新城幸也擁するバーレーン・ヴィクトリアスのメンバーが着用するルディプロジェクトのヘルメットとアイウェア。そのラインアップの定番モデルDELTABEATに新色フローズンアッシュが登場した。環境に配慮した新素材を使用する二眼式アイウェアを紹介しよう。



ルディプロジェクト DELTABEAT

1985年にイタリアで創設されたヘルメット/アイウェアブランドのルディプロジェクト。自転車競技やトライアスロン、マラソン、ゴルフのアスリートから支持されるブランドであり、様々なスポーツにフィットするデザインの製品を多数展開している。その中の一つがDELTABEAT(デルタビート)だ。

自転車用アイウェアのトレンドとなっている大型一眼レンズとは異なり、トラディショナルな二眼レンズを採用することがこの製品の特徴。レンズサイズも小さめとされているが、テンプルから上方にオフセットしたフレームと縦に広いレンズ形状によって、深い前傾姿勢時にも視界が遮られにくくなっている。またレンズには2つのベンチレーションホールが備えられており、曇りにくい通気性を確保した。

レンズは上側にオフセットしたデザインとなっている

自由に調整できるノーズピース
テンプル先端部分にはラバーグリップが備えられている



レンズは球面形状とされている上、自由に調整できるノーズパッドと相まってレンズと顔の距離を適切に保てる。皮膚やまつ毛などがレンズに触れづらいため、ライド中に油汚れがレンズに付着しにくいことが魅力だ。テンプルも先端に向かうにつれて内側にクランクするデザインとされており、こめかみ部分はストレスフリーかつ通気性向上に貢献しつつ、耳上ではしっかりと支えてくれるホールド力を実現している。

DELTABEATはヒマシ油由来の再生可能原料から作られる高性能ポリアミド「リルサン」を素材としていることも特徴。リルサンはフレキシビリティや靭性、耐衝撃性、耐薬品性に富むため、スポーツ用のアイウェアに適しており、その恩恵をDELTABEATも受けている。高まる環境への意識と、ルディプロジェクトの製品開発の方向性が合致したモデルだ。

テンプルにもベンチレーションホールが備えられている

眉尻部分にはベンチレーションホールが備えられている

そんなDELTABEATに新色のフローズンアッシュフレームと、インパクトX2調光レンズの組み合わせが登場した。スケルトンカラーのフレームはペイントにはない独特な雰囲気を演出しており、さまざまカラーのヘルメットとの相性もバッチリ。レンズは日光を受けると徐々にブラックのミラーレンズへと変化するため、人目を気にせず着用できるのも嬉しい。価格は26,400円(税込)。



ルディプロジェクト DELTABEAT
フレーム素材:リルサン
レンズサイズ:縦51mm、横69mm
フレームカラー:フローズンアッシュ
レンズカラー:インパクトX2調光レーザーブラック
価格:26,400円(税込)


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