新代表に就任したユルゲン・フォレ氏 photo:Soudal Quick-Step Pro Cycling Team トレーニング合宿を行う、スペイン南部カルペで行われたチームプレゼンテーションには、昨年末の怪我でリハビリ中のレムコ・エヴェネプール(ベルギー)を除くメンバーが集結。また昨年限りで代表の座を退いたパトリック・ルフェーブルも姿を見せた。
登壇したスーダル・クイックステップの選手たち photo:Soudal Quick-Step Pro Cycling Team 今年のグランツールに出場するメンバーも先行して発表され、ジロの総合エースを任されたのはミケル・ランダ(スペイン)。さらにプロ2年目の20歳、ポール・マニエ(フランス)のグランツールデビューも発表。マニエは昨年シーズン、プロ1年目ながら5勝を飾ったスプリンターで、9月のツアー・オブ・ブリテン(UCI2.Pro)では区間3勝を重ね、次世代を担うエーススプリンター候補として注目を集めている。
初戦は1月21日開幕のツアー・ダウンアンダーだ photo:Soudal Quick-Step Pro Cycling Team 昨年のツールでは区間1勝と総合3位、そしてマイヨブラン(ヤングライダー賞)を獲得したエヴェネプール。「5週間もバイクを離れ、トップコンディションに戻すには途方もない練習が必要だ。復帰は怪我の回復次第だが、必ず戻ってくると約束する。ツールに向け、高地トレーニングからドーフィネ、そしてベルギー国内選手権という準備は昨年と同じになるよう願っている。100%の状態でツールに向かいたい」とビデオメッセージで意気込みを語った。