トール・フースホフト(ノルウェー)の勝利で幕を閉じたエリート男子ロード。アルカンシェルを獲得した"雷神トル"、2位ブレシェル(デンマーク)、3位デーヴィスが喜びを語る。

金メダルにキスするトル・フースホフト(ノルウェー)金メダルにキスするトル・フースホフト(ノルウェー) photo:Riccardo Scanferla優勝 トル・フースホフト(ノルウェー)

世界選手権を制したなんて、まだ理解するのが難しいよ。世界選王者のタイトルは夢だった。しかも叶えることが難しいと思い込んでいた遠い遠い夢だった。しかし僕は勝つことができた。ここオーストラリアのジーロングで。まったくなんと言ったら良いのだろう。

もちろんジルベールがアタックしたときはとてもハードだった。でも、風が強すぎるとも思っていたんだ。たったひとりで前を逃げるのは、とてつもなくハードだったはずだ。

僕はただ自分に「ミスをするな」「惑わされるな」と言い聞かせた。100回は頭の中で自分に言い聞かせた。自分にとって完璧なレースだったと思う。


表彰台、左から2位マッティ・ブレシェル(デンマーク)、優勝トル・フースホフト(ノルウェー)、3位アラン・デーヴィス(オーストラリア)表彰台、左から2位マッティ・ブレシェル(デンマーク)、優勝トル・フースホフト(ノルウェー)、3位アラン・デーヴィス(オーストラリア) photo:Kei Tsuji2位 マッティ・ブレシェル(デンマーク)

「 僕は最後まで全力を振り絞って行った。しかし、ラスト50mでトール(フースホフト)が僕をパスしていったんだ。勝てるかもしれないと思ったからその瞬間はもちろん残念だったけど、それでも2位はビッグリザルトだよ。


さあ、来年のコペンハーゲン(2011ロード世界選手権開催地)が近づいてきた。僕はそのコースを熟知しているし、たくさんの人が応援にきてくれるだろう。もちろん母国での世界選はヤル気が出てくるね!楽しみで仕方ないよ」



3位 アラン・デーヴィス(オーストラリア)

僕がオーストラリアでただ一人の表彰台に登る選手になった。でももちろんそれはチームメイトたちの甚大な努力があってこそだ。今日チームオージーはタクティカルにブリリアントに(戦術的に、輝かしく)走ったと思うよ。僕らは最後まで3人が残り、小集団のゴールで、僕がスプリントを狙うというカードを切ったんだ。
トールが言うように、最後はスペインとロシアが集団をコントロールした。

母国での銅メダルは何か特別で、忘れがたいものになると思う。すべてのチームメイトとスタッフに感謝している。この世界選におけるオーストラリアの大活躍は大成功だと思う。


text:Makoto.AYANO
photo:Kei.Tsuji
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