EFエデュケーション・NIPPO ディベロップメントチームの情報発信を行うTEAM NIPPOが、南フランスを拠点とするクラブチーム「NIPPO・EF・マルティーグ」の創設を発表した。12月に発表予定の所属選手には7名の日本人が含まれるという。



来季からはクラブチームとなるEFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム photo:Satoru Kato

ワールドチーム入りを決めた留目夕陽を輩出したEFエデュケーション・NIPPOディベロップメントチームが、来季からクラブチームとなることが明らかになった。その名はNIPPO・EF・マルティーグとなり、南フランスのマルティーグを拠点とするクラブチーム「MartiguesSport Cyclisme」が母体となる。

EFエデュケーション・イージーポストの育成チームであり、アメリカ籍のコンチネンタルチームだったEFエデュケーション・NIPPOディベロップメントチーム。クラブチームとなってもスポンサーは引き続きNIPPOとEFエデュケーションが務め、バイクサプライヤーも変わらずキャノンデールとなる。来シーズンはアマチュアレースやU23カテゴリーを含む2クラス(上から4番目)のレースに出場し、また日本国内のレースへの参戦意思もプレスリリースでは語っている。

ワールドチームへの昇格を決めた留目夕陽(EFエデュケーション・NIPPOデベロップメントチーム) photo:Team NIPPO

またチームはEF・NIPPOと同様に、同じ南フランスを拠点とする「19アカデミー・レジオンシュド」とのパートナーシップ継続を発表した。同チームは2022年、23年に渡りU19の日本人選手6名を受け入れており、今年のロード世界選手権ジュニアロードレースに出場した藤村一磨もその1人だ。

19アカデミー・レジオンシュドはNIPPO・EF・マルティーグとメカニックルーム兼事務所、レース活動車両、監督、メカニックやマッサージャー等を共有し、2024年シーズンは3~4名の日本人選手の派遣を予定。またNIPPO・EF・マルティーグに所属するのは日本を含む6ヶ国/18名の選手たちで、7名の日本人選手を含むメンバーは12月に発表されるという。