サーベロがジロ100周年を祝う限定フレームセット「RSジロ・デ・イタリア100周年記念 限定モデル」を発売する。コンフォートモデルとして人気の高いフルカーボンフレーム「RS」に、特別にデザインされたグラフィックが施されている。日本には100台入荷のプレミアモデルだ。

サーベロRS ジロ・デ・イタリア100周年記念モデルサーベロRS ジロ・デ・イタリア100周年記念モデル photo:東商会
昨年のツール・ド・フランスでマイヨ・ジョーヌを獲得し、グランツールの常連ブランドとなったサーベロ社は、今年で100周年を迎えるジロ・デ・イタリアのオフィシャルフレームとなった。
歴史の浅い(1995年創業)サーベロ社が名だたるイタリアンブランドを差し置いてジロのオフィシャルフレームに選ばれたのは、妥協のない同社の製品作りを主催者が認めたということだろう。

この「RSジロ・デ・イタリア100周年記念 限定モデル」のグラフィックは、ここ1、2年スポーツバイクにおいてキーカラーとなっているホワイトがベースとなり、ダウンチューブにはジロ100周年を意味する「Giro de Italia cento anni」と入り、「cervelo」ロゴは控えめに配されている。そして「3T・ファンダプロ」のフロントフォークは、ジロのシンボルカラーであるピンクで彩られている。

ジロのロゴやイメージカラーであるピンクをあえて強調しないグラフィックは、ロードバイクのフィールドである郊外はもちろんのこと、街中にもマッチするオシャレな雰囲気に仕上げられている。

このモデルのベースになるのは、ラインナップにおいて究極の乗り心地を追及したフルカーボンモデルの「RS」。Rシリーズの特徴である「スクオーバル」形状を採用し、「R3」に搭載される最大の特徴であるスーパースリムシートステーは、ベンド加工を施すことでねじれ剛性を損なうことなく、路面からの振動吸収性能を最高レベルで実現している。
また、ヘッドチューブを長くしたジオメトリーを採用することで、カラダへの負担が少ないライディングポジションが提供され、特にロングライドに最適化されている。こうした快適性を備えながらも、プロレースを戦える剛性と加速性、そして俊敏性が実現されている。

先日行なわれた「世界で最も過酷なワンディレース」と呼ばれるパリ~ルーベではサーベロテストチームの多くの選手が「RS」を選び、トル・フースホフトが3位でフィニッシュ。ポディウムの座を確保した。

RSジロ100周年記念モデルの価格はレギュラーモデルの「RS」と同じ30万9750円(税込・フレームセットのみ)に設定されている。


サーベロ・RSジロ・デ・イタリア100周年記念モデル


税込価格:30万9750円(税抜29万5000円 ※フレームセット販売)
サイズ:51、54、56
フレーム:サーベロ・スクオーバル・スマートウォール・カーボン
フォーク:3T・ファンダプロ
ヘッドセット:ケーンクリーク・インテグラル
シートポスト:3T・ドリックチーム
※写真は完成車のイメージです。
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