オルトリーブ VARIO QL2.1　バックパックとパニア、一つで二役を担う便利な防水バッグ

2024/12/12(木) - 18:00

防水バッグのパイオニアとして世界的に愛されているオルトリーブが用意するVARIO QL2.1は、バックパックとパニアバッグどちらとしても使うことができる一つで二役を担う便利なモデルだ。様々なシチュエーションで活躍するアーバンサイクリスト向けとなっている。

オルトリーブの革新的なハイブリッドバッグ「VARIO QL2.1」は、バックパックとパニアの機能を兼ね備えた製品だ。ほんの数秒で直感的に、バックパックからパニアへ、またはパニアからバックパックへと変身させることができ、ライダーに最大限の柔軟性をもたらす。

そのユニークな特徴を実現するのはバッグの前面にはラックへのマウントシステムを搭載し、背面にはショルダーストラップが備えられた設計。どちらか一方をフラップで隠すことができ、そのフラップを翻すだけでバッグのタイプを切り替えられる簡単な作業性と共に使い勝手を高めている。

ラックへのマウントは独自のクイックロックが採用されており、簡単に着脱が可能となっている。定評のあるアタッチメントシステムの優れた使い勝手が、忙しなく移動を行う通勤通学でタイムロスなくバックパックへの切り替えをサポートする。

ショルダーストラップもしっかりと作り込んでいるのも魅力。単純なストレートストラップではなく、屈曲させることで肩の動きを妨げず、脇の圧迫を解消している。左右の肩紐をまとめるチェストストラップは上下位置を調整できることなど、ライドの姿勢やユーザーの体型を考慮して開発されていることが伝わる。

また背面には細かくブロックが分けられたクッションが備えられている。荷物を大量に入れた状態でも体へのストレスは吸収しつつも、背中から発生した熱を逃すように設計された。使い勝手を損なわない範囲で衝撃吸収性と通気性をバランスさせているのはオルトリーブのアイデアと技術力がなせる技だろう。

メインコンパートメントは広々としたストレージエリアとなっており、仕事や授業に必要なものと着替えを一通り収納することができる。またノートパソコン用のパッド入りスリーブも備えられているため、着替えなどと分けられるのは嬉しい。容量26Lのバッグは一泊二日分の荷物を入れられる大きさだ。ロールトップ式とされており雨水が侵入しないため、通勤通学などでも安心して使いやすい。

PC用のインサートが備えられていたり、なんでも入れられる自由なストレージとなっている

バックパックとして使用する時はフラップの外側にジッパーポケットが表側に現れる。ジッパーは縦に開くように作られているため、片方の肩にかけた状態でナポレオンポケットのように使えるようになっている。家の鍵や財布、スマホなどを収納すると便利に使えそうだ。またバッグのサイド部分はメッシュポケットが備えられている。

VARIOに用いられる生地は一般的なバッグのようなルックスながら防水仕様とされている。各パーツの接合も溶着されており、水が浸入しにくくなっている。また素材はPVCフリー。防水等級はIP64だ。