ツール・ド・フランス第11ステージのスプリント争いの末6位になった新城幸也(Bboxブイグテレコム)。快挙と言われた2009年のツール・ド・フランス第2ステージでの5位に引き続きステージ上位に食い込んだ。レース後のコメントを紹介する。

なおゴール直後のため順位に確証がもてない状態でのコメントであることをご了解ください。

ステージ6位の結果を残した新城幸也(Bboxブイグテレコム)ステージ6位の結果を残した新城幸也(Bboxブイグテレコム) (c)Makoto.AYANO新城:6、7、8位のどれかみたいですよ。

―最後はどんなスプリントだったんですか? 自分のためのスプリントだった?

新城:セバスチャン・テュルゴーと絡めませんでした。一緒に行こうとしたんですが、離れてしまったんです。一緒にいられなかったからひとりで(スプリントに)行きました。

最後は危ない危ない!。 下っていたので速かったです。しょうがないから自分でスプリントをしました。

(ゴールラインが)遠かったですね。でもあそこで行くしか前に出る方法がないんです。(テュルゴーを)待つことはできなかったですね。待ったら(集団に)埋もれてしまうのが分かっていたので。
ペタッキの後ろに入ろうと思ったんですが入れなかったんです。

―似た展開なら次はもう少し順位は上げられると思う? 

新城:今回のスプリントは全開で踏み倒しました。向かい風でしたからね。身体がでっかい人は向かい風でも関係ないみたいですね。加速していきますから。僕なんか300mも風受けたら失速しちゃいます。

―まだ正確な順位がわかりませんが2回目のトップ10です。何か思うことは?

新城:また頑張ります。だんだんこの暑さが涼しく感じるようになってきました。

―逃げに乗ることは考えなかった? 今日もいつもどおりスタートゼロkmでアタックが決まってそのまま逃げグループができて逃げて行きましたが。

新城:あの逃げにはまったく興味がなかったです。

―逃げが決まった後はスプリントで行こうと切り替えた?

新城:そうです。

(ここでチームバスが帰路に着くために中断・終了)