新城幸也の9位という快挙を残した日本チーム。それは別府史之と土井雪広のアシストがあってのもの。レース後、達成感にあふれた3人が世界選を振り返る。

新城幸也
J-Sportsで解説を担当した福島晋一と電話で会話する新城幸也J-Sportsで解説を担当した福島晋一と電話で会話する新城幸也 photo:Kei Tsuji「レース前に話していた通りの展開になった。レース中いくつも動きがあったが、我慢して我慢して。追いつかないかもしれないと、怖かった。追いつけって祈ってばっかりいた。
スペインが集団を引いてくれていた。ラスト3周でコロブネフがアタックしたときにメイン集団は人数が減った。そのあとはスロベニア、デンマークが引いてくれた。

最後は多くの選手がスペインのオスカル・フレイレの後ろでポジション争いをしていたが、アラン・デービスの後ろでスプリントをした。

ゴールは最後がクイッと登っているので、先に仕掛けるとタレてしまうと、U23と女子のレースを観て感じていたので、周りにスピードを合わせつつ、ギリギリのところで捲れるように、スプリントをした。

いきなり優勝したら世の中おかしくなってしまうので、今回はこれぐらいで(笑)。しっかり階段登って、もっと上を狙うしかない。それに選手としても、これでレベルアップできたと思う。」


別府史之
9位に入った新城幸也のもとに、別府史之が駆けつける9位に入った新城幸也のもとに、別府史之が駆けつける photo:Kei Tsuji「集団待機という気持ちでも、上りでスピードが上がった後に集団が分裂する場面があって、その時の判断が難しかった。
自分の敗因としてはサーキットに入ってからの前半、集団内で位置取りするのに、力を使ってしまったこと。ラスト1周で力が残っていなかった。

幸也が先頭集団に残って9位に入ったのは、本当に素晴らしく、嬉しいこと。年々、日本チームの力が上がって来ていると思う。自分自身も含めてもっともっと上を目指したいと思うし、若い選手も続いて欲しいと思う。
そして、今回は選手、スタッフ共々最高のチームワークで走ることができて、感謝している。」

土井雪広
大きな第2集団内で上りを進む土井雪広大きな第2集団内で上りを進む土井雪広 photo:Kei Tsuji「序盤の逃げにチャレンジしたけれど、逃げることはできなかった。72位完走という今回の結果には、満足している。

初めての世界選手権で戸惑うこともあったけれど、いまの自分にできることができたと思う。でも次も同じではダメ。今回はただの完走だけど、次に向かう目標ができた。スタッフを含めて最高の仲間と一緒に走れて良かった。楽しかった。」



text:Hajime.Beppu
photo:Kei.Tsuji

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