2024/01/20(土) - 17:00
多くのメーカーや代理店が集ったパーツ合同展示会が今年も開催された。浅草の展示会場を4フロアにわたって貸し切り開催された展示会の中で、目を引いたパーツたちを紹介していきましょう。
ミズタニ自転車 ファウデのアパレルが本格展開開始 ブルーグラスのお手頃フルフェイスも
コンチネンタルなど様々なブランドを取り扱うミズタニ自転車からは、アウトドアバッグブランドとして知られるファウデのサイクルアパレルの展開がスタート。本国ではなんと300ページにも及ぶラインアップを誇るアパレルブランドだそうで、手の届きやすい価格と高い品質を両立させているのが特徴なのだとか。
トレッキング系のバックボーンを持つブランドだけに、いわゆるロード系のラインアップではなくどこか土の香りがするようなスタイルのウエアが揃う。グラベルやトレイルライドなど、肩の力を抜いて楽しむようなシーンにぴったりで、ロードでものんびりカフェを目指すようなシチュエーションにはもってこいの落ち着いた印象を与えるアイテムが取り揃えられた。
また、新たに取り扱い始めたブルーグラスのヘルメットも展示。こちらはポガチャルが使用することでおなじみのMETの展開するブランドで、オフロードライダーには名の知れた存在。
特にイチオシなのはエントリーモデルのフルフェイスヘルメット"Intox"。なんと16,500円で手に入るフルフェイスということで、パークデビューしたいライダーにとって魅力的な選択肢となりそうだ。
グローブライド 使い方はあなた次第? WTBの取っ手付きサドル
コラテックやフォーカスなどを展開するグローブライド。コラテックはCCT TEAM、フォーカスはIZALCO MAXのフルモデルチェンジを果たすなど、変革のシーズンとなり、ブースには新作も展示されていた……が、ここはパーツ合同展示会ということで、普段と違う切り口に。
担当者さんイチオシの新作はWTBの新作サドル"DEVO"。こちらなんと取っ手付きというユニークな構造のサドルで、遊び心溢れる一品。WTBらしい一作ではあるが、何のための取っ手かというと、本来は重量があるE-BIKEを移動させる際に持ちやすいように、という目的があるのだとか。
もちろん、E-BIKEだけでなく色んな車種に装着可能で、使い方はまさに無限大。MTBで押し歩いたりするときにも便利かもしれないし、ブロンプトンのようなバイクとの相性も良いかも?きっとこのサドルがしっくりくる人がいるはずだ。
フカヤ QUOCやグッドイヤーに新作登場 人気のミノウラメンテスタンドのアップデートも
それはもう幅広いブランドを取り扱う総合代理店フカヤがもっとも力を入れていたのは新たに取り扱い始めたシューズブランドQUOC。もともと、ビジネスシューズにクリートを取り付けるようなデザインのシティライド向けシューズから始まったというブランドらしく、カジュアルで洗練された雰囲気のデザインのサイクリングシューズが揃う。今後展開予定の新製品も多数あるとのことで、乞うご期待。
また、タイヤブランドのグッドイヤーからはダートジャンプ向けの26インチタイヤ"WING FOOT"が新作として登場。パーク向けのスリックと、ダート向けのブロックタイヤの2モデルを展開予定だ。
そしてミノウラからは人気のメンテナンススタンドの最新モデル"RS-1850"が登場。ワコーズとコラボして開発されたレーススタンドのRS-1800をベースにスルーアクスルバイク向けにクランプ機構を改良した一品となる。
ワンタッチでスルーアクスルシャフトを掴めるクランプを標準装備し、いちいちシャフトを抜き差しする必要が無くなった。クランプ部は柔らかいゴム製で、スルーシャフトを傷つける心配も少ない。
東京ライフ ゴープコアな新モデルを発表するアルバオプティクス
トレンドを創り出すような、感度の高いアイテムを紹介してくれる東京ライフ。メインとなるアパレルブランドのイザドアからは、再生可能素材を用いることで、ライダーだけでなく地球環境にも優しい一着となるALTERNATIVEシリーズがイチオシ。
もう一つの主軸となるアルバオプティクスからは、新作の"ANVMA '99"が登場。90年代に流行したキャットアイ型のアイウェアをモダンな解釈で再設計した一着で、ゴープコアと呼ばれるアウトドアアイテムを取り入れたファッショントレンドにマッチするモデル。
確かにパンターニが着用していたブリコのアイウェアもこんなスタイルだったな、と思い返しつつ、決してクラシカルな印象ではないのがアルバオプティクスならではと言えるだろう。
ソフト99 コーティングを身近にするvelogue
ガラコやフクピカなどで知られるカーケア用品ブランドのソフト99。最近では、その技術を活かしたアイウェア用撥水剤のレインホッパーや、曇り止めのフォグシールドといったアイテムで、サイクリストにも浸透してきた存在だ。
そんなソフト99が新たにガラスコーティングサービスの展開を開始。"Velogue"と名付けられたサービスで、使用する薬剤はもちろん、施工方法に至るまで自転車向けに開発されたことが特徴なのだとか。
コーティング施工にあたって重要な下地処理をしっかりと行いつつも簡単に施工できるように工夫されているとのことで、美しい仕上がりを期待できそうなサービスとなっている。今後の展開にも注目だ。
text&photo:Naoki Yasuoka
ミズタニ自転車 ファウデのアパレルが本格展開開始 ブルーグラスのお手頃フルフェイスも
コンチネンタルなど様々なブランドを取り扱うミズタニ自転車からは、アウトドアバッグブランドとして知られるファウデのサイクルアパレルの展開がスタート。本国ではなんと300ページにも及ぶラインアップを誇るアパレルブランドだそうで、手の届きやすい価格と高い品質を両立させているのが特徴なのだとか。
トレッキング系のバックボーンを持つブランドだけに、いわゆるロード系のラインアップではなくどこか土の香りがするようなスタイルのウエアが揃う。グラベルやトレイルライドなど、肩の力を抜いて楽しむようなシーンにぴったりで、ロードでものんびりカフェを目指すようなシチュエーションにはもってこいの落ち着いた印象を与えるアイテムが取り揃えられた。
また、新たに取り扱い始めたブルーグラスのヘルメットも展示。こちらはポガチャルが使用することでおなじみのMETの展開するブランドで、オフロードライダーには名の知れた存在。
特にイチオシなのはエントリーモデルのフルフェイスヘルメット"Intox"。なんと16,500円で手に入るフルフェイスということで、パークデビューしたいライダーにとって魅力的な選択肢となりそうだ。
グローブライド 使い方はあなた次第? WTBの取っ手付きサドル
コラテックやフォーカスなどを展開するグローブライド。コラテックはCCT TEAM、フォーカスはIZALCO MAXのフルモデルチェンジを果たすなど、変革のシーズンとなり、ブースには新作も展示されていた……が、ここはパーツ合同展示会ということで、普段と違う切り口に。
担当者さんイチオシの新作はWTBの新作サドル"DEVO"。こちらなんと取っ手付きというユニークな構造のサドルで、遊び心溢れる一品。WTBらしい一作ではあるが、何のための取っ手かというと、本来は重量があるE-BIKEを移動させる際に持ちやすいように、という目的があるのだとか。
もちろん、E-BIKEだけでなく色んな車種に装着可能で、使い方はまさに無限大。MTBで押し歩いたりするときにも便利かもしれないし、ブロンプトンのようなバイクとの相性も良いかも?きっとこのサドルがしっくりくる人がいるはずだ。
フカヤ QUOCやグッドイヤーに新作登場 人気のミノウラメンテスタンドのアップデートも
それはもう幅広いブランドを取り扱う総合代理店フカヤがもっとも力を入れていたのは新たに取り扱い始めたシューズブランドQUOC。もともと、ビジネスシューズにクリートを取り付けるようなデザインのシティライド向けシューズから始まったというブランドらしく、カジュアルで洗練された雰囲気のデザインのサイクリングシューズが揃う。今後展開予定の新製品も多数あるとのことで、乞うご期待。
また、タイヤブランドのグッドイヤーからはダートジャンプ向けの26インチタイヤ"WING FOOT"が新作として登場。パーク向けのスリックと、ダート向けのブロックタイヤの2モデルを展開予定だ。
そしてミノウラからは人気のメンテナンススタンドの最新モデル"RS-1850"が登場。ワコーズとコラボして開発されたレーススタンドのRS-1800をベースにスルーアクスルバイク向けにクランプ機構を改良した一品となる。
ワンタッチでスルーアクスルシャフトを掴めるクランプを標準装備し、いちいちシャフトを抜き差しする必要が無くなった。クランプ部は柔らかいゴム製で、スルーシャフトを傷つける心配も少ない。
東京ライフ ゴープコアな新モデルを発表するアルバオプティクス
トレンドを創り出すような、感度の高いアイテムを紹介してくれる東京ライフ。メインとなるアパレルブランドのイザドアからは、再生可能素材を用いることで、ライダーだけでなく地球環境にも優しい一着となるALTERNATIVEシリーズがイチオシ。
もう一つの主軸となるアルバオプティクスからは、新作の"ANVMA '99"が登場。90年代に流行したキャットアイ型のアイウェアをモダンな解釈で再設計した一着で、ゴープコアと呼ばれるアウトドアアイテムを取り入れたファッショントレンドにマッチするモデル。
確かにパンターニが着用していたブリコのアイウェアもこんなスタイルだったな、と思い返しつつ、決してクラシカルな印象ではないのがアルバオプティクスならではと言えるだろう。
ソフト99 コーティングを身近にするvelogue
ガラコやフクピカなどで知られるカーケア用品ブランドのソフト99。最近では、その技術を活かしたアイウェア用撥水剤のレインホッパーや、曇り止めのフォグシールドといったアイテムで、サイクリストにも浸透してきた存在だ。
そんなソフト99が新たにガラスコーティングサービスの展開を開始。"Velogue"と名付けられたサービスで、使用する薬剤はもちろん、施工方法に至るまで自転車向けに開発されたことが特徴なのだとか。
コーティング施工にあたって重要な下地処理をしっかりと行いつつも簡単に施工できるように工夫されているとのことで、美しい仕上がりを期待できそうなサービスとなっている。今後の展開にも注目だ。
text&photo:Naoki Yasuoka
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