シマノは5月25日、DURA-ACE FC-R9200-PとULTEGRA FC-R8100-Pの新ファームウェア「フォースベクトル」を公開した。クランクの全回転を通じたペダリング力の方向と強さを測定し、ヘッドユニットでリアルタイムの可視化が可能になった。以下、プレスリリースより。



ペダリング情報がリアルタイムで表示可能にペダリング情報がリアルタイムで表示可能に (c)シマノ
ペダリングモニターの画面表示例ペダリングモニターの画面表示例 (c)シマノE-TUBE PROJECT Cyclistで公開された新ファームウェアは、シマノのパワーメーター「DURA-ACE FC-R9200P」と「ULTEGRA FC-R8100P」の隠れた性能を明らかにし、技術力を向上させるものです。「フォースベクトル」と名付けられたこの新ファームウェアは、クランクの全回転を通じたペダリング力の方向と強さを測定します。これは、シマノのE-TUBE RIDEスマホアプリ、シマノ独自のIQアプリを搭載したGarmin Edge、またはWahoo ELEMNTヘッドユニットでリアルタイムに可視化することが可能です。

クランクアームの左右12カ所(30度ごと)に荷重データを表示・記録し、ペダルを一回転させるごとに送信。ケイデンスにもよりますが、1分間に約10,000回の力覚がクランクセットで記録され、ヘッドユニットに送信されます。この情報は、ヘッドユニット上で正回転力を青、逆回転力を赤で表示し、リアルタイムで簡単に視覚化することができます。

ペダリングのベクトル情報をトレーニングに活用することで、ライダーはペダリングの非効率性を把握し、トレーニング方法の改善や、長期的なライディング効率向上に向けた具体的なトレーニングにつなげることが可能です。

対応するヘッドユニットだけでなく各アプリを利用すればスマートフォンでも表示できる対応するヘッドユニットだけでなく各アプリを利用すればスマートフォンでも表示できる (c)シマノクランクの全回転を通じたペダリング力の方向と強さを測定クランクの全回転を通じたペダリング力の方向と強さを測定 (c)シマノ
また、対応ヘッドユニットでのフォースベクトルライブ表示に加え、Garmin Connect、Wahoo ELEMNTアプリ、E-TUBE RIDEアプリと接続し、SHIMANO CONNECT Labでライド終了後にフルデータを確認・分析することが可能です。

CONNECT Labでは、クランクを回転させたときの力のかかり具合や、どの部分でより大きな力が必要だったか、その力をどれだけ効率よく発揮できたかを確認することができます。さらに、シッティングとダンシングの違いや、前後のギアチェンジの回数なども表示されます。これらのトレーニングツールを活用することで、ライダーのパフォーマンス向上と効率化を図り、より強く、より楽しいライド体験を提供します。

ファームウェアはSHIMANO E-TUBE Projectから入手可能です。

表示設定やSHIMANO CONNECT Labへのライドデータ転送など、Force Vectorファームウェアの詳細については、各地域のSHIMANO Power Meter Technologyのページをご覧ください。

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