ウズベキスタンのタシュケントで開幕したMTBアジア選手権の初日に、XCC(クロスカントリーショートサーキット)の男子エリートで北林力(UNNO FACTORY RACING)が優勝。中国勢を抑えて自身初のXCCアジア王者に輝いた。



6月23日(火)から6月27日(土)までの5日間、ウズベキスタンの首都、タシュケントでMTBのアジア選手権が開催中だ。日本ナショナルチームからはダウンヒル4名/クロスカントリー10名が派遣され、竹ノ内悠・小笠原崇裕コーチを筆頭とするスタッフ7名のもと、日の丸を背負ってアジアナンバーワンの称号を目指して戦う。

6名が1周ずつ走って競うクロスカントリーチームリレー。高橋翔 (drawer THE RACING/日本体育大学)がスタート photo:Asian Cycling Confederation

チームリレーの最終走者として2位にフィニッシュした副島達海 (TRK Works) photo:Asian Cycling Confederation
チームリレーのスタートに向けて準備を重ねる日本ナショナルチーム photo:Asian Cycling Confederation


チームリレーの2位銀メダルを獲得した日本ナショナルチーム photo:Yu Takenouchi

初日となる6月23日(火)に開催されたのは、各カテゴリーをミックスした6名が1周ずつ走って競うクロスカントリーチームリレーと、短時間高強度で争うXCC(クロスカントリーショートサーキット)の2種目。高橋翔 (drawer THE RACING/日本体育大学)を第一走にしたチームリレーでは厚い布陣を誇る中国の後塵を拝したものの、2位銀メダルと上々の滑り出しに。

北林力 (UNNO FACTORY RACING)と副島達海 (TRK Works)、竹内遼 (MERIDA BIKING TEAM)の3名が出走したXCC男子エリートは、序盤から北林と副島が絶えず先頭を走り、中国勢にプレッシャーを掛けていく状況で進行。後半に入って日本と中国がそれぞれ2名ずつ、カザフスタンが1名を残す中、最終周回に入るタイミングで北林がアタック。食らいついたルー・シェンジン(中国)との一騎打ちに持ち込んだ。

XCCアジア王者に輝いた北林力(UNNO FACTORY RACING) photo:Yu Takenouchi

アジアチャンピオンジャージを獲得した北林力(UNNO FACTORY RACING) photo:Yu Takenouchi
勝負が決まったのは下り区間だった。ラインが分かれるコーナーで、スリッピーなイン側を選んで追い抜こうとしたシェンジンがスリップダウンし、その隙に北林がフィニッシュライン目掛けてダッシュ。再乗車したシェンジンも猛烈に追い込んだものの、北林がフィニッシュラインに先着。2022年のXCOに続き、XCCでは初となるアジアチャンピオンに輝いた。

この日開催されたチームリレーとXCC4カテゴリー、合計5カテゴリーで中国勢が優勝したのは4カテゴリー(XCCの男子U23と女子エリートは1-2-3位独占)。北林は中国勢の初日全カテゴリー制覇を防ぐ形となった。

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MTBアジア選手権2026 XCC男子エリート結果
1位 北林力(UNNO FACTORY RACING)
2位 ルー・シェンジン(中国)
3位 ユアン・ジンウェイ(中国)
日本代表派遣選手団
DHI
田中航太 (myX/trailadventure) 羽口鉄馬
幾田悠雅 (Asia Union TCS Racing Team) 土屋聖眞 (SantaCruz KATO☆CYCLE)
XCO
竹内遼 (MERIDA BIKING TEAM) 北林力 (UNNO FACTORY RACING)
副島達海 (TRK Works) 高橋翔 (drawer THE RACING/日本体育大学)
嶋﨑亮我 (drawer THE CYCLING CLUB) 日吉愛華 (NESTO FACTORY RACING)
中仙道侑毅 (FUKAYA RACING/春日部共栄高等学校) 松山海司 (FUKAYA RACING/神戸市立工業高等専門学校)
日吉彩華 (Asia Union TCS Racing Team/岐阜第一高等学校) 有松鈴々菜 (Q-MAX/高稜高校)
スタッフ
竹ノ内悠(コーチ) 小笠原崇裕(コーチ)
今田大三(メカニック) 松尾純(メカニック)
小野寺 健(メカニック)
野村 智美(マッサー) 井手川 直樹(支援スタッフ)
MTBアジア選手権2026 クロスカントリーチームリレー結果
1位 中国
2位 日本
3位 インド