終盤に落車が発生したイタリアのワンデーレースであるコッパ・ベルノッキGPバンコBPM。集団スプリントでノア・イジドール(フランス、デカトロンCMA CGM)がトンマゾ・ダティ(イタリア、チーム右京)らを退け、初優勝した。

10月5日に行なわれたコッパ・ベルノッキ photo:CorVos
10月10日のモニュメント最終戦、イル・ロンバルディアへと続く秋のクラシックシーズン。その前哨戦が続くなか、コッパ・ベルノッキGPバンコBPM(UCI1.Pro)は、スプリンターにとって大一番となる10月11日のパリ・トゥール(UCI1.Pro)を目指す選手たちの戦いでもある。
大会の舞台はイタリア北西部ロンバルディア州のレニャーノで、短い急坂を含む周回コースを7周し、平坦なフィニッシュへ向かう。今年で107回と歴史深いレースには前回覇者ドリアン・ゴドン(フランス、ネットカンパニー・イネオス)が出場。チーム右京もスタートラインに並んだが、日本人はメンバー入りしなかった。
この日、最後まで逃げたのは新城幸也のチームメイトであるベン・グランジャー(イギリス、ソリューションテックNIPPOラーリ)ら3名。サムエーレ・ゾッカラート(イタリア、MBHバンクCSBテレコムフォート)が単独で粘ったものの、残り1.6km地点でプロトンが飲み込む。そのためレースは大方の予想通り、集団スプリントに持ち込まれた。

逃げを打ったベン・グランジャー(イギリス、ソリューションテックNIPPOラーリ)たち photo:CorVos
スプリントに向け集団の速度が一気に上がるなか、残り700mで落車が発生する。ベン・スウィフト(イギリス、ネットカンパニー・イネオス)らが巻き込まれるなか、意図せず集団を飛び出したヒル・ヘルダース(ベルギー、スーダル・クイックステップ)を先頭に最終ストレートに突入。後続ではニールソン・パウレス(アメリカ、EFエデュケーション・イージーポスト)がヘルダースとの差を縮め、真っ先にトンマゾ・ダティ(イタリア、チーム右京)がスプリントを開始した。
2年契約でXDSアスタナに移籍するダティの背後には、間一髪で落車を回避したノア・イジドール(フランス、デカトロンCMA CGM)がつく。別ラインから加速したゴドンのスピードが伸び悩むなか、フィニッシュ手前でスピードを上げたイジドールが、ダティをかわして先着した。

スプリント勝利したノア・イジドール(フランス、デカトロンCMA CGM) photo:CorVos

プロ3勝目を手に入れたノア・イジドール(フランス、デカトロンCMA CGM) photo:CorVos
2025年に育成チームから昇格し、今年プロ2年目を迎えた22歳のイジドール。8月のツール・ド・リムザン(UCI2.1)でプロ初勝利を挙げ、今季はこれが3勝目となった。「残り200mでは、ライバルたちに対してできるだけ良い位置を取ろうとし、勝つために全力でペダルを踏み込んだ。これが今季3勝目で、今シーズンには満足している。チームはいくつかのレースで僕をエースに任命して信頼してくれた。チャンスを得たときに勝てる選手だと証明できたと思う」とコメントした。
なお、3位でフィニッシュしたマライン・ファンデンベルフ(オランダ、EFエデュケーション・イージーポスト)は残り1km付近で位置を上げる際にイジドールに肩を当てて進路を変えたとして、同じ集団の最後尾となる33位への降格処分を受けた。そのため4着のオールイス・アウラール(ベネズエラ、モビスター)が3位になっている。

10月10日のモニュメント最終戦、イル・ロンバルディアへと続く秋のクラシックシーズン。その前哨戦が続くなか、コッパ・ベルノッキGPバンコBPM(UCI1.Pro)は、スプリンターにとって大一番となる10月11日のパリ・トゥール(UCI1.Pro)を目指す選手たちの戦いでもある。
大会の舞台はイタリア北西部ロンバルディア州のレニャーノで、短い急坂を含む周回コースを7周し、平坦なフィニッシュへ向かう。今年で107回と歴史深いレースには前回覇者ドリアン・ゴドン(フランス、ネットカンパニー・イネオス)が出場。チーム右京もスタートラインに並んだが、日本人はメンバー入りしなかった。
この日、最後まで逃げたのは新城幸也のチームメイトであるベン・グランジャー(イギリス、ソリューションテックNIPPOラーリ)ら3名。サムエーレ・ゾッカラート(イタリア、MBHバンクCSBテレコムフォート)が単独で粘ったものの、残り1.6km地点でプロトンが飲み込む。そのためレースは大方の予想通り、集団スプリントに持ち込まれた。

スプリントに向け集団の速度が一気に上がるなか、残り700mで落車が発生する。ベン・スウィフト(イギリス、ネットカンパニー・イネオス)らが巻き込まれるなか、意図せず集団を飛び出したヒル・ヘルダース(ベルギー、スーダル・クイックステップ)を先頭に最終ストレートに突入。後続ではニールソン・パウレス(アメリカ、EFエデュケーション・イージーポスト)がヘルダースとの差を縮め、真っ先にトンマゾ・ダティ(イタリア、チーム右京)がスプリントを開始した。
2年契約でXDSアスタナに移籍するダティの背後には、間一髪で落車を回避したノア・イジドール(フランス、デカトロンCMA CGM)がつく。別ラインから加速したゴドンのスピードが伸び悩むなか、フィニッシュ手前でスピードを上げたイジドールが、ダティをかわして先着した。


2025年に育成チームから昇格し、今年プロ2年目を迎えた22歳のイジドール。8月のツール・ド・リムザン(UCI2.1)でプロ初勝利を挙げ、今季はこれが3勝目となった。「残り200mでは、ライバルたちに対してできるだけ良い位置を取ろうとし、勝つために全力でペダルを踏み込んだ。これが今季3勝目で、今シーズンには満足している。チームはいくつかのレースで僕をエースに任命して信頼してくれた。チャンスを得たときに勝てる選手だと証明できたと思う」とコメントした。
なお、3位でフィニッシュしたマライン・ファンデンベルフ(オランダ、EFエデュケーション・イージーポスト)は残り1km付近で位置を上げる際にイジドールに肩を当てて進路を変えたとして、同じ集団の最後尾となる33位への降格処分を受けた。そのため4着のオールイス・アウラール(ベネズエラ、モビスター)が3位になっている。
コッパ・ベルノッキ2026
| 1位 | ノア・イジドール(フランス、デカトロンCMA CGM) | 3:53:28 |
| 2位 | トンマゾ・ダティ(イタリア、チーム右京) | |
| 3位 | オールイス・アウラール(ベネズエラ、モビスター) | |
| 4位 | アレッサンドロ・ロメレ(イタリア、XDSアスタナ) | |
| 5位 | ドリアン・ゴドン(フランス、ネットカンパニー・イネオス) | |
| 6位 | ペピン・レンデリンク(オランダ、スーダル・クイックステップ) | |
| 7位 | ダヴィデ・ドナーティ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) | |
| 8位 | アンドレア・ヴェンドラーメ(イタリア、ジェイコ・アルウラー) | |
| 9位 | フィリッポ・バロンチーニ(イタリア、UAEチームエミレーツXRG) | |
| 10位 | サカリアスコレー・ローランド(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ) |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
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