「4度目のグランツールで掴んだ忘れられない勝利」とはフアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG)の言葉。アタックしたベルナルや4位でマリアローザを取り戻したログリッチなど、選手たちのコメントからジロ第7ステージを振り返ります。
ステージ優勝&総合2位 フアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG)

アタックしたフアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG) photo:RCS Sport
レース直後インタビュー
これが4度目のグランツールで、2度出場したブエルタ・ア・エスパーニャでは勝利を目前で逃していた(トップ5が6度)。だからこそジロ・デ・イタリアでの初勝利を特別に感じ、2度と忘れないだろう。
2度、3度と仕掛けるのではなく、1度きりのアタックで決めるしかないと思っていた。なぜなら(緩斜面では)爆発力のあるアタックが必要だから。そのため他の選手たちの仕掛けには静観し、自分の距離になったことを確信してからフルガスでフィニッシュを目指した。

後続を引き離し、グランツールで初のステージ優勝を挙げたフアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos
今日は勝利だけではなく、(大会2日目の)個人タイムトライアルで失った総合タイムを取り戻したかった。これからの戦いに向けて自信がついたし、総合勢にとっては難しい戦いとなる(未舗装路区間のある第9ステージの)シエナを終えた時点で、総合上位にいたい。
記者会見でのコメント
今日の登りではずっとログリッチの背後についていた。だが最終山岳でアタックが繰り広げられた時、彼の動きはそこまで把握できていなかった。アタックの地点は決めていたというより、レース状況や脚の状態次第と思っていた。調子が良かったので30〜45秒間、全力で踏み込んだ。

スタッフと勝利を喜ぶフアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG) photo:RCS Sport
もちろんイサーク(デルトロ)は僕のライバルではなく、チームメイトだ。彼はここまで強さを見せており、ティレーノ~アドリアティコでもアシストしてくれた。今シーズンはミラノ〜トリノを制している強い選手なので、チームにとって手札の一枚となる存在だ。
ステージ3位 エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)

チームプレゼンで笑顔のエガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ) photo:RCS Sport
山頂フィニッシュの厳しいステージとなった。チームが良い位置まで僕を導いてくれた。最後は脚次第となり、勝利には少し足りなかったようだ。でもしょうがないし、ステージ優勝を狙えるコンディションであることが分かった。この後も勝利を目指し戦い続ける。
ステージ4位&マリアローザ プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)

総合首位に返り咲いたプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) photo:RCS Sport
もちろん常に勝利は狙っている。今日は勝てなかったが、再びマリアローザを着る事ができて嬉しい。アユソが強い選手だということは知っており、ライバルの筆頭であることは明らかだ。でもまだジロは始まったばかり。この後も総合優勝を賭けた戦いは続いていく。
過去にジロで総合優勝経験のあるヒンドレーのリタイアは残念だ。しかしいまさらどうすることもできないし、残されたチームメイトは今日、素晴らしい走りを見せてくれた。
マリアチクラミーノ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)

レース後半に入り、リドル・トレックのプロトン牽引に加わった photo:CorVos
今日はヴァチェクで勝負し、彼がマリアローザを狙う作戦だった。だが僕とダーン・ホーレが集団を牽引した時点で、逃げとは3分半もの差があった。だから下り区間の5kmほどで差を縮め、その後は他のチームが牽引を変わってくれるだろうと思っていた。もちろん故郷の近いチッコーネのモチベーションも高かった。
マリアローザを着て走る体験は素晴らしく、1週間近く着用することができた。特にチーム一丸となり、マリアローザを纏い掴んだ勝利はきっと忘れられない記憶になるだろう。
text:Sotaro.Arakawa
photo:RCS Sport, CorVos
ステージ優勝&総合2位 フアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG)

レース直後インタビュー
これが4度目のグランツールで、2度出場したブエルタ・ア・エスパーニャでは勝利を目前で逃していた(トップ5が6度)。だからこそジロ・デ・イタリアでの初勝利を特別に感じ、2度と忘れないだろう。
2度、3度と仕掛けるのではなく、1度きりのアタックで決めるしかないと思っていた。なぜなら(緩斜面では)爆発力のあるアタックが必要だから。そのため他の選手たちの仕掛けには静観し、自分の距離になったことを確信してからフルガスでフィニッシュを目指した。

今日は勝利だけではなく、(大会2日目の)個人タイムトライアルで失った総合タイムを取り戻したかった。これからの戦いに向けて自信がついたし、総合勢にとっては難しい戦いとなる(未舗装路区間のある第9ステージの)シエナを終えた時点で、総合上位にいたい。
記者会見でのコメント
今日の登りではずっとログリッチの背後についていた。だが最終山岳でアタックが繰り広げられた時、彼の動きはそこまで把握できていなかった。アタックの地点は決めていたというより、レース状況や脚の状態次第と思っていた。調子が良かったので30〜45秒間、全力で踏み込んだ。

もちろんイサーク(デルトロ)は僕のライバルではなく、チームメイトだ。彼はここまで強さを見せており、ティレーノ~アドリアティコでもアシストしてくれた。今シーズンはミラノ〜トリノを制している強い選手なので、チームにとって手札の一枚となる存在だ。
ステージ3位 エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)

山頂フィニッシュの厳しいステージとなった。チームが良い位置まで僕を導いてくれた。最後は脚次第となり、勝利には少し足りなかったようだ。でもしょうがないし、ステージ優勝を狙えるコンディションであることが分かった。この後も勝利を目指し戦い続ける。
ステージ4位&マリアローザ プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)

もちろん常に勝利は狙っている。今日は勝てなかったが、再びマリアローザを着る事ができて嬉しい。アユソが強い選手だということは知っており、ライバルの筆頭であることは明らかだ。でもまだジロは始まったばかり。この後も総合優勝を賭けた戦いは続いていく。
過去にジロで総合優勝経験のあるヒンドレーのリタイアは残念だ。しかしいまさらどうすることもできないし、残されたチームメイトは今日、素晴らしい走りを見せてくれた。
マリアチクラミーノ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)

今日はヴァチェクで勝負し、彼がマリアローザを狙う作戦だった。だが僕とダーン・ホーレが集団を牽引した時点で、逃げとは3分半もの差があった。だから下り区間の5kmほどで差を縮め、その後は他のチームが牽引を変わってくれるだろうと思っていた。もちろん故郷の近いチッコーネのモチベーションも高かった。
マリアローザを着て走る体験は素晴らしく、1週間近く着用することができた。特にチーム一丸となり、マリアローザを纏い掴んだ勝利はきっと忘れられない記憶になるだろう。
text:Sotaro.Arakawa
photo:RCS Sport, CorVos
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