「見失ったファンデルプールを最終ストレートで見つけ、勝利へと導いてくれた」と語るのは、2日連続勝利を挙げたヤスペル・フィリプセン。敗れたユアンやカヴェンディッシュ、落車したヤコブセンの状況など、ツール4日目を選手のコメントで振り返ります。
区間優勝&マイヨヴェール(ポイント賞)ヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク)

ハンドルを投げるヤスペル・フィリプセンとカレブ・ユアン photo:CorVos
―今日は(斜行の懸念があった昨日とは違い)疑いようのない勝利だね?
そうだね。僅差だったが、昨日よりは早く勝利が告げられた。明日のピレネーに向け、今日は楽なステージだった。だが最後のサーキットに入ってから落車する音が聞こえてきた。だから落車した選手たちの無事を祈っている。
最終盤はタイトなコーナーが混沌とした展開を作り出し、途中チームメイトを見失ってしまった。しかし最終ストレートでマチュー・ファンデルプールを見つけ、今日も僕を勝利へと導く素晴らしいリードアウトをしてくれた。だが最後脚が攣ってしまい、後ろからはカレブ(ユアン)も迫っていた。
サーキットでのフィニッシュは素晴らしかったものの、もっと幅の広いコースだと思っていた。またコーナーもトリッキーで、タイヤがグリップしてくれたおかげで猛スピードでコーナーに突っ込んでも滑ることはなかった。フィニッシュラインを通過した瞬間、勝ったと思ったが自信はなかった。でも暫くした後、正式に勝利が伝えられた。まだツールは4日間しか終わっていないものの、獲得したマイヨヴェールを守るべく全力を尽くしたい。
区間2位 カレブ・ユアン(オーストラリア、ロット・デスティニー)

惜しくも勝利を逃したカレブ・ユアン(オーストラリア、ロット・デスティニー) photo:CorVos
この結果のポジティブな面を挙げるとすれば、昨日よりも勝利に近づいたこと。勝利に足る速さは感じており、ほぼ完璧な展開だった。もちろん勝利を飾れていればこのプレッシャーから解放されて最高だったのに。でも諦めず挑み続ける。
区間3位 フィル・バウハウス(ドイツ、バーレーン・ヴィクトリアス)
勝利にこそ届かなかったものの、僕らチームはかなり良い走りができている。またスプリントステージでは僕らが最強だと示すことができている。フィリプセンに2度も勝利を奪われており、両方ともファンデルプールがスーパーストロングなリードアウトを見せた。しかし僕らは決して諦めることなく、この後2週間半の間に勝利を掴みたい。
区間5位 マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、アスタナ・カザフスタン)

ステージ5位に入ったマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、アスタナ・カザフスタン) photo:CorVos
ユンボ・ヴィスマ以外、全てのチームが”大惨事”だったと叫ぶような最終盤だった。みんなが周りを見渡し、背後を取るべき選手を探していた。僕の前にはストゥイヴェンに導かれたマッズ(ピーダスン)の姿があり、彼はいつも早めに仕掛けるのでその背後についた。だが向かい風で幅広いコースのなか、上手くは行かなかった。
スプリントに絡むことができなかったワウト・ファンアールト(ベルギー)について語るユンボ・ヴィスマのグリシャ・ニールマン監督

ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ) photo:CorVos
チームとして理想的な位置取りができた。ただ残念ながらワウトはチームメイトを見失い、何とか番手を上げたものの勝利を狙うことはできなかった。だがヨナス(ヴィンゲゴー)の安全確保という最も大切なことは達成できた。明日から2日間はピレネーに突入する。ここまでチームは良い走りを見せており、チーム全員が良いコンディションにある。
落車したファビオ・ヤコブセン(オランダ)の状態について説明するスーダル・クイックステップのトム・ステール監督

落車したファビオ・ヤコブセン(オランダ、スーダル・クイックステップ) photo:CorVos
今日は混沌とした最終盤でファビオが酷い落車に見舞われた。彼はバイクが3つに割れてしまうほど強く地面に叩きつけられ、たくさんの擦過傷を負った。明日から厳しい山岳が続く前日に、これは理想的な状況とは言えない。だがファイターであるファビオは戦い続ける。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
区間優勝&マイヨヴェール(ポイント賞)ヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク)

―今日は(斜行の懸念があった昨日とは違い)疑いようのない勝利だね?
そうだね。僅差だったが、昨日よりは早く勝利が告げられた。明日のピレネーに向け、今日は楽なステージだった。だが最後のサーキットに入ってから落車する音が聞こえてきた。だから落車した選手たちの無事を祈っている。
最終盤はタイトなコーナーが混沌とした展開を作り出し、途中チームメイトを見失ってしまった。しかし最終ストレートでマチュー・ファンデルプールを見つけ、今日も僕を勝利へと導く素晴らしいリードアウトをしてくれた。だが最後脚が攣ってしまい、後ろからはカレブ(ユアン)も迫っていた。
サーキットでのフィニッシュは素晴らしかったものの、もっと幅の広いコースだと思っていた。またコーナーもトリッキーで、タイヤがグリップしてくれたおかげで猛スピードでコーナーに突っ込んでも滑ることはなかった。フィニッシュラインを通過した瞬間、勝ったと思ったが自信はなかった。でも暫くした後、正式に勝利が伝えられた。まだツールは4日間しか終わっていないものの、獲得したマイヨヴェールを守るべく全力を尽くしたい。
区間2位 カレブ・ユアン(オーストラリア、ロット・デスティニー)

この結果のポジティブな面を挙げるとすれば、昨日よりも勝利に近づいたこと。勝利に足る速さは感じており、ほぼ完璧な展開だった。もちろん勝利を飾れていればこのプレッシャーから解放されて最高だったのに。でも諦めず挑み続ける。
区間3位 フィル・バウハウス(ドイツ、バーレーン・ヴィクトリアス)
勝利にこそ届かなかったものの、僕らチームはかなり良い走りができている。またスプリントステージでは僕らが最強だと示すことができている。フィリプセンに2度も勝利を奪われており、両方ともファンデルプールがスーパーストロングなリードアウトを見せた。しかし僕らは決して諦めることなく、この後2週間半の間に勝利を掴みたい。
区間5位 マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、アスタナ・カザフスタン)

ユンボ・ヴィスマ以外、全てのチームが”大惨事”だったと叫ぶような最終盤だった。みんなが周りを見渡し、背後を取るべき選手を探していた。僕の前にはストゥイヴェンに導かれたマッズ(ピーダスン)の姿があり、彼はいつも早めに仕掛けるのでその背後についた。だが向かい風で幅広いコースのなか、上手くは行かなかった。
スプリントに絡むことができなかったワウト・ファンアールト(ベルギー)について語るユンボ・ヴィスマのグリシャ・ニールマン監督

チームとして理想的な位置取りができた。ただ残念ながらワウトはチームメイトを見失い、何とか番手を上げたものの勝利を狙うことはできなかった。だがヨナス(ヴィンゲゴー)の安全確保という最も大切なことは達成できた。明日から2日間はピレネーに突入する。ここまでチームは良い走りを見せており、チーム全員が良いコンディションにある。
落車したファビオ・ヤコブセン(オランダ)の状態について説明するスーダル・クイックステップのトム・ステール監督

今日は混沌とした最終盤でファビオが酷い落車に見舞われた。彼はバイクが3つに割れてしまうほど強く地面に叩きつけられ、たくさんの擦過傷を負った。明日から厳しい山岳が続く前日に、これは理想的な状況とは言えない。だがファイターであるファビオは戦い続ける。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
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