相模湾を臨む伊東温泉から駿河湾を抱く土肥温泉まで、伊豆半島を東から西へ横断するサイクリングイベントが開催される。キャッチコピーは「相模湾から駿河湾へ、標高差980m!健脚自慢大集合!」コースには鮎釣りのメッカ狩野川の清流、修善寺温泉、富士山の眺望がすばらしい達磨山高原や西伊豆スカイラインといった、伊豆の魅力を感じられるコースだ。

西伊豆スカイラインからの富士の絶景西伊豆スカイラインからの富士の絶景

西から東へバスで移動しスタート
スタートは伊東競輪場からスタートは伊東競輪場から 今年で4年目の開催となる伊豆半島横断サイクリング。朝の集合は伊豆半島の西側、土肥温泉。そこから大型バスとトラックで人と自転車を伊豆半島の東側、伊東温泉競輪場まで搬送し、そこからスタートとなる。

修善寺温泉独鈷の湯で一休み修善寺温泉独鈷の湯で一休み スタートし最初に訪れるのが冷川峠である。標高300mまで8kmほどかけ登り、修善寺方面に向かって下って行く。スタートし15kmで最初の休憩場は中伊豆にある「季多楽」である。ここでは天城山の名水と地元で作った大豆から作った豆乳が振る舞われる。

修善寺温泉街を通る修善寺温泉街を通る そして修善寺まで下り、その後天城へと上って行く。2回目の休憩ポイントは6月にオープンしたばかりの東京ラスク伊豆ファクトリーである。ここではラスクのおもてなしが用意されている。

だるま山高原レストハウスからの富士の絶景だるま山高原レストハウスからの富士の絶景 その後10kmほど下ったところは修善寺温泉街にある独狐公園である。近くには弘法大師が噴出させたとされる独狐の湯がある。今は足湯となっているので、この後の達磨山に向け、足湯にゆっくりとつかり体力の回復をはかりたい。そして、「独狐公園」では修善寺で栽培された黒米を使ったまんじゅうが用意されている。

この後は伊豆半島横断サイクリングの難所、達磨山である。標高982mの達磨山に向かって登る。修善寺温泉街から達磨山の頂上までは17km程度あるため途中の「だるま山高原レストハウス」で休憩となる。雄大な富士山を目の前に眺めながら昼食をとっていただく。昼食には伊豆の伝統料理「原保寿司」が用意されている。

最後は、現在、無料で通行ができる西伊豆スカイラインを通るルートである。天気が良いときには、自転車に乗りながら富士山や駿河湾が一望でき、登りのつらさも吹き飛ばしてくれる。頂上では天城名物「出口の黒玉」が用意されている。飴を舐めながら980mを登った疲れに一息ついていただきたい。登った後は、土肥の「松原公園」まで標高差980m、距離15kmをいっきに下ることになる。ヨーロッパのレースシーンを想像させるようなテクニカルな急カーブや長い下りの直線を、ヒヤヒヤしながら下る気持ち良さを体感すると伊豆半島の西側、土肥へゴールとなる。

ゴール後は、疲れた体の疲労回復に土肥名産のところてんを是非食べてほしい。そして目の前の海に入り体を芯から冷やし、最後の夏休みの一時にしていただきたい。もし、帰宅まで時間がある方は夕日を眺め、ゆっくり帰宅するプランもお勧めである。

競輪学校生徒による伴走
競輪学校の生徒が先頭を引いてくれる競輪学校の生徒が先頭を引いてくれる 現在競輪学校に入っている男子101回生、女子102回生の生徒たちが参加者と一緒に伊東から土肥まで走行してくれる。もしパンク等の困った事があった場合は是非、相談してほしい。また、未来の競輪選手達の走りも近くで見ることができる。

前日のプレイベントは日本競輪学校での体験会
サイクリング前日の27日(土)は日本競輪学校にて生徒達の日常の訓練を体験できるイベントを企画した。現在は男子生徒だけではなく女子生徒もいる。自分の力が女子生徒とどれくらいかけ離れているか、もしくは勝っているかチャレンジしてみてはいかがか。
申込締切は、8月5日まで。

標高980mのだるま山に向けての登り標高980mのだるま山に向けての登り ゴールの土肥では海に入ることができるゴールの土肥では海に入ることができる


伊豆半島横断サイクリング 開催概要 
8月27日(土)前日イベント
開催日:「競輪学校生徒の日常体験」※雨天催行
募集人数:50人
募集方法:専門ウエブサイトを使ったインターネット申込み
申込みサイト:スポーツエントリー(http://www.sportsentry.ne.jp)※携帯サイト対応有り
参加費:27・28(土、日)2日間参加は5,000円 ※申込み時に支払い、なお27日の参加は不可
前夜祭:参加者による交流会を開催

8月28日(日)当日イベント
開催日 「第4回伊豆半島横断サイクリング」※雨天催行 
募集人数 200人
募集方法 専門ウエブサイトを使ったインターネット申込み
 申込みサイト:スポーツエントリー(http://www.sportsentry.ne.jp)※携帯サイト対応有り
参加費:4,000円 ※申込み時に支払い
申込締切:8月5日まで

参加者特典
①参加記念品プレゼント(サイクルメッカ・オリジナル特製タオル)
②天城の水(500ml)
③土肥松原公園前「まると」にて温泉入浴料金500円
④各チェックポイントでの麦茶、伊豆市特産品のサービス等 
 1)喜多楽で「豆乳」
 2)東京ラスク伊豆ファクトリーで「ラスク」
 3)独狐公園で「黒米まんじゅう」
 4)だるま山高原レストハウスで「原保寿司」
 5)西伊豆スカイライン頂上で「出口の黒玉」
 6)ゴール地点松原公園で「ところてん」 

主催:NPO法人 伊豆市体育協会
共催:サイクルメッカ伊豆推進協議会                                                    

問合せ先 サイクルメッカ伊豆推進協議会(事務局)
※前日まで 0558-72-9911 (平日のみ09:00~17:00)
※当日のみ080-4087-0760