スコムから、新型カーボンホイール「VOSO LITE 80」が登場した。80mmハイトのディープリムを採用しつつ、1,610gという軽量性を兼ね備えた登れるエアロホイールだ。24.5mm内幅のワイドリム、そしてサピム CX-Rayスポークを採用しながら、14万円という高いコストパフォーマンスを備えた1本を紹介しよう。



スコム VOSO LITE 80 (c)ポディウム

中国・厦門にあるXiamen Hongji Zhiyuan Industry & Trade Companyを母体とするホイールブランドのスコム。自動車・オートバイ用カーボンホイールや風力発電機ブレードの研究開発・製造で培ったカーボンコンポジット技術を自転車用ホイールへと活用している。

レースシーンへのコミットも深く、中国ナショナルチームをはじめとしたチームへホイールを供給。特に日本においては、Mt.富士ヒルクライムでレコードタイムを樹立したヨナス・ラップが所属することで知られるFNIX SCOM ヘンシャンサイクリングチームへのスポンサードの印象が強いのではないだろうか。

80mmハイトのスーパーディープリムを採用する (c)ポディウム

富士ヒルのレコードホイールブランドでもあるスコムが展開するミドルグレードがVOSO LITE。今回、50mmハイトのみのラインアップに、新たに高速なタイムトライアルやトライアスロンにフォーカスを当てた80mmハイトリムのVOSO LITE 80が加わった。

VOSO LITE 80は東レT1000とT800を組み合わせた軽量カーボンリムを採用。精密に管理された積層角度でリムを成形することで、剛性対重量比を引き上げた。更に、塗装を施さない仕上げにより、カーボンファイバー本来の質感を見せつつ、軽量化も実現。これにより、80mmハイトというボリューミーなリムながら、前後セットで1,610gという重量をマークした。

36ノッチのフローティングラチェットが搭載されるVOSOオリジナルハブ (c)ポディウム

リム形状は内幅24.5mm、外幅32mmのフックドリム。28~30mm幅のタイヤにピッタリなワイドリムデザインを採用し、タイヤのサポート力と安定性、そしてエアロダイナミクスの向上を実現。さらに、ハイエアボリュームによる快適性向上、そしてパワーロスの削減を同時にもたらす。

ハブはVOSOオリジナルで、フリーボディは36ノッチのフローティングラチェットシステムを採用。スポークはサピムのCX-Ray。組み方は前後ともに2:1のスポーク配置(前後21本)で、ドライブサイドは3クロス。スポークテンションは130kgfに設定されており、誤差は5kgf以内とする管理体制で組み上げられているという。価格は140,000円(税込)。



スコム VOSO LITE 80
リム素材:東レT1000+T800カーボンファイバー
リム高:80mm
リム内幅:24.5mm
リム外幅:32mm
リムタイプ:フックドリム(クリンチャー、チューブレスレディ、チューブレス対応)
重量:1,610g(フロント:745g / リア:865g)
ハブ:VOSOハブ、フロント12×100mm/リア12×142mm
ブレーキシステム:センターロック式ディスクブレーキ、スルーアクスル(純正オープンワッシャー付き)
フリーハブボディ:36Tフローティングラチェットシステム
対応フリーボディ:シマノ11〜12速(8〜10速は別途スペーサーが必要)/SRAM XDRは別売
ベアリング:フロント6803×2/リア15267×2、6802×2
スポーク:SAPIM CX-Ray
スポークパターン:2:1(前後21本)
カラー:ダークロゴ
付属品:リムフラップ×2
価格:140,000円(税込)

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