谷口遼平(三重、朝明高)11秒088
2位 野原雅也(福井、春江工高)11秒176
3位 橋本瑠偉(佐賀、龍谷高)11秒320


成年1kmTT決勝 1位 谷口明正(三重、三重県連盟)1分06秒195成年1kmTT決勝 1位 谷口明正(三重、三重県連盟)1分06秒195 photo:Hideaki.TAKAGI1kmタイムトライアル決勝
雨脚がやや弱くなり、風も無風近くになって条件がよくなる。そのためもあり順当なタイムで上位陣が争った。トップタイムは谷口明正(三重、三重県連盟)の1分06秒195。6秒前半の好タイムで優勝。
成年
1位 谷口明正(三重、三重県連盟)1分06秒195
2位 山本琢也(岡山、朝日大)1分07秒513
3位 加藤良治(岐阜、順大)1分07秒667
4位 元砂勇雪(奈良、鹿屋体大)1分07秒676
5位 野口裕生(熊本、中大)1分07秒844
6位 碇優太(福井、日大)1分08秒251
7位 深瀬泰我(静岡、法大)1分08秒337
8位 池野健太(兵庫、中大)1分08秒698


少年1kmTT決勝 1位 新山響平(青森、八戸工高)1分07秒930少年1kmTT決勝 1位 新山響平(青森、八戸工高)1分07秒930 photo:Hideaki.TAKAGI少年
1位 新山響平(青森、八戸工高)1分07秒930
2位 佐伯亮輔(鳥取、倉吉西高)1分08秒177
3位 宮本隼輔(山口、防府商高)1分08秒407
4位 栗本尚宗(千葉、柏井高)1分08秒437
5位 多田晃紀(岡山、岡山工高)1分08秒531
6位 伊藤邦和(東京、昭和一学園高)1分08秒735
7位 栗田万生(石川、内灘高)1分09秒051
8位 小酒大勇(福島、平工高)1分09秒098

ロードコースは絶景の秋吉台が舞台
9日(日)開催のロードレースは、美祢市から秋吉台をめぐるコースだ。美祢市内が発着点で、カルストロード周回を少年は1周、成年は2周する。カルストロード前後が急な坂で、ほかは平坦から緩いアップダウン。
昨年の都道府県大会ロードはカルストロード周回を1周だけしたもの。村出真一朗(鳥取県 順天堂大学)が24名のスプリントを制した。村出は「カルストロードへの上りがきつくばらばらになったが、その後の下りや平坦で吸収、ゴールスプリントに持ち込んだ。今回の成年はカルストロードを2周回なので展開は変わるだろう」と語る。
より厳しくなるので逃げが決まる可能性が高くなる。それでもその後の平坦が長いので単独で抜け出すのは難しい。逃げ集団から少しのアップダウンなどでアタックがかかり、ゴールは小集団でのスプリントの可能性が高い。
スプリントに持ち込みたくない選手によるアタックと、持ち込みたい選手との攻防があるだろう。

緩いアップダウンのカルストロード。絶景が広がる緩いアップダウンのカルストロード。絶景が広がる photo:Hideaki.TAKAGI
有力選手ではシマノレーシングから西薗(鹿児島)、青柳(栃木)、村上(山形)、平塚(静岡)の4人が、そしてマトリックスは真鍋(香川)、向川(大阪)、山下(兵庫)、ブリヂストン・アンカーは清水良行(岡山)、普久原(沖縄)さらに早川(愛知・法政大)、中根(愛知・中京大)、吉田と山本(奈良・鹿屋体大)、黒枝(大分・鹿屋体大)、堀内(神奈川・中央大)、雨宮(山梨・日本大)が出場。
なかでも注目は昨年まで6年間で5勝している福井県だろう。今年も中島康晴(愛三工業)と井上和郎(ブリヂストン・アンカー)のペア。県単位で見ると一つ抜けている。
もうひとつの注目は下関のシマノに勤務する白石真悟だろう。ここ数年のロード全国大会では必ず逃げて脅かす存在だ。長い時間をかけて準備を重ねてきて、ようやくその力を発揮するチャンスが訪れる。

photo&text:高木秀彰
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