EFエデュケーション・イージーポストに留目夕陽が加入。育成チームで2年間経験を積んだ21歳が、遂にワールドチームへステップアップを果たした。



ツール・ド・ランカウイ2022第2ステージ 笑顔を見せる留目夕陽(EFエデュケーション・イージーポスト) photo:CorVos

2022シーズンより、EFの育成チーム「EFエデュケーション・NIPPO ディベロップメントチーム」で走ってきた留目夕陽が、次なるステージへ活躍の場を移すことに。過去2年でのパフォーマンスが評価され、上部チームのEFエデュケーション・イージーポストと契約を結んだ。

今回の契約発表に際し、留目は「夢が叶いました!素晴らしいチームと一緒に走れるのは、とても嬉しいです。ワールドツアーで果たすべきミッションは困難なものだと思いますが、全力を尽くします!」とコメント。また、このニュースを伝えた家族は泣いて喜んでくれた、とも。

世界選手権U23ロードレース プロトンに食らいつく留目夕陽 photo:CorVos

留目は2002年6月18日生まれの21歳。2022年のロード全日本選手権U23タイムトライアルチャンピオンであり、今年の世界選手権U23タイムトライアルで23位、ロードレースで36位と好成績を残している。

2022年には育成チームから練習生として唯一ツール・ド・ランカウイのメンバーに選出され、ヒュー・カーシー(イギリス)の総合2位をサポートし、チーム内でも期待されていた存在だった。

そして留目の加入によって、EFエデュケーション・イージーポストのロースターも確定。ジョナサン・ヴォータースGMは「我々の2024年のメンバーは著しく若返った。一緒にワールドツアーデビューするライダーも何人かいるので、(留目)夕陽はうまくフィットするだろう。チーム名簿の最後の枠には、ベテランの経験と知識を活用できるルーキーを探していたんだ」と、語っている。