2025/01/17(金) - 12:00
ジャイアントの新型TTバイクTrinityの発表と同時に、カデックスのTT系ホイールの新型もローンチされた。究極のスピードを生み出す新型Max Aero Disc Wheelと4-Spoke Wheelを紹介する。
オーストラリアでの現地発表会の模様は→こちら

CADEX MAX AERO DISC WHEELSYSTEM (c)ジャイアント
1秒を争うタイムトライアルではマージナルゲインが不可欠だ。圧倒的な空力性能とパワー伝達効率だけではなく、登りでもアドバンテージとなる軽量性や、コーナリング性能をも手に入れるべく、カデックスは最先端のテクノロジーを結集させた新型エアロホイールを開発した。
その一つがCADEX Max Aero Disc Wheelsystemだ。ジェイコ・アルウラーや2022年のアイアンマンチャンピオンであるグスタブ・イデンによる実地テストを繰り返し、完成した最高峰の一本。
CADEX Max Aero Disc Wheelsystemのコアテクノロジーは軽量かつ高剛性の一体成型カーボンスポーク&ハブとリム、そしてそれらをエアロカバーで覆う構造だ。カバーは1000本のフィラメントを二方向に織り込んだ特殊な1Kカーボン製としており、前モデルから150gも軽量化した1000gを達成した。

ハブと一体となったカーボンスポーク構造が採用されている (c)ジャイアント
さらに横剛性54.3%増、駆動剛性20.2%増という圧倒的な性能向上を両立。ハイスピードで走行する際やコーナリング中もホイールが安定するため、ライダーは走行に集中することができかつ、ペダリングパワーを余すことなく推進力へと変換するという。
リムのプロファイルは22.4mmの内幅と28mmの外幅を採用したフックレス仕様で、タイヤ形状が円形に保たれるためコーナリング中でも優れたグリップ力を発揮し、安定性を向上する。ビードウォールは片側3mm厚として、タイヤとリムの段差が小さくなりエアロ性能向上に貢献している。
スポークはカデックスのエアロカーボンモデル。ダイナミック・バランスド・レーシングという組み方が採用されているため、ペダリング時のスポークテンションを最適化している。また振れ取りやスポークテンション調整も可能だ。
回転効率を追求したCADEX R3-C40エアロハブには、高耐久・高硬度のセラミックベアリングを搭載。従来の鋼製ベアリングと比較して33%の摩擦低減と1.5倍の滑らかな回転を実現し、ライダーのパワーを余すことなく推進力へと変換する。
CADEX Aero 4-Spoke WHEELSYSTEM

CADEX AERO 4-SPOKE DISC WHEELSYSTEM (c)ジャイアント
CADEX Aero 4-Spokeホイールシステムもまた卓越した空力性能を備え、アイアンマン世界王者のクリスティアン・ブルメンフェルトとグスタブ・イデン、さらにジェイコ・アルウラーの活躍を支えている一本だ。
フロント50mm、リア65mmの最適化されたリムハイトと、シンプルな4本バトンの組み合わせが優れたエアロダイナミクスを実現。向かい風では競合他社製ディスクホイールの空力性能を上回り、横風では優れた安定性を発揮し、どのようなシチュエーションでもライダーのパフォーマンスをサポートしてくれる。
さらに内幅22.4mmのフックレスリム、3mm厚のビードウォールなどCADEX MAX Discと同様の設計で、エアロやタイヤのグリップ力発揮に貢献。CADEX R3-C40エアロハブも滑らかな回転を実現している。

1Kカーボンが採用されたことが特徴だ (c)ジャイアント
新モデルでは1Kカーボンを表層に採用することで、ねじれ剛性と横剛性、軽量製を備えた最高峰モデルへと進化を遂げている。フロントは880g、リアは1047gという重量だ。
このホイールの組み合わせでジェイコ・アルウラーのルーク・プラップが今年の豪州TT選手権で優勝を果たしている。実力を証明した最先端のホイールシステムはライダーのチャレンジを後押ししてくれるだろう。

ルーク・プラップ(ジェイコ・アルウラー)が既に豪州TT選手権で勝利を掴んでいる (c)ジャイアント
CADEX MAX AERO DISC WHEELSYSTEM
リム素材:Ultralight 1K Full Composite
リムタイプ:Hookless
チューブレス:CADEX Tubeless System (rim tape and valve kit included)
推奨タイヤサイズ:700 x 25C – 700 x 32C
リム内幅:22.4mm
リム外幅:28mm
ハブ:CADEX R3-C40, Ratchet Driver, Centerlock、One-piece integrated hub and spokes
対応ハブ:Shimano HG / SRAM XDR / Campagnolo N3W
ベアリング:Ceramic
スポーク:Hidden Reinforced CADEX Aero Carbon Spoke
ニップル:Hidden Integrated Alloy Nipple
スポーク組み方:DBL 20H
重量:1000g (with Shimano freehub)
価格:495,000円(税込)
CADEX AERO 4-SPOKE DISC WHEELSYSTEM
リム素材:Ultralight 1K Full Composite
リムタイプ:Hookless
チューブレス:CADEX Tubeless System (rim tape and valve kit included)
推奨タイヤサイズ:700 x 25C – 700 x 32C
リムハイト:50mm (Front) 65mm (Rear)
リム外幅:30mm (Front) 32mm (Rear)
ハブ:CADEX R3-C40, Ratchet Driver, Centerlock
対応ハブ:Shimano HG / SRAM XDR / Campagnolo N3W
ベアリング:Ceramic
重量:880g (Front)1047g (Rear)
価格:297,000円(税込、フロント)、341,000円(税込、リア)
オーストラリアでの現地発表会の模様は→こちら

1秒を争うタイムトライアルではマージナルゲインが不可欠だ。圧倒的な空力性能とパワー伝達効率だけではなく、登りでもアドバンテージとなる軽量性や、コーナリング性能をも手に入れるべく、カデックスは最先端のテクノロジーを結集させた新型エアロホイールを開発した。
その一つがCADEX Max Aero Disc Wheelsystemだ。ジェイコ・アルウラーや2022年のアイアンマンチャンピオンであるグスタブ・イデンによる実地テストを繰り返し、完成した最高峰の一本。
CADEX Max Aero Disc Wheelsystemのコアテクノロジーは軽量かつ高剛性の一体成型カーボンスポーク&ハブとリム、そしてそれらをエアロカバーで覆う構造だ。カバーは1000本のフィラメントを二方向に織り込んだ特殊な1Kカーボン製としており、前モデルから150gも軽量化した1000gを達成した。

さらに横剛性54.3%増、駆動剛性20.2%増という圧倒的な性能向上を両立。ハイスピードで走行する際やコーナリング中もホイールが安定するため、ライダーは走行に集中することができかつ、ペダリングパワーを余すことなく推進力へと変換するという。
リムのプロファイルは22.4mmの内幅と28mmの外幅を採用したフックレス仕様で、タイヤ形状が円形に保たれるためコーナリング中でも優れたグリップ力を発揮し、安定性を向上する。ビードウォールは片側3mm厚として、タイヤとリムの段差が小さくなりエアロ性能向上に貢献している。
スポークはカデックスのエアロカーボンモデル。ダイナミック・バランスド・レーシングという組み方が採用されているため、ペダリング時のスポークテンションを最適化している。また振れ取りやスポークテンション調整も可能だ。
回転効率を追求したCADEX R3-C40エアロハブには、高耐久・高硬度のセラミックベアリングを搭載。従来の鋼製ベアリングと比較して33%の摩擦低減と1.5倍の滑らかな回転を実現し、ライダーのパワーを余すことなく推進力へと変換する。
CADEX Aero 4-Spoke WHEELSYSTEM

CADEX Aero 4-Spokeホイールシステムもまた卓越した空力性能を備え、アイアンマン世界王者のクリスティアン・ブルメンフェルトとグスタブ・イデン、さらにジェイコ・アルウラーの活躍を支えている一本だ。
フロント50mm、リア65mmの最適化されたリムハイトと、シンプルな4本バトンの組み合わせが優れたエアロダイナミクスを実現。向かい風では競合他社製ディスクホイールの空力性能を上回り、横風では優れた安定性を発揮し、どのようなシチュエーションでもライダーのパフォーマンスをサポートしてくれる。
さらに内幅22.4mmのフックレスリム、3mm厚のビードウォールなどCADEX MAX Discと同様の設計で、エアロやタイヤのグリップ力発揮に貢献。CADEX R3-C40エアロハブも滑らかな回転を実現している。

新モデルでは1Kカーボンを表層に採用することで、ねじれ剛性と横剛性、軽量製を備えた最高峰モデルへと進化を遂げている。フロントは880g、リアは1047gという重量だ。
このホイールの組み合わせでジェイコ・アルウラーのルーク・プラップが今年の豪州TT選手権で優勝を果たしている。実力を証明した最先端のホイールシステムはライダーのチャレンジを後押ししてくれるだろう。

CADEX MAX AERO DISC WHEELSYSTEM
リム素材:Ultralight 1K Full Composite
リムタイプ:Hookless
チューブレス:CADEX Tubeless System (rim tape and valve kit included)
推奨タイヤサイズ:700 x 25C – 700 x 32C
リム内幅:22.4mm
リム外幅:28mm
ハブ:CADEX R3-C40, Ratchet Driver, Centerlock、One-piece integrated hub and spokes
対応ハブ:Shimano HG / SRAM XDR / Campagnolo N3W
ベアリング:Ceramic
スポーク:Hidden Reinforced CADEX Aero Carbon Spoke
ニップル:Hidden Integrated Alloy Nipple
スポーク組み方:DBL 20H
重量:1000g (with Shimano freehub)
価格:495,000円(税込)
CADEX AERO 4-SPOKE DISC WHEELSYSTEM
リム素材:Ultralight 1K Full Composite
リムタイプ:Hookless
チューブレス:CADEX Tubeless System (rim tape and valve kit included)
推奨タイヤサイズ:700 x 25C – 700 x 32C
リムハイト:50mm (Front) 65mm (Rear)
リム外幅:30mm (Front) 32mm (Rear)
ハブ:CADEX R3-C40, Ratchet Driver, Centerlock
対応ハブ:Shimano HG / SRAM XDR / Campagnolo N3W
ベアリング:Ceramic
重量:880g (Front)1047g (Rear)
価格:297,000円(税込、フロント)、341,000円(税込、リア)
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