来シーズン、プロツアーチームのランプレ・ファルネーゼヴィーニとプロコンチネンタルチームのISD・ネーリが合併し、ランプレ・ISDとして始動する。イタリアを代表する巨大チームの誕生だ。また、他チームへの移籍が有力視されていたダミアーノ・クネゴ(イタリア)は結局ランプレと契約を更新した。

ランプレ・ファルネーゼヴィーニランプレ・ファルネーゼヴィーニ photo:Kei Tsujiランプレ・ファルネーゼヴィーニのチーム公式サイトが伝えたところによると、2011年から同チームはランプレ・ISDとして活動する。イタリア登録のプロコンチネンタルチーム、ISD・ネーリと合併し、新たな体制でスタートを切る。

ISD・ネーリはウクライナとイタリアの混成チーム。ウクライナ企業の出資により産声をあげ、昨年からプロコンチネンタルチームとして活動している。昨年ジロ・デ・イタリアでグランツールデビューを飾り、同年ジャパンカップ出場を果たしている。

昨年ジャパンカップに出場したISD・ネーリ昨年ジャパンカップに出場したISD・ネーリ photo:Kei Tsujiチームには現イタリアチャンピオンのジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア)らが所属しており、5月にはドーピングによる出場停止処分が開けたパトリック・シンケウィッツ(ドイツ)がチームに合流した。

すでにランプレチームはジロ総合4位ミケーレ・スカルポーニ(イタリア)の獲得を発表。ガゼッタ紙によると、オメガファーマ・ロットのロベルト・ダミアーニ監督もランプレに移籍する。来シーズンはランプレとISD・ネーリの主戦力を合体させた強力なチーム体制が築かれるはずだ。

チーム残留が決まったダミアーノ・クネゴ(イタリア)チーム残留が決まったダミアーノ・クネゴ(イタリア) photo:Cor VosISD社はプロツアーチームのサポートに加え、地元ウクライナの若手育成を目的としたコンチネンタル登録のサテライトチームを継続的にサポートする。そこで育ったウクライナの若手が将来的にプロツアーチームに昇格する可能性もある。

また、チームリーダーとして長年ランプレチームに所属していたクネゴの契約更新が発表された。チームジェオックスやリクイガスなどの他チームと交渉が行い、他チームへの移籍が濃厚と見られたクネゴだったが、最終的に元の鞘に納まった。クネゴの契約は2012年までの2年間。

ランプレのチームマネージャーを務めるジュゼッペ・サロンニ氏はプレスリリースの中で「クネゴは来シーズンも我々のジャージを着て第一線で闘うことになった。来シーズンのチーム編成を考える上で、クネゴの残留は重要な一歩。クネゴが次の段階にステップアップすることを信じている。そしてチームは彼の走りをサポートする体制作りに向けて動かなければならない」とコメントしている。

text:Kei Tsuji

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