マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、アスタナ・カザフスタン)はジロ・デ・イタリア第2休息日の5月22日に記者会見を実施。「これが最後のジロとなり、2023年が現役最後のシーズンとなる」と、今年限りの現役引退を発表した。



記者会見を開き、現役引退を発表したマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、アスタナ・カザフスタン) photo:Astana Qazaqstan Team

「これが僕にとって最後のジロ・デ・イタリアとなり、2023年がプロ自転車選手として最後のシーズンとなる。引退後の短期的、また長期的な予定について語るつもりはないが、引退してもサイクリストであり続けることは確かだ。今はこの25年間に渡り、僕を幸せにしてくれたレースを心の底から楽しみたい」。ジロ・デ・イタリアに出場中のマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、アスタナ・カザフスタン)は、第2休息日の5月22日(月)に行った記者会見でそう語った。

前日の5月21日に誕生日を迎えたカヴェンディッシュは38歳。2006年にTモバイルでプロデビュー後、通算161勝は現役選手としては最多を誇り、2021年のツール・ド・フランスでは最多区間勝利記録の34に並んだ。そして今年、その記録を更新すべく現役最後のツールへの出場を予定している。

カヴェンディッシュが記者会見で語った詳しい内容については、別記事でお伝えします。

text:Sotaro.Arakawa