創業より120年以上の歴史を持つ老舗ブランドのセッレイタリア。サステナビリティを意識し、再生可能素材と最先端技術を駆使して作られた"GREEN TECH"ラインのMODEL Xに、自然を意識させる新カラー"MODEL X Leaf"が加わった。



セッレイタリア MODEL X Leaf SUPERFLOWセッレイタリア MODEL X Leaf SUPERFLOW (c)フカヤ
現在様々な分野において重要視されているサステナビリティ(持続可能性)。地球温暖化や環境汚染、資源の枯渇等、様々な問題が山積する中、工業製品の生産工程においても環境への配慮が求められる時代となってきた。

120年以上の歴史を持つ老舗サドルブランドであるセッレイタリアも、未来に向けた取り組みとして"GREEN TECH"を開始。接着材や溶剤を使用せず快適なパッドを搭載することが可能な新プラットフォームの開発、それに伴う自動化によるライン生産への移行による生産ロスの減少、再生可能素材の採用など、次世代を見据えたこの特許取得済みの開発・生産手法をセッレイタリアはGREEN TECHと呼んでいる。

特許取得済みのGREEN TECHによって製造されている特許取得済みのGREEN TECHによって製造されている (c)フカヤ
さらに、生産に際してはセッレイタリアの本社にほど近い協力企業と共に行われており、生産工程の部材輸送によるCO2排出を抑えているほか、サドルを廃棄する際には容易にリサイクル出来るようになっている。

そのGREEN TECHのコンセプトを最初にサドルとして具現化したのが"MODEL X"。アンダー1万円と、同社のサドルラインアップ中ではエントリークラスに位置づけられるだろう製品だが、それを感じさせないスポーティでスタイリッシュなシルエットを実現している。

ルックスとしては同社のNOVUS BOOST EVOと近く、価格を越えた性能を有していることは想像に難くない。MODEL Xのラインアップとしては、パッドが薄くスポーティーな"MODEL X GREEN SUPERFLOW"と、より分厚いゲルパッドを採用した"MODEL X GREEN SUPERFLOW COMFORT+"が用意されている。

接着材を使用しない新プラットフォームを採用接着材を使用しない新プラットフォームを採用 (c)フカヤ
今回その中に加わったのがMODEL X Leaf SUPERFLOW。形状としては既存のMODEL Xと同様で、サドルトップ部分に自然をイメージした「葉」をモチーフとしたグラフィックが描かれている。

ウェーブ形状のサドルトップはしっかりとライダーを支えてくれ、前へ蹴りだすようなペダリングもしっかり受け止めてくれる。サドルレールは7mmφのFec Alloyレールを採用。重量は315g。価格は8,030円(税込)。



セッレイタリア MODEL X Leaf SUPERFLOW
レール:Fec Alloy φ7mm
サイズ:W145×L245 mm
重量:315g
価格:8,030円(税込)