創業110周年を迎え数多くのオリジナル製品のリリースを行うフカヤ。次なるプロダクトはダボスのD-309というカーボンロードバイクだ。ネオ・スポルティーフというコンセプトを掲げ、遊びの幅を広げつつもスポーツバイクらしい疾走感を楽しめる1台となっている。



ダボス D-309ダボス D-309
2021年春にネオ・ランドナーという新しいコンセプトでリリースされたツーリングバイクのD-604。創業110周年の節目にフカヤがダボスから発表した意欲作で、グラベルやバイクパッキングツーリングといった遊び方を楽しもうという想いのもと開発された1台だった。

そんなバイクをラインアップに加えたフカヤのダボスに早くも新車"D-309"が追加される。D-309で掲げられたコンセプトは「ネオ・スポルティーフ」。D-604のネオ・ランドナーと同じ様に、既にある自転車のジャンルやそれに紐付いた遊び方を再解釈し、現代に蘇らせた。今回も開発に携わったフカヤの社員の言葉からネオ・スポルティーフを紐解いていこう。

トップチューブバッグ用のアイレットが備えられているトップチューブバッグ用のアイレットが備えられている
スポルティーフがどのようなバイクかを掘り起こす前に、改めてランドナーの特徴を振り返っておこう。ランドナーは650A、650Bといったホイールサイズに太めのタイヤを装着し、ラックやキャリアを駆使したキャンプツーリング、パスハンティングなどで活躍する車種。今で言うアドベンチャーライドを楽しむためのバイクだ。

対して、スポルティーフは700Cのホイールを装着し、ロードレーサーのように速いスピードで自転車を楽しむもの。レーサーと異なるのは比較的太めのタイヤがチョイスされており、快適かつ速く走る自転車であり、今で言うエンデュランスロードやオールロード的な存在だ。

フロントフォークには3段のボトルケージ台座が用意されているフロントフォークには3段のボトルケージ台座が用意されている
ネオ・スポルティーフもツアラーとして使うことのできるようにフェンダーマウントなどを備えているが、長距離のライドで速度域を高めて走りたい方に最適だという。もちろん世界的に流行しているグラベルを織り交ぜて走っても良いし、そこを楽しめるだけの懐の深さは持ち合わせている。

これらのコンセプトの違いをわかりやすく表しているのが、それぞれに装着するコンポーネントの想定だ。ネオ・スポルティーフの場合はシマノULTEGRAのようなロードコンポーネントで、ネオ・ランドナーの場合はシマノGRXが視野に入っているという。ロードコンポーネントの大きなギア比で、ハイスピードで駆け抜けることが想像できるだろう。

リアステーにはラックとフェンダーマウントが備えられているリアステーにはラックとフェンダーマウントが備えられている
車体のスペックで気になるポイントは、ブランド初となるカーボンフレーム+フォーク、油圧ディスクブレーキ、ハンドル周りのケーブルが内装式など、現代的な設計が行われていること。クラシカルなコンセプトを呼び起こしたバイクだが、懐古的になりすぎず、今のユーザーの求めるバイクとして作られている。

フレームは快適性を生み出すためにシートステーは細めの設定としつつ、登坂やグラベルでの走行性能も確保するためにチェーンステーは剛性が高く作られている。

コンパクトなリア三角は快適性と剛性の両立を図っているコンパクトなリア三角は快適性と剛性の両立を図っている
ペダリングパワーを受け止めるチェーンステーペダリングパワーを受け止めるチェーンステー
また、フロントフォークもD-309に適したものがアセンブルされている。D-604の場合は剛性が高くブレードが太いモデルだが、D-309はロングライドで走る時に必要な硬すぎず、柔らかすぎないフォークを採用。フェンダーマウントは備えられているが、キャリア用アイレットは備えられていないことからも、荷物を多く積むというよりは、走りを重視していることがうかがえる。

タイヤクリアランスの最大幅は50C(フェンダーなし)としているのは、フェンダーを装備した状態でも太めのタイヤを装着できるようにするため。フカヤの牧さんは「ネオ・スポルティーフのコンセプト通り軽快な走りを活かしたいので、タイヤは最大でも40Cくらいが丁度よいところだと思います」と言う。アグレッシブにグラベルを攻めたい方はもちろん最大幅の50Cタイヤを活かしてもよいだろう。

ステムの下側にケーブルを這わせヘッドから内装するステムの下側にケーブルを這わせヘッドから内装する
特にケーブルの内装式については、開発時に採用の可否について熟慮を重ね、採用という決断をしたという。ケーブル内装式のメリットはハンドルバーバッグを装着する時にワイヤー類が邪魔にならないことなど。機材の進化に伴い受けられる恩恵は多いと言う。

ハンドルバーバッグやトップチューブバッグなど小ぶりなバッグを装着してのサイクリングこそがD-309で活躍しそうだ。「最近、我々はワンウェイのサイクリングを推奨しています。例えば名古屋を出発するのであれば下呂や飛騨高山まで一気に走って、帰りは電車で戻ってくるみたいな遊び方もアリじゃないかなと思っています。ストレージに輪行袋やショートパンツなどを入れておけば、電車でも帰って来やすいですし」と牧さんは語る。

シートチューブでダボスのエンブレムが輝くシートチューブでダボスのエンブレムが輝く
シートチューブ裏は切り欠かれ、ディレイラー用のケーブル出口が設けられているシートチューブ裏は切り欠かれ、ディレイラー用のケーブル出口が設けられている
小ぶりのハンドルバーバッグなどのストレージを駆使すれば、時間が限られ日帰りサイクリングしかできない方でも行動範囲を広く持ち、小旅行を自転車で楽しめるようになるはずだ。

ダボス初となるカーボンバイクの大きなトピックの一つが価格だ。ダボスはランドナーなども含め、車体と車体に紐づく遊び方を始めてみたいという気持ちに応えるために、敷居を低く設定していると言う。日本でもグラベルイベントが定着し始めており、それに出てみたいという方の最初の一台として最適だろう。

フレームセットに専用ステム、カーボンシートポストが付属し、187,000円(税込)という値付けが行われた。非常にリーズナブルな設定の背景にはフカヤが創業110周年という節目を迎えていることにある。特別価格のため、気になる方は早めに販売店でチェックしてみたほうが良さそうだ。

ダボス D-309ダボス D-309


ダボス D-309
フレーム:ハイモジュールフルカーボンフレーム(ラック/フェンダーマウント付き)
フロントフォーク:フルカーボンフォーク(ラック/フェンダーマウント付き) コラム未カット
フレーム重量:約1117g(塗装済・Sサイズ実測)
フォーク重量:約460g(塗装済・コラムカット実測)
ステム:内装式コラム対応 カーボンステム 90mm付属
ブレーキマウント/BB仕様:前後フラットマウントブレーキ/BSA 68mm
前後スルーアクスル:F12×100、R12×142 (M12*P1.5mm)
クランク/チェーンリング:シングル46T(max), ダブル50T×34T(max)
ローター径:F/R 最大160mm対応 ※後160mmの場合は要アダプター
シートポスト:27.2mm×350mmカーボンシートポスト付属(ダブルクランプ)
タイヤサイズ:700c Max 50mm/ 650b Max 50B(2.00)mm
カラー:Forest Dawn Grey(フォレスト ドーン グレー)
価格:187,000円(税込)
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