20.4kmの個人タイムトライアルが行なわれたツール・ド・ルクセンブルク第4ステージ。最終出走者のダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク)が最速タイムを叩き出し、総合リードを大きく広げた。

翌日の最終ステージでの勝利を目指すマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・プレミアテック) photo:Tour de Luxembourg
日本の神奈川県や佐賀県と同じ程度の国土に、60万人強の人口を有するルクセンブルクで開催中のツール・ド・ルクセンブルク(UCI2.Pro)。その4日目は大会唯一の個人タイムトライアルが行なわれた。20.4kmのコースは序盤に勾配10%を超える1km未満の丘が設定され、後半にも丘を越えるものの、それ以外は平坦基調のレイアウトだ。
選手たちは総合順位の最下位から順にスタートし、初めて27分を切ったのはアンドレア・ラッカーニ(イタリア、スーダル・クイックステップ)だった。26分52秒という暫定トップタイムを出したラッカーニはプロ2年目の22歳。今年はジロ・デ・イタリアでグランツールデビューを果たし、この日は念願のプロ初優勝に手を掛けた。

区間3位だったレオ・ヘイター(イギリス、モダンアドベンチャープロサイクリング) photo:CorVos

最終出走者として走り、トップタイムでフィニッシュしたダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク) photo:Tour de Luxembourg
しかし、ラッカーニがホットシートでライバルたちの走りを見守るなか、最終出走者として走り出したダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク)が、11.5km地点に設定された中間計測地点をラッカーニより15秒速く通過した。総合リーダージャージを着て走るピガンゾーリは、後半にラッカーニとの差を縮められたものの、前半に築いたリードを守り、ラッカーニのタイムを3秒更新した。
26分49秒でフィニッシュし、前日は区間2位で逃した勝利を手に入れたピガンゾーリ。
「本当に厳しかった。最初から全力で走ろうと思っていた。タイムトライアルでそういう走りをしたことは、これまでほとんどなかった。下りを含むコース後半は非常にテクニカルで、TTスペシャリスト向きだった。だから中間計測で15秒リードしていても、それで十分かどうかは分からなかった。それでも、持てる力をすべて出し切った」と語った。

総合リードを拡大させたダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク) photo:Tour de Luxembourg
この勝利により、ピガンゾーリは総合2位に対し6秒だったリードを47秒まで広げることに成功。「明日、イエロージャージを守る準備は僕もチームもできていると確信している」と自信を語った。
区間3位はレオ・ヘイター(イギリス、モダンアドベンチャープロサイクリング)。初日勝者で、ロード世界選手権に向けコンディションを整えるマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・プレミアテック)は2分45秒遅れの61位で、勝利を狙える最終日へとつなげた。

日本の神奈川県や佐賀県と同じ程度の国土に、60万人強の人口を有するルクセンブルクで開催中のツール・ド・ルクセンブルク(UCI2.Pro)。その4日目は大会唯一の個人タイムトライアルが行なわれた。20.4kmのコースは序盤に勾配10%を超える1km未満の丘が設定され、後半にも丘を越えるものの、それ以外は平坦基調のレイアウトだ。
選手たちは総合順位の最下位から順にスタートし、初めて27分を切ったのはアンドレア・ラッカーニ(イタリア、スーダル・クイックステップ)だった。26分52秒という暫定トップタイムを出したラッカーニはプロ2年目の22歳。今年はジロ・デ・イタリアでグランツールデビューを果たし、この日は念願のプロ初優勝に手を掛けた。


しかし、ラッカーニがホットシートでライバルたちの走りを見守るなか、最終出走者として走り出したダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク)が、11.5km地点に設定された中間計測地点をラッカーニより15秒速く通過した。総合リーダージャージを着て走るピガンゾーリは、後半にラッカーニとの差を縮められたものの、前半に築いたリードを守り、ラッカーニのタイムを3秒更新した。
26分49秒でフィニッシュし、前日は区間2位で逃した勝利を手に入れたピガンゾーリ。
「本当に厳しかった。最初から全力で走ろうと思っていた。タイムトライアルでそういう走りをしたことは、これまでほとんどなかった。下りを含むコース後半は非常にテクニカルで、TTスペシャリスト向きだった。だから中間計測で15秒リードしていても、それで十分かどうかは分からなかった。それでも、持てる力をすべて出し切った」と語った。

この勝利により、ピガンゾーリは総合2位に対し6秒だったリードを47秒まで広げることに成功。「明日、イエロージャージを守る準備は僕もチームもできていると確信している」と自信を語った。
区間3位はレオ・ヘイター(イギリス、モダンアドベンチャープロサイクリング)。初日勝者で、ロード世界選手権に向けコンディションを整えるマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・プレミアテック)は2分45秒遅れの61位で、勝利を狙える最終日へとつなげた。
ツール・ド・ルクセンブルク2026第4ステージ結果
| 1位 | ダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク) | 26:49 |
| 2位 | アンドレア・ラッカーニ(イタリア、スーダル・クイックステップ) | +0:03 |
| 3位 | レオ・ヘイター(イギリス、モダンアドベンチャープロサイクリング) | +0:19 |
| 4位 | ユリウス・ヨハンセン(デンマーク、UAEチームエミレーツXRG) | |
| 5位 | セーアン・クラーウアナスン(デンマーク、リドル・トレック) | +0:20 |
個人総合成績
| 1位 | ダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク) | 12:10:10 |
| 2位 | マッテオ・ヴェルシェ(フランス、トタルエネルジー) | +0:47 |
| 3位 | トマ・ガシニャール(フランス、トタルエネルジー) | +0:49 |
| 4位 | オレリアン・パレパントル(フランス、デカトロンCMA CGM) | +0:54 |
| 5位 | イゴール・アリエタ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG) | +1:16 |
その他の特別賞
| ポイント賞 | ダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク) |
| 山岳賞 | ペピン・レンデリンク(オランダ、スーダル・クイックステップ) |
| ヤングライダー賞 | ダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク) |
| チーム総合成績 | トタルエネルジー |
text:Sotaro.Arakawa
photo:Tour de Luxembourg
photo:Tour de Luxembourg
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