千葉国体2日目はトラック競技の初日。1kmTTの決勝が行われ、成年は都道府県優勝の三谷竜生(滋賀県)が、少年はインターハイ優勝の大西貴晃(大分県)が制した。

少年1kmTT 1位大西貴晃(大分)1分08秒845少年1kmTT 1位大西貴晃(大分)1分08秒845 photo:Hideaki.TAKAGI9月27日(月)、千葉国体のトラック競技が始まった。会場は松戸競輪場。首都圏にある333mバンク。トラック競技は4日間行われ、当日はその初日だ。天候は朝から雨が降り続き、時折強めの風も吹く悪天候のなか、決勝1種目とほか予選競技が行われた。

朝一番の種目はスプリント予選の200mフライングのタイムトライアル。悪天候のため、少年成年ともにタイムが伸びず、12秒を切るのが速いと思えるほどの状況。全体に0.3~0.4秒ほどタイムが落ちていたようだ。
少年のトップタイムは第一人者の坂本将太郎(栃木・作新学院高校)11秒296。夕方の1/8決勝ももちろん通過。
成年のトップタイムは新納大輝(鹿児島・鹿屋体育大学)11秒420。新納ももちろん1/8決勝を通過。


成年1kmTT 1位三谷竜生(滋賀)1分08秒942成年1kmTT 1位三谷竜生(滋賀)1分08秒942 photo:Hideaki.TAKAGI続いては1kmタイムトライアル決勝。
少年は最終組出走の大西貴晃(大分・日出暘谷高校)が1分08秒845で優勝。8月の沖縄インターハイでも同種目で優勝して高校2冠を達成。
成年は中盤で出走した三谷竜生(滋賀)が1分08秒942で優勝。三谷は8月の都道府県対抗(山口県)でも同種目で優勝している。他上位は終盤の組だが、中盤から終盤にかけて風が断続的に吹き、影響を受けた選手も。風の強弱があり、全体としては1~2秒落ちの選手が多かった。

その後はケイリン1回戦、スプリント1/8決勝が行われた。
翌日9月28日(火)は決勝種目がなく、チームスプリント、団体追抜き、4km速度などの予選などが行われる。


少年スプリント予選 1位タイムの坂本将太郎(栃木)11秒296少年スプリント予選 1位タイムの坂本将太郎(栃木)11秒296 photo:Hideaki.TAKAGI結果
少年1kmタイムトライアル
1位大西貴晃(大分)1分08秒845
2位多田晃紀(岡山)1分09秒116
3位栗本尚宗(千葉)1分09秒542
4位沼田明久(山梨)1分09秒843
5位坂本周作(青森)1分09秒845
6位江端隆司(福井)1分10秒000
7位八田憲(鳥取)1分10秒122
7位深瀬泰我(静岡)1分10秒122

成年1kmタイムトライアル
1位三谷竜生(滋賀)1分08秒942
2位石川雄太(秋田)1分09秒715
3位碇優太(福井)1分09秒749
4位池野健太(兵庫)1分09秒797
5位末木浩二(山梨)1分10秒026
成年スプリント予選 1位タイムの新納大輝(鹿児島)11秒420成年スプリント予選 1位タイムの新納大輝(鹿児島)11秒420 photo:Hideaki.TAKAGI6位野口正則(奈良)1分10秒266
7位一丸尚伍(大分)1分10秒579
8位岡田真(島根)1分10秒729

photo&text:高木秀彰