サドルトップとベースが別体となり、着脱が可能なサドルをリリースするレペンテ。定番モデルのSPYDとPRIMEの第三世代はベースが従来よりも10mm拡幅されたモデルとなった。幅広サドルを使うライダーを想定し、厚めのパッドがアセンブルされていることが特徴だ。



レペンテ Prime 3.0レペンテ Prime 3.0 (c)レペンテ
大小様々なサドルブランドが集まるイタリア北部。そこに拠点を構えるブランドの一つがレペンテだ。RLS(レペンテ・ロッキング・システム)という構造を開発し、ユーザーがクッションとベースを脱着させられるサドルを実現したブランドだ。

RLSを採用することでサドルレールはシートポストにクランプした状態のまま、サドルトップだけを交換することが可能。好みのシートを見つけるまで気軽にシート部分を変えることができるというシステムとなっている。

レペンテ Spyd 3.0レペンテ Spyd 3.0 (c)レペンテ
そんなRLSを採用するレペンテのラインアップで定番のPrimeとSpydの第三世代が登場している。大きな違いはサドルの幅が10mm拡幅し、142mm幅となった。ベースのアナトミカルチャネルも幅が広げられており、体への圧力がかかりにくくなっているという。

幅広になるとともにパッドの厚みも増している幅広になるとともにパッドの厚みも増している (c)レペンテ
また、平均以上の体格にマッチする142mm幅モデルということもあり、アセンブルされているパッドも厚めの物が採用された。パッドに採用される素材は軽量性と衝撃吸収性に優れたEVA。

今回紹介する2種類の違いはサドルトップとなり、Primeは穴あきパッド、Spydは穴なしパッドとされている。ベースは共通してロングカーボンファイバー素材を使い、レールはUDカーボンを採用している。価格は19,800円(税込)。

赤い部分がサドルパッドのピンであり、3点でトップとベースを固定する赤い部分がサドルパッドのピンであり、3点でトップとベースを固定する (c)レペンテ
レペンテ Prime 3.0
パッド表面:Water-based microfiber
パッド素材:Super lightweight Eva foam
パッドサポート:PA12 Carbon Reinforced
ベース:PA12 Long Carbon Fiber (LCF)
レール:UD Carbon Fiber T700 Ø 7x9 mm
サイズ:275 mm x 142 mm
重量(±5%):160g
カラー:Black
価格:19,800円(税込)

レペンテ Spyd 3.0
パッド表面:Water-based microfiber
パッド素材:Super lightweight Eva foam
パッドサポート:Carbon Reinforced
ベース: Long Carbon Fiber (LCF)
レール:UD Carbon Fiber T700 Ø 7x9 mm
サイズ:275 mm x 142 mm
重量(±5%):165g
カラー:Black
価格:19,800円(税込)