ケミカルブランドのシュアラスターが始めたプロフェッショナル向けの業務用ガラスコーティング「シャイニーシールド」。施工回数日本一のスペシャライズド幕張で施工の様子を見学していく。



シュアラスター シャイニーシールド photo:Michinari TAKAGI

1947年にカリフォルニアで創業した老舗カーケアブランドのシュアラスター。高品質なカルナバワックスの製造でカーオーナーたちから厚い信頼を得ている他、自転車業界にも参入し、プロチームとの共同開発によりチェーンオイルなども手掛け、多種多様なケミカルをラインアップしている。

オートバイと自転車専用に設計されているプロフェッショナル向けの業務用ガラスコーティング「シャイニーシールド」は、艶と防汚効果に優れたコーティングである。水晶に相当する高硬度な被膜を形成しダメージの原因となる酸性雨や紫外線から塗装面を守ってくれる。

シャイニーシールドには専用のスポンジとマイクロファイバークロスが付属 photo:Michinari TAKAGI

コーティング被膜によって汚れがつきにくくなるほか、高撥水であり水アカも付きにくくなるため防汚効果に優れている。約3年の耐久性もあるため、長い期間で大切な愛車を保護してくれる。

クリア塗装やマット塗装にも使用できるのがシャイニーシールドの強み。また、1200度の耐熱試験をクリアしているためバイクのマフラーやエンジンにも施工ができるという。

スペシャライズド幕張 photo:Michinari TAKAGI

施工回数が日本一であるスペシャライズド幕張の松田航介さんが施工を担当 photo:Michinari TAKAGI

シュアラスターのシャイニーシールドを9月から導入し、施工回数が全国一位であるスペシャライズド幕張の松田航介さんにシャイニーシールドの施工を取材していく。

今回はスぺシャライド幕張で納車予定のスペシャライズド S-Works Aethos Frameset - Sagan Collectionのフレームに施工。カラーは淡いシャンパンゴールドでクリア塗装のカラーリングだ。このシャンパンゴールドがどのように変化していくのか見物である。

フレームに貼られたステッカーを剥がしていく photo:Michinari TAKAGI

ヘッド部分にマスキングをする photo:Michinari TAKAGI

まずはフレームに貼られているシリアルナンバーやフレームサイズのステッカーや剥がしていく。スペシャライズドは3カ所にシリアルナンバーがあり、フレームにも印字されているため、シリアルナンバーのステッカーは剥がす。

完成車の場合はクランクとチェーンを外して施工を行う。さらに、ヘッドキャップやシートクランプなど、コーティングをしたくないパーツにはマスキングテープを貼っていく。マスキングを終えるとフレームの全体を脱脂していく。

フレーム全体を脱脂していく photo:Michinari TAKAGI

スポンジにシャイニーシールドを染み込まる photo:Michinari TAKAGI

斑にならないように均一に塗っていく photo:Michinari TAKAGI

ここからシャイニーシールドの施工が始まる。スポンジにシャイニーシールドを染み込ませて、フレームに斑がないように均一に塗っていく。塗り込んだ後はマイクロファイバークロスで拭き上げていく。

シャイニーシールド用のスポンジの先端は細くなっているため、フレームのヘッド周りやBB周り、フロントフォーク裏など、狭いところも作業しやすい。さらに、フロントディレイラーやリアディレイラーがついていてもそのままコーティングができる。

シャイニーシールドを塗った後は拭き上げていく photo:Michinari TAKAGI
スポンジは分割できるため、細かい部分でも作業しやすいという photo:Michinari TAKAGI


シャイニーシールド施工前 photo:Michinari TAKAGI

シャイニーシールド施工後 photo:Michinari TAKAGI

BB周りの複雑な部分も均等にコーティングできる photo:Michinari TAKAGI
深みのあるシャンパンゴールドに photo:Michinari TAKAGI


何層か重ね塗りをしていくように施工していき、フレーム全体を均一にコーティングできれば、あとはコーティングを硬化させていくだけ。シャイニーシールドの硬化時間は夏で12時間、冬で24時間ほど。

施工後のフレームを確認すると施工前は白みがかったシャンパンゴールドだったが、施工後はクリア層の奥にあるゴールドが際立つ色になっていき、色鮮やかなシャンパンゴールドになった。そして、表面のクリア層にも更なる艶が出て、新車ではあるが施工前よりも綺麗に見える程だ。

シャイニーシールド未施工 photo:Michinari TAKAGI

シャイニーシールド施工 photo:Michinari TAKAGI

今回は自身のシクロクロスにもシャイニーシールドを施工してもらったのだが、同様にクリアの奥の色が鮮やかに見えてくる。シクロクロスでは泥がフレームのダウンチューブや纏わりつく泥なども落ちやすく、ついてしまったとしても水をかけるだけで泥や汚れが落ちやすくなる。

赤いフレーム(コーテイングなし)と青いフレーム(コーティングあり)で洗車後に水の撥水の具合が異なる。コーティングをしていないフレームについた水は、フレームにへばりつくように水滴となっているが。コーティングを施したフレームの方では、水を弾くように細かな無煤の水滴になって落ちていく。撥水効果は非常に効果があり、洗車後の拭き上げの時間が短くなり、日頃のメンテナンスもしやすくなる。



スペシャライズド幕張 松田航介さんインタビュー

スペシャライズド幕張 松田航介さんインタビュー photo:Michinari TAKAGI

CW:シャイニーシールドの強みは何ですか?

防錆や傷などフレームを守ってくれる効果は大きいですね。あとはコーティングをすることで愛車への愛着がより強くなるんだと思います。

施工側としては、他のコーティングでは水をかけて、反応させるコーティングもあるのですが、シュアラスターの場合は水の工程がないので、作業時間が短いのも良いです。今回はインタビューをしながら行っても30分くらいで施工が終わりました。他のコーティングでは水作業もあって、1時間はかかっていましたからね。

スポンジの形が優秀で、フレームのパイプの集合部などもスムーズに作業できます。お店的には施工のしやすさ、仕上がりの良さが良いので、シャイニーシールドを9月から導入しました。

ヘルメットとホイールにも施工できる photo:Michinari TAKAGI

CW:スペシャライズド幕張の施工代金は?

完成車やフレーム単体の購入者向けにサービスは提供していて、フレーム単体で19,800円(税込)、完成車で33,000円(税込)となっています。完成車はパーツを外したりする分高くなっています。

さらに、ホイールは11,000円(税込)、ヘルメットは8,800円(税込)で施工を行っているため、スペシャライズド幕張で購入した際はシャイニーシールドも施工できます。

CW:どのようなバイクの施工が多いですか?

当店だと、ロードバイクの施工が一番多いですが、MTBやトライアスロンのお客様も多いですね。コーティングをすると補給食とか汗の汚れが落ちやすくなるので。また、塩害によるフレームへのダメージもあるので、トライアスリートにもお勧めしています。また、E-BIKEにも施工できます。

塩害によるフレームへのダメージもあるので、トライアスリートにもお勧め photo:Michinari TAKAGI

CW:シャイニーシールドのアフターケアはどうしたらよいですか?

シュアラスターにはコーティング剤の「ゼロフィニッシュ」があるのですが、汚れ落としとか、コーティングの保護に繋がるので、コーティングを施工した方にはゼロフィニッシュで拭き上げてもらっているようにしています。コーティングを維持しやすかったりします。強い汚れは水で流して、軽い汚れであればゼロフィニッシュで拭き上げてもらえればと思います。

シャイニーシールドのアフターケアは「ゼロフィニッシュ」で photo:Michinari TAKAGI

汚れてしまっていたり、毛羽立っているクロスなどは傷がついてしまので避けた方が良い。シュアラスターのマイクロファイバークロスは白く、汚れ具合も確認しやすいのでお勧めです。新車でシャイニーシールドを施工するのがベストではあるものの今乗っている愛車にもコーティングも可能なので、ご相談お待ちしております。

最新ニュース(全ジャンル)