DMTやリドレー、MET、コンチネンタル、iRC、フィードバックなど数多くの自転車関連ブランドを取り扱うミズタニ自転車が浅草で2024年モデルを集めた展示会を開催した。METのオフロードヘルメットブランドである「ブルーグラス」など新規取り扱い製品や注目のアイテムをレポートしていく。

浅草で開催された2024年モデルを集めたミズタニ自転車展示会 photo: Michinari TAKAGI
1924年に創業し、国内外多くのブランドを取り扱っているミズタニ自転車。国内ブランドではシマノやiRC、キャットアイ、オーストリッチに加え、海外ブランドはリドレーやメット、コンチネンタル、クリスキング、フィードバックなど自転車に関する非常に多くのブランドを取り扱っている。そして、2024モデルが集結したミズタニ自転車の展示会が浅草で開催された。
ミズタニ自転車がイタリアンロードヘルメットブランド"MET"のオフロードブランドであるBLUEGLASS(ブルーグラス)を取り扱い開始したのが、大きなトピック。

ブルーグラスはオフロードMTBやBMXに特化したヘルメットブランド photo: Michinari TAKAGI
ロードレースで人気があるMETが総合サイクルヘルメットブランドであるのに対して、ブルーグラスはオフロードMTBやBMXに特化したヘルメットブランドになる。多くのオフロードヘルメットラインアップを有するが、ミズタニ自転車はその中でもフルフェイスのモデルに絞って展開する。
「最近はMTBゲレンデがたくさんできていますが、本人が気づかないようなところでハイスピードになっていることが多いので、パーク側もフルフェイスの装着を推奨しています。普段、パークでしか乗らない方でも購入しやすい価格設定になっています。」とミズタニの佐々木さんはブルーグラスの特徴を話してくれた。

ブルーグラスのグローブも取り扱い開始 photo: Michinari TAKAGI
フルフェイスのラインナップの中には、MIPSが搭載されたものもあり、更なる安全性を備えるものも。さらに、フルフェイスのヘルメットに合わせて、グローブも展開していくという。
イタリアンシューズブランドのDMTのブースにはロードやオフロード向きビンディングシューズの最新ラインアップが展示され、試着会も実施され多くのショップスタッフがサイズ感を確かめていた。

DMTアンバサダーのあむちゃんとポガチャルのシグネーチャーモデル photo: Michinari TAKAGI

シューズのアッパーにはポガチャルの心電図のハートビートをデザイン photo: Michinari TAKAGI 
KRSLはユーザーからのリクエストが多かったというホワイトの範囲が広がった photo:Michinari TAKAGI
タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)のシグネーチャーモデルのセカンドバージョンが展示されていた。セカンドバージョンの特徴としてはアウトソールが白くなっているため、シューズ全体が真っ白になっているためデザイン性に優れる。シューズのアッパーにはポガチャルの心電図のハートビートがデザインとして入っている。
ノーマルのKRSLは「ユーザーからのリクエストが多かった」という待望のホワイトが登場し、足の甲のところまで白くなっているところが変更点だ。ロングセラーモデルのKR1のデザインが一新されている。

ファウデはグラベルとMTBなどオフロード系ウェアを取り扱い開始 photo: Michinari TAKAGI
多くのスポーツ用からデイリーユースのバッグを展開するファウデは元々ブランド自体にウェアの展開があったが、2024年度から国内でも販売していくという。グラベル用とMTBなどオフロード系に絞って展開される。
「値段も1~3万円くらいの間なので、自転車のウエアとしては求めやすい価格になっている。USAのサイズ感なので、普段来ているサイクルジャージと同じサイズで問題なく着れます。来年のトレンドカラーがグリーン系なので、ウェアやザック、バッグも同様にそれに合わせたカラーリングになっています」と佐々木さんからアドバイスを頂いた。

パッドなしの「F30Cs.i.」が登場 photo:Michinari TAKAGI

アースカラーの「ブラウングラベル」が追加ラインアップ photo:Michinari TAKAGI
SMPからはパッドなしのモデルで人間工学に基づいた座骨を支える凹凸のサポートエリアが搭載されたショートリーチサドル「F20Cs.i.」と「F30Cs.i.」が登場。表面の天然皮革(ブラック)、マイクロファイバー(他カラー)の仕様となっている。
さらに、HELLとVT20C、VT30Cの3モデルにアースカラーの「ブラウングラベル」が追加ラインアップされた。多くのバイクに合うカラーリングとデザインで、バイクコーディネートしやすい。

DURA-ACEのシクロクロス向けの46-36Tが搭載されたクランクが登場 photo:Michinari TAKAGI

12速になったGRXのコンポーネントが搭載されたデモバイクを展示 photo: Michinari TAKAGI 
R7100シリーズの機械式105 photo: Michinari TAKAGI
シマノからはR9200シリーズのDURA-ACEのシクロクロス向けの46-36Tが搭載されたクランクが登場。そのほかにもR7100シリーズの機械式105や12速化になったGRXのコンポーネントが搭載されたでもバイクが用意され、変速の感覚を体感できた。
そのほかにも、新規取り扱い製品や注目のアイテムを写真で紹介していく。

パッシエの竹製ハンドルバー photo:Michinari TAKAGI

METはMIPS搭載モデルを多数展示 photo:Michinari TAKAGI 
コンチネンタルのロード用タイヤを展示 photo:Michinari TAKAGI

蛍光色を使ったサドルバッグとランタンルージュがおすすめのオーストリッチ photo:Michinari TAKAGI 
リドレーは人気があるグラベル系バイクを多数展示 photo:Michinari TAKAGI

イナーメオイルの説明も随時実施 photo:Michinari TAKAGI 
ブリサマリーナはスプレータイプとスティックタイプの日焼け止めが人気 photo:Michinari TAKAGI

スギノのブースには70TのZENチェーンリングを展示 photo:Michinari TAKAGI 
ディフィートの最新コレクションが並ぶ photo:Michinari TAKAGI

エンデューロバイクのナイナー WFO9 RDO photo:Michinari TAKAGI 
ディーエムアールバイクスからはディスクブレーキ台座が付いたキッズバイクが登場 photo:Michinari TAKAGI

携帯工具のReflex Fixed Torque Ratchet Kitがアップデート photo:Michinari TAKAGI 
ブリス BREEZEとキャップが一押し photo:Michinari TAKAGI

ライデアのビッグプーリー photo:Michinari TAKAGI 
シマノでは新製品のセミナーが行われていた photo:Michinari TAKAGI

プロテーパーとDMRのハンドルを展示 photo:Michinari TAKAGI 
iRCは新作のJETTY PLUSが一押し photo:Michinari TAKAGI
photo & text :Michinari TAKAGI

1924年に創業し、国内外多くのブランドを取り扱っているミズタニ自転車。国内ブランドではシマノやiRC、キャットアイ、オーストリッチに加え、海外ブランドはリドレーやメット、コンチネンタル、クリスキング、フィードバックなど自転車に関する非常に多くのブランドを取り扱っている。そして、2024モデルが集結したミズタニ自転車の展示会が浅草で開催された。
ミズタニ自転車がイタリアンロードヘルメットブランド"MET"のオフロードブランドであるBLUEGLASS(ブルーグラス)を取り扱い開始したのが、大きなトピック。

ロードレースで人気があるMETが総合サイクルヘルメットブランドであるのに対して、ブルーグラスはオフロードMTBやBMXに特化したヘルメットブランドになる。多くのオフロードヘルメットラインアップを有するが、ミズタニ自転車はその中でもフルフェイスのモデルに絞って展開する。
「最近はMTBゲレンデがたくさんできていますが、本人が気づかないようなところでハイスピードになっていることが多いので、パーク側もフルフェイスの装着を推奨しています。普段、パークでしか乗らない方でも購入しやすい価格設定になっています。」とミズタニの佐々木さんはブルーグラスの特徴を話してくれた。

フルフェイスのラインナップの中には、MIPSが搭載されたものもあり、更なる安全性を備えるものも。さらに、フルフェイスのヘルメットに合わせて、グローブも展開していくという。
イタリアンシューズブランドのDMTのブースにはロードやオフロード向きビンディングシューズの最新ラインアップが展示され、試着会も実施され多くのショップスタッフがサイズ感を確かめていた。



タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)のシグネーチャーモデルのセカンドバージョンが展示されていた。セカンドバージョンの特徴としてはアウトソールが白くなっているため、シューズ全体が真っ白になっているためデザイン性に優れる。シューズのアッパーにはポガチャルの心電図のハートビートがデザインとして入っている。
ノーマルのKRSLは「ユーザーからのリクエストが多かった」という待望のホワイトが登場し、足の甲のところまで白くなっているところが変更点だ。ロングセラーモデルのKR1のデザインが一新されている。

多くのスポーツ用からデイリーユースのバッグを展開するファウデは元々ブランド自体にウェアの展開があったが、2024年度から国内でも販売していくという。グラベル用とMTBなどオフロード系に絞って展開される。
「値段も1~3万円くらいの間なので、自転車のウエアとしては求めやすい価格になっている。USAのサイズ感なので、普段来ているサイクルジャージと同じサイズで問題なく着れます。来年のトレンドカラーがグリーン系なので、ウェアやザック、バッグも同様にそれに合わせたカラーリングになっています」と佐々木さんからアドバイスを頂いた。


SMPからはパッドなしのモデルで人間工学に基づいた座骨を支える凹凸のサポートエリアが搭載されたショートリーチサドル「F20Cs.i.」と「F30Cs.i.」が登場。表面の天然皮革(ブラック)、マイクロファイバー(他カラー)の仕様となっている。
さらに、HELLとVT20C、VT30Cの3モデルにアースカラーの「ブラウングラベル」が追加ラインアップされた。多くのバイクに合うカラーリングとデザインで、バイクコーディネートしやすい。



シマノからはR9200シリーズのDURA-ACEのシクロクロス向けの46-36Tが搭載されたクランクが登場。そのほかにもR7100シリーズの機械式105や12速化になったGRXのコンポーネントが搭載されたでもバイクが用意され、変速の感覚を体感できた。
そのほかにも、新規取り扱い製品や注目のアイテムを写真で紹介していく。

















photo & text :Michinari TAKAGI
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