春の大一番、ミラノ〜サンレモを制したのはマテイ・モホリッチ(スロベニア、バーレーン・ヴィクトリアス)。最後の丘ポッジオの下りで抜け出し、必死に食い下がる追走グループを振り切って勝利した。



ポッジオのダウンヒルで抜け出し、独走するマテイ・モホリッチ(スロベニア、バーレーン・ヴィクトリアス)ポッジオのダウンヒルで抜け出し、独走するマテイ・モホリッチ(スロベニア、バーレーン・ヴィクトリアス) photo:CorVos
ミラノ〜サンレモ初制覇を遂げたマテイ・モホリッチ(スロベニア、バーレーン・ヴィクトリアス)ミラノ〜サンレモ初制覇を遂げたマテイ・モホリッチ(スロベニア、バーレーン・ヴィクトリアス) photo:CorVos
勝負が決まったのは登りではなく下りだった。優勝候補がポッジオで火花を散らす中、数秒遅れで頂上を超えたマテイ・モホリッチ(スロベニア、バーレーン・ヴィクトリアス)は一気に遅れを挽回し、そのまま全員を抜き去って独走体制に。ドロッパーシートポストを武器にリードを稼いだモホリッチが、サンレモのフィニッシュラインまで誰よりも速く駆け抜けた。

バイクを指差してフィニッシュしたモホリッチが、自身6度目のミラノ〜サンレモで、スロベニア人選手として初制覇を達成。自身初のモニュメント初制覇を遂げている。2位は追走グループから飛び出したアントニー・テュルジス(フランス、トタルエネルジー)、3位は小集団スプリントの頭を取った今季ロード復帰戦のマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)だった。

詳報は追って掲載します。
ミラノ〜サンレモ2022速報結果
1位 マテイ・モホリッチ(スロベニア、バーレーン・ヴィクトリアス) 6:27:49
2位 アントニー・テュルジス(フランス、トタルエネルジー) +0:02
3位 マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)
4位 マイケル・マシューズ(オーストラリア、バイクエクスチェンジ・ジェイコ)
5位 タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)
text:So.Isobe